2013/11/24

Interweave Knits Winter 2014 が来た!

だいぶ前に無料サンプル購読を申し込んだ記憶のあるInterweave Knitsが、まさに「忘れた頃」に到着しました。しかもクロネコメール便。
うーん不思議。
ま、いっか。
 
 内容は、超充実。
時間を忘れて熟読してしまうわ。
 
内容については、あみねこBlogのhiro25nekoさんもパターンの観点から詳細に紹介されていたので、私は別視点から。
 
最初にがっつりやられたのがこちらの記事。
 
 
最近は編み物中心になってしまって、めっきり読書量が減りましたが、学生時代から子供が生まれるまで、常に洋書、和書入り乱れて同時に3冊以上読んでいた乱読派の私。

この方の小説は読んだことがありませんが、何年か前に読んだ"The Shop on Blossom Street"という小説を思い出しました。
(記憶に残っているのは、シリーズの2冊目3冊目が手つかずで本棚に入っているから。
心温まる素敵な物語なのですが、ちょっと甘めのラブストーリー寄りというか、読後感は悪くないもののあまりにベタすぎて、続けて3冊読む気が起こらずