2015/09/14

意外にも進んでいます・・

最近週一ペースの投稿ですね。

編み速度がとっても遅いので、ブログで紹介できるような出来事があまりないのです。
お許しを。

さて、前回「プロジェクトの整理をした」とか「靴下を早く終わらせよう」とか「クリスマスプロジェクトを始めなきゃ」とか、色々と述べていましたが、その後の変化といえば、久しぶりに引っ張りだした「まっすぐ身頃のカーディガン」が思いの外進んでいるんだよ・・という点。

英文パターンでの編み物を始めて以来、日本語パターンのいわゆる「編み図」を見ながらの編み物が出来ない脳みそになってしまった・・と、嘆いていたのですが、約2年ぶりに手にとってゆーっくりゆーっくりながら編み始めてみたところ、「あらま」。
これ、そんなに大変じゃないみたい。

だいたいどんなプロジェクトでもそうですが、編み始めが大変なんですよね。
作り目もそうだし、形や模様が見えてくるまでは五里霧中・・手探り状態なことが多くて。

模様の規則性が見えてきたこともあり、2年ぶりだったわりにけっこうスイスイ編めて、ノルマに設定した毎日2段ずつを2倍に増やし、毎日4段ずつ月~金の5日間編み進めることが出来ました。


(え?遅いって?まぁ、そう言いなさんな。これぞ牛歩編み。)

暗くなってから蛍光灯の下iPhoneで撮影したのでイマイチな写真ですが。
(いつものことか。)

うーん。
万年ビギナーを自負しているけど、それなりに技術や理解力も進歩しているのかしら。
この年になると退化しかしないと思っていたけど。

本にはとくに指示はないのですが、編み図が「模様編みA]「模様編みB」・・・と区分けされているので、それに合わせてマーカーを入れました。
これがよかったようで、途端に編み図と自分の編んでいる個所の整合性がとりやすくなりました。
マーカーの使い方は英文パターンで学習したものだから、やっぱりなんでも色々挑戦してみるって重要。

「このペースなら土日は10段ずつ編めるかも」と期待していたのですが、本職(もやはどっちが本職なのか分からなくなってきましたが)の納期が近いこともあり、残念ながら週末はほとんど編めませんでした。

無念。

あわよくば週末の間に身頃が1/4終わるかも・・と思っていたのにな。

教訓:トラヌタヌキノカワザンヨウはするべからず。
 

とりあえず、模様50段分が編めました!

そんなわけで、靴下の方は進んでいませんし、クリスマスプロジェクトも手つかずですが、気分が乗っているうちに4段以上のペースでちゃっちゃとこのカーディガンを進めてしまいたいと思います。
 

2015/09/07

ケロリン~プロジェクト整理

なんでしたっけ。ケロリン。
お薬?あ、アスピリン系の鎮痛剤だったんだ。知らなかった。
昔のお風呂屋さんなどにあった黄色い桶のあれですよね。(これ→

・・って何の話だっけ。

あ、また一つ、プロジェクトをFROGしたっていうことです。ケロ。

ちなみに、なんで編んでいるものを解くことをFROGというのか、とっても不思議だったのですが、これって英語圏のニッターさんたち独特の造語で、編み物をしない人には「?」なようです。
どうやら"Rip it"(Ripは、通常は紙や布を裂く、破くの意味ですが、編み物では全解きする様子を表します)という表現の音が、蛙の鳴き声を露わす"ribbit"とよく似ていることに由来しているようです。

そんな小噺はいいとして。

ほら、編み物も徐々にできなくなるかもしれないし・・と言うほど深刻になっているわけではないのですが、近い将来引っ越すことも分かっているので、長い間編みかけになったままのプロジェクトを整理しようかと思い立って・・。

早速一つ解いてみました。


2万人(!)近い方が編まれているフリーパターンのHoney Cowlです。
プロジェクトを始めたのが2014年1月。
もう20ヶ月以上経過しています。


Honey Cowl by Antonia Shankland
Yarn: Madelinetosh Pahimina (col. Ink)
Needle: JP#9

とっても単純なのに、なぜか私にはダメでした。
なんかあっという間に飽きて眠くなってしまうんです。

1.すべり目とPを繰り返す段
2.全部Kの段
3.Pとすべり目を繰り返す段
4.全部Kの段

・・と、たったこれだけなのですが、ロングバージョンの目数が多いからなのか(220目)糸がほとんど紺単色に近くて編み地に見惚れるほどではないせいなのか、とにかく飽きる。(オイオイ)

そして、間違える。(結局それね。)

すべり目、Pをするのか・・
P、すべり目をするのか・・

ちょっと見ただけではよく分からず、何段か編んでから「あれ?ここ間違えた?」となる始末。
ぼーっと編めるほど単純じゃなくて、真剣に編むほど楽しくもない・・。

万年ビギナーのくせに我儘。

しかも、長い!
ロングバージョンを指定どおりに220目で編んでいたのですが、二重に巻いてもまだ余ってしまう長さ。三重じゃ顔が半分埋もれるほどのボリュームになってしまうし。
雪国じゃないんで、そこまでの厚みはいらないかも。

