2019/04/07

何年ぶりかの玉巻

珍しく連日の投稿です。
何せショッキングな出来事があったので、まずはそのことを吐露したく。

素敵なケーブルカーディガンAlpengluhenが間もなく完成します。
あとは右身頃にボタンホール付きのバンドを編みつけるだけなので。
昨夜左側のバンドを編みましたが、段から目を拾うための計算という億劫な作業を含めても30分くらいで出来てしまったので、さっさと始めれば15分くらいで完成です。
まぁブロッキングして、ボタンを縫い付けて・・なんていう工程が残るので、こちらで紹介するのは当分先になってしまうでしょうけれど。

で、次のプロジェクトは何がいいかなぁと少し前から考えていたのですが、暖かくなってきたし、ウエアよりショールにしようかなぁ・・なんて言いながら候補を挙げていたわけですよ。
それで、編みたいパターンに合う糸を探してYarnaholicさんやAmirisuさんをウロウロしていて・・気づいてしまいましたよ。

昨日紹介したTurtle Doveの指定糸、Woolfolk LUFTは

Amirisuで絶賛発売中!
ガクッ・・

送料考えなくても買えましたよ、国内で。
中途半端な糸で編んでしまった自分をぶん殴りたい気分。

そんなわけで、Turtle Dove着分8玉を買い物カゴに入れて・・・

あぶないあぶない(汗)

ポチリそうになりました。

送料無料まであと1400円♪
素敵なリネン糸も次いでに6カセ買おうかなぁ♪

・・なんて考えながら指が勝手に動いていました。

あれ?同じような色のリネンあったかしらん?
と思った自分を褒めてあげよう。
和室の押し入れを開け、衣装ケース引っ張り出し・・

驚愕

そうよ。私こんなに「罪庫」があるんだった。

あっぶな。
2万円分も毛糸買ってる場合じゃなかった。

というわけで、例によって前置きがとてつもなく長くなりましたが、次に編むものの方向性を検討しなおし、衣装ケースの中からとりあえず3種類取り出し、いつでもCOできるように玉巻しましたとさ。

だいたい横浜に戻ってきてから一度も玉巻していない(と思う)から、少なくても3年ぶり??
我ながらよく覚えていたわ。(そんなに難しいことじゃないけど。)


Malabrigo Finito 
Colorway: Coffee Toffee
4かせ分

これはもともとカーディガンAisanceでも編もうと思って買ったんだと思うのですが、Ravelryをウロついて、こちらのプルを編むことにしました。


日本人ニッターさんも含め多くの方が素敵なプロジェクトをアップされていますよね。
実はだいぶ前からFavoritesには入れていたのですが、少し前の私にはハードルが高すぎるように思えていました。
今なら挑戦できそうな気がする!(成長だ!)

次に玉巻したのがこちら。


Shibui Knits Linen
Colorway: Lime
4かせ分

これは濃紺と白も持っていて、玉巻済みなのですが、別のものを編もうとして挫折してそのままになっているため、なかなか編む気が起こらなかった糸なんですよね。
リリヤーンで編みやすい糸ではないですし、何より玉巻のときからホコリがすごい!!
知っていたのでマスクと眼鏡着用で挑みましたが、濃い色のテーブルの上に緑のホコリがびっしりと溜まりました。

リネンなので、サラッとしているのは当然なのですが、肌の弱い私にはガサガサゴワゴワで、肌に触れることは想像しにくいのですが、Ravelryによると水通しすれば柔らかくなるとのことなので、期待しつつサマーセーターを編むつもりです。
具体的なパターンはまだ検討中。(候補はすでにいくつかあります。)
玉にしてみるとライムというより抹茶という印象の色です。
「和」を感じてしまうからかなぁ。

最後はこちら。


Shibui Knits Kavo
Colorway: Poppy
4かせ分

これは編んだことのない糸で、85% Cotton/15% Silkという素敵な配合。
DKということになっていますが、ウールのfingeringなどと比べてもずっと細いですよ。
ぎゅっと縒られた糸でチクチク感は一切ありませんが硬さがあります。
とはいえ、シルク混なのできっとドレープが出るでしょうね。
あまり緩すぎないゲージでシンプルなプル・・Tシャツのようなものにしたいです。
候補というよりイメージですが、これかな。


リラックス感がありつつ、自分好みにアレンジしやすそう。
究極のシンプルさでいえばこちら


ですね。無料のパターンで私もだいぶ前からプリントアウトしていますが、首回りをもう少し「ちゃんと」したいんですよね。

次回は本当にAlpengluhenの完成報告にしたいです。

2019/04/06

モフモフTurtle Dove

「近いうちに」なんて言って前回の投稿を締めくくりましたが、例によって2か月も経って、すっかり新年度になってしまいましたね。

とりあえず「令和」に改元される前に投稿しておこう・・と重い腰を上げてみました。


パターン名:Turtle Dove
サイズ:XS
使用糸:毛糸ピエロ「ラーラ」7玉弱 色:12 ミルクホワイト 
針:7 mm/6 mm

パターンの指定糸はWOOLFOLK LUFTという55%メリノウール/45%コットンの超極太糸でした。
衣装ケース3つ分の大量の隠し財産(いわゆる「罪庫・・」)の中に同じような太さの糸がなかったので、色々考えた結果、推奨される針のサイズと参考ゲージが近く、輸入にかかる送料を考えなくてよい・・というだけの理由でピエロさんでラーラを購入しました。

経験を積まれた世のニッターさんたちなら、きっと手持ちの糸を引き揃えたりして、納得のいく編地を模索したり、ゲージが合わないならサイズ選びを考慮してあちこち調整したりするのでしょう。間違いない。

でも、私はそんなことはしませんよ。
(威張ることではない)

いや、ね。ほら。1年間の禁編み期間から解放されてまっすぐ身頃のカーディガンもサクッと完成して(こちら→)、気分も盛り上がってガンガンドンドンズンズン編みたい気分だったのでね。
何も考えずに。
Mindless Knittingってやつをしたくてね。(はい、言い訳です)


まぁ、そんなわけで、上に写っているのがラーラ。

ラーラは、コットンの芯(リリアン)にアルパカの毛が絡みついたような構造のものでした。
なるほど、50gで長さが95mというかるーい糸です。
何せ1玉が直径15cmぐらいありますから。
57%コットン/43%アルパカ。
うん。LUFTに近い気がする。(そうなのか?)
ゲージも7mmで13目×18段と、パターン推奨の14×14に近いよ。(そうか?)

確かに弾力があって、一般的には「ふわふわ」という説明が正しいのかもしれません。
が、超弱肌のアラフィフ女にとっては、「ガサガサちくちく」でした。
ちょっと首回りに当てるぐらいなら気にならないけど、肌の上をスリスリしてみると・・・。

「ウエアにしてずっと肌に触れていたら絶対痒くなる・・」
ちょっと残念。
(何せハイネックなパターンなので。)

さて、編んでみると、リリアンなので案の定、針がひっかかる!
これも、ちゃんと針を選べば解消できることなのでしょうけれど、私は「これを使うぜ」と決めたKnit Proの輪針で進めたのでね。(前進あるのみ!)
ちょいちょい引っかかって気になりましたよ。
えぇ。自業自得ですから文句はいいませんよ。文句じゃないんです。

あくまで個人の感想です。

針がひっかかるせいなのか、はたまた腕がないからなのか(多分後者)、目も揃いにくくて編地がなんとも残念な感じになってしまいました。水通ししてもあまり改善されず。
これについては私の万年初心者ぶりが露呈しているだけです。
丁寧に編めばきっと大丈夫。

パターンについては、超簡単。超初心者向け。一般的な作り目(私はお気に入りのcable cast on)して、輪にしてぐるぐるぐるぐるぐるぐるるるるる・・メリヤス編みしていくだけです。
ドルマンスリーブなのでどんどん増し目していきますけど。


撮影者:娘(14歳)

そうそう、上の写真を見て思い出しました。
首の後ろのところでshort rows(引き返し編み?)が少しだけあります。
それで後ろが若干長くなるんです。

可愛い💛
(という年じゃないことは自覚しているよ。)

で、プロジェクトネームが「Moffy Dove」なのですが、その理由をここで説明しようと思っていたのでした。
ガシガシ編んでいる私を見て、娘が「それモフちゃんみたい」と。
モフちゃんとは、うちの長毛ハムスターのもふじろうのことです。


もふちゃん
齧歯目苦手な方はごめんなさいね。

つぶらな瞳と長い毛が可愛い、我が家のモフちゃんです。
超引きこもりの恥ずかしがり屋さん。
私以外の家族は極稀にしか会えないので、もはや「幻の生物」「ママの狂言ではないかとさえ思う」と言われている我が家のペットです。実在していますよ。


 なんか中途半端に糸が余るのが嫌で、8玉買ったのに1玉まるまる残してしまったのですが、ちょっと短かったですね。
裾はゴム編みなしのデザインにしたので(横にスリットを入れたゴム編みタイプと2種類から選べます)気が向いたらほどいて編み足すかもしれません。

というようなことを言ったプロジェクトがいくつもありますが、
実際に編み足したことは、まだない。

超寒がりなのに超肩こりなので、軽くて暖かい普段着用のセーターができたのは満足です。
もう春だから来冬にお預けですけれど。

首まわりはベルメゾンの綿タートル「ホットコット」でも中に着てチクチクを防止することにします。

次回は、もうすぐ完成するAlpengluhenのことを。