2015/04/05

いつの間にやら新プロジェクト始動

東京の桜は満開を迎えたと同時に強風に曝され、すでに花吹雪。

そんな中戻ったところ、こちらも冷たい風の吹きすさぶ雨模様。

東京に一足遅れて満開となった(らしい)川沿いの桜もびっしょり。
千本桜を愛でる「さくら祭り」は中止にはならなかったようですが、客足はまばらだったようで「実施しています」と宣伝カーが町中を回っていました。

とはいうものの、厚手のタートルを着るほどの寒さではなく・・・。
せっかく編みあがったCaramel Latteですが、来冬まで眠らせておくことになりそうです。
残念。

さて、新しい仕事も明日から新年度を迎えます。
私自身は一か月で少し慣れたとはいえ、また「なんなのここ?言われてることも分からないんだけど??」な新入りさんたちが入ってくる予定なので、しばらくは気力と体力の限界に挑戦する日々となりそうです。

そんなわけで、編みたいものは色々あるのですが、新しいプロジェクトを始めても編める時間が取れなさそうな現状。

一番編みたいOutlinedは初挑戦となるVikkel Braidなる技法があるので、集中力を要しそう。


常にグッタリぼんやりしている昨今の状況では避けたい。

以前Shibui Linenでトライして諦めた(この記事→)Robinを今度の秋目指して手持ちの冬糸(よりどりみどり)で編もうかなぁ・・と考えたりもしましたが、ストライプ(正確にはボーダーだろうか?)を編んだことのない私が、この編み時間の取れないときに編むにはちょっとね。


Frogの再来(ケロケロ)となりそう。

じゃあ、初夏を思わせるa hint of summerを昨年の夏に準備したHolst Garn Coastで編むのはどうよ?(この記事→
もともと玉だからすぐ始められるし、夏までのは完成するんじゃね?

 
あ、でもやっぱりストライプ。
却下。

あ”ぁぁぁ!!

とういわけで、結論。


「単色でa hint of summer」

パチパチパチパチ。

皆様素敵な色の組み合わせでシマシマシマシマ編んでいらっしゃいます。
私も昨年YarnaholicさんとFynさんでHolst Garn Coastを4色計8玉も購入して色合わせをあれこれ考えていましたよ。はい。

でもね、今シマシマに囚われている余裕がないの。

そんなわけで、「触りたい」と語っていたLife in the Long Grass / Silk Merino Sock (col. sea sparkle)
で編むことにしました。

Provisional Cast On (別糸で編んだ鎖から拾う作り目)から編み始めて襟ぐりの後ろになる辺りを編んでいるところで帰省。
帰省中も色々予定があり、あまり編めませんでしたが、帰りの新幹線と高速バスでそこそこ進み、昨日今日と(私にしては)せっせと編んで、やっとVネックの形が完成しそうな気配。
ここが済めば、輪にしてグルグル編むことができます。

ここに至るまで、構造が謎でした。
でもそんな「?」な感じもなんだかワクワク。
触っているだけで、メリヤス砂漠が広がっていくだけで、ウットリするような糸だからこそかな。
もちろん、パターンの秀逸さもあるのですが。



別糸の鎖から編み始め。
平編みのまま13cm分メリヤスを編んだら、糸を切って目を別糸に。
編み始めの鎖を解き、目を輪針に取って一列表目を編む。
裏面を少し編んだらその目を別糸に取り(あとで左肩になる)、さらに首後ろになる部分を伏せ目。
残りの目は右肩~右胸となるようにGerman Short Rowsや増し目をしながら肩とVネックを形づくる。
そして、先に編んだ13センチ分の背中とだいたい同じ長さ(ストライプの場合はもっと厳密だよね)になったら、糸を切り、目を休ませる。
先に休ませておいた左肩になる目を針に戻し、右肩~右胸同様に左も形作る。

そうこうしているうちに、背中で休ませておいた目を同じ針に戻して脇でつなぎ合わせる。
が、ここではまだVネックが繋がっていないので相変わらず平編み。

はい。意味不明よね。

編んだことないと、こうやって書いていても「はぁ??」でしょ?
編んでいても果たしてあっているのか五里霧中な感じでしたよ。

でもね、びっくりですよ。
ちゃんと形になっていくんですから。

Purl(裏メリヤス)が苦手な私としては、平編み作業は極力少なく、早くグルグル編みに移りたいところなのですが、でも徐々に形が見えてくるのが迷路を進んでいるような、パズルを解いているような、なんともいえないワクワク感に満ちていて、いつになく集中して編めてしまいました。

さて、春休みも今日でおしまい。

仕事が始まっても少しずつ編めるといいなぁ。。。

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