というわけで、相変わらずの経験不足による躓きですわ。

でも、このMadelinetosh Pashminaのフワフワ感とイケメンな色、きっと夫が好きだと思うので、近いうちに形にします。
このシンプルな編み地もきっと好きだから、目数をうんと減らして二重でちょうどいいサイズ感で編もうかな。

次に検討したのが、まっすぐ身頃のカーディガン。


「まっすぐ身頃のカーディガン」fromブティック社「手編みのアウターニット」
Yarn: Malabrigo Merino Worsted (col. Candle Wax)
Needle: JP#8

編み始めたものの、その直前に英文パターンを知ってしまって・・もう編み図に戻れない脳みそになってしまい停滞。

2013年11月からこの状態なんだから、もういっそFROGしようかなぁと考えるのですが、やっぱりこのカーディガン可愛いんですよね。
でも今更編み図を見ながらなんて編めないよぉ・・とか思っていた矢先、大好きなSkeinからのメルマガにこんな記事が!(私がどんなにSkeinが好きかについてはこの辺の記事で→


私の大っ好きなSkeinですよ。
そのSkeinのブログの2015年8月31日の記事が「日本の編み本が最高な10の理由」っていうタイトルですよ。

で、中身の詳細については、ぜひリンクを開いてみていただきたいのですが、michiyoさんや三國さんの本を例に、写真の美しさや手編みニットのコーディネートの秀逸さ、そして何より編み図が見やすく、必ず本の後ろの方に編み記号の詳細な説明が図解されていて、言葉が分からなくても誰でも編める点などを挙げているのです。

ナント!

中年日本女のあたしが避けてちゃダメじゃん!

というわけで、こちらのプロジェクトは継続とします。
毎日2段ずつ・・とかノルマを課して地道に編んでいけば、半年後には編みあがるかしら・・。

そんなこんなで、まぁ、編み途中のものを見直したりしている月曜日の朝、皆様いかがお過ごしですか。

他にも、FROGしようにも、プロジェクトごとグルっとマルっと失念してしまったBanana Leaf Shawl
もあるし・・。どうしましょう。


まぁ、とりあえず、継続中でモヤモヤしていたのが気持ち的に整理できて少しスッキリしたかな。
(ホントか??)
近日中に靴下を終わらせてクリスマスプロジェクト第一弾に入りたいと思います。

 
で、靴下はまだこんな感じ。
 
Pするときに指のこわばりがけっこう影響するので、K2P2の足の甲側に時間がかかる。
でも、さっさと終わらせたいな。
 
頑張るぞ。

2015/09/06

こんなところに落とし穴

手の痺れが相変わらず続いているというか、ちょっとずつ悪化しています。
とうとう中指にも来てしまいました。

仕方ないので、娘の新学期が始まって早々、スクールでの仕事がお休みに日に、図書ボランティアをサボって総合病院に行ってきました。

なんとなく、整形外科に行くよりも多角的に診てもらった方がよさそう・・という予感もあり。

数時間コースになるだろうということで、「暮らしの手帖」1冊、分厚いペーパーバック1冊、編み物(なかなか進まない靴下)、水筒、おやつ・・と装備を固め、乗り込みました。

案の定、病院の敷地内の駐車場は満車で、北側砂利Pも満車。さらに道を渡って少し行った西側Pになんとか入り、草ぼうぼうに水たまりという最悪な場所に駐車。

が、紹介状もない初診なのに、「暮らしの手帖」を開いて早々に呼ばれ、あっという間に診断。
念のために首や手のレントゲンも撮りましたが、ヘルニアではないということ。

「手根管症候群」
だそうです。

手が痺れるという症状で来る患者さんは、多くの場合これなんだそうです。
さらっと「ほっといても治るものじゃないんで」と言われてしまいました。

「はぁ。え?へ?」

「ほっといたら治る」じゃなくて、「治らない?」

パンフレットもいただきました。
人差し指、中指、薬指の痺れにひどくなり、母指球筋が痩せてくる。
「オッケー」のような親指と他の指を合わせる動きが出来なくなるので、ボタンかけなどが出来なくなる・・そうです。

治療には手術が必要とのことでしたが、手首~手のひらを切るって、ねぇ?

なんだかなぁ。

「なるべく手を使わないように」とか「右利きですよね?」とか「重い物持ちませんよね?」とか言われましたが、家事だって趣味だってけっこう左手って使いますよ。
新学期を迎えたスクールでは、けっこう重い1~2歳児を一日中抱っこしていることも多いですし。

とんだ落とし穴ですよ。みなさん。

原因不明とのことですが、更年期近くなった女性が突然発症する場合が多いそうです。

とほほ。

編み物のペースは、今後ますますスローになって行きそうです。
(それでも続けるつもり・・。だって、まだまだ毛糸もあるし。)

あの靴下いつ編み終わるんだろ・・。