2014/07/10

Playful Citrus 着画と感想

汗だくで帰宅した9歳児に完成したばかりのカーディガンを試着してもらいました。


 
Playful Citrus by Elena Nodel
Size: 8-9
Yarn: Three Irish Girls Extrafine Merino Lace (col. Sea Glass)
Needles: US4 (3.5 mm)

指示したポーズをとってもらうのにはやや苦労。
習い事の時間までに宿題もしなきゃならないし、おやつも食べたいし、何より暑い!ってところかな。


横はこんな感じ。

ユラユラ~ふわふわ~。
とっても軽やかなカーディガンです。

綿で編んだら真夏の冷房よけにピッタリ・・だったかも。
 

実は、まだ水通しが出来ていません。

何せ台風が近づいていますので。

昨日までは雲が広がる日が続いていたものの、時々晴れ間もあったのですが、今朝からはいよいよ風雨も強まり、今は大雨洪水警報も発令されています。
学校からも下校時刻を早めるとの連絡がありました。

全国的に被害が出ているようですね。
まだ当分風雨が続くようですが、これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

さて、感想など。

1.パターンのこと: 
驚くべきは、そのサイズの豊富さでしょうか。
6か月のベビーサイズから12~14歳の小柄な大人でもOKなサイズまで、一つのパターンで編めてしまいます。
とはいえ、簡単にサイズ調整できそうなパターンですし、糸を替えて編むだけでももっと大きなサイズにもなりそうなので、ママとベビーでおそろい♥なんていうことも可能ですね。

我が家の9歳は、学年でも2~3番目に小柄なので、海外のパターンを編むときにはサイズ選びにいつも悩みます。
今回は、糸の量が限られていたこともあり、当初は6~7にしようかとも思ったのですが、結局8~9にしました。

COについては、「指で作る作り目など、お好みの方法で」とあったので、私は最近こればかり・・のcable cast onにしました。
しつこいようですが、あらかじめ必要な糸量を計算したり予想したりしなくて済むので、糸量に余裕がないときには助かります。
作り目がそのままネックラインになるトップダウンのパターンでは、エッジがキレイなこともポイント高し・・です。


襟ぐりの端はこんな感じ。
裏面を返して撮影したところです。
(分かりにくくてごめんなさい。)

実にシンプルで分かりやすいパターンでした。
Lace weightという極細糸のメリヤス砂漠である点さえ気にしなければ(私にとってはそこが一番のハードルでしたが)、トップダウンの入門編としていいのではないでしょうか。

2.変更点
ほとんどパターンどおりに編みましたが、2~3変更した点があります。

一つ目は、カーディガンの端のガーターバンド部分の幅です。

パターンでは、3目になっていますが、私はもう少し太くしたかったので、5目にしました。
この部分だけは、裏メリヤス編み(purl)の面でも表メリヤス編み(knit)をします。
途中、なんどか編む数を間違えてしまい解いたので、パターンには指示されていませんでしたが、両端それぞれから5目のところにマーカーを入れるようにしました。

二つ目もガーターバンドがらみなのですが、端の最後の目をすべり目にしました。

つまり、表編みのときは、最後の目を糸端を手前に持ってきてすべらせ、裏面を編むとき、このひと目めから表編み・・・。
裏面の最後も同様に最後の目は編まずに、糸端を手前に持ってきてすべらせ、編み地を返す・・を繰り返しました。
それにより、編み地の端がとてもキレイに仕上がりました。


すべり目して編み地の端をキレイにしてみたところ。
そんなにキレイじゃないかな??(爆)
(水通ししたらもう少しキレイに目が揃う・・予定。)

これは、昨年帰省した際に府中の「ひつじだま」でCassieさんに教えていただいた小技なのですが、世の編みらーの皆様にとっては当たり前なんでしょうか。

三つ目は、袖です。

先日、完成報告の記事にも記載したとおり、糸が足りなくなってしまい、半袖になりました。
本当は七分ぐらいを目指していたので、ちょっとショックです。
何せ、身頃をBOした時点で、糸の残量が14gでしたから・・・。

とほほ。

すそ広がりの形ゆえに、脇下から裾までの測り方が少し違っていたようで、どうもパターン指定より長く身頃を編んでいたようです。
少し解いて袖用の糸を確保してもよかったのですが、片袖が編めた段階で娘に着せてみたところ、本人は「袖も丈もこの長さでいい」というので、そのままにしました。

それと、片袖が編めた段階で糸の残量が8gだったので安心していたのですが、もう一方の袖を同様に編んでみたところ、BOの途中で糸が足りなくなるという大問題が発生しました。

袖の編み始めの糸端などを切ってかき集めても足りそうになかったので、最初に編んだ袖のガーター編みを1段(最後の表編み)解いて、BOしなおし、反対の袖も同様に表編みを指定より一段少なくしてBOしました。

3.糸のこと
Three Irish Girls Extrafine Merino Laceは、わりとフワフワ柔らかい糸です。

実は、ヨワヨワ痒がり肌の私にはちょっとチクチク感じるのですが、例えばShibui Knits Linenのようなカサカサ糸を扱った後に触れるとホッとする柔らかさがあります。

きっと、ほとんどの方には優しい糸と感じられることでしょう。

Sea Glassという色は、ごくごく淡~いブルーグリーンです。
といっても、ご覧のとおり、単色ではなく、濃淡があり、光の加減によっては薄っすらベージュやグレーも感じられる、Three Irish Girlsらしい素敵な色です。

残念ながら私にはあまり肌映りのいい色ではなかったのですが、子供に着せてみたところ、爽やかでよく似合っています。

当初はFeatherweight Cardiganを編むつもりで購入した糸だったのですが、上手く1玉を使い切ることができてホッとしています。

さて、次はMix No 13を進めなくては。
ちょっと苦戦していますが、やっとパターンも頭に入って進みが早くなってきたので、前後身頃に分けて平編みに変わる個所までは、グルグルちゃっちゃと編んでしまいたいものです。
 

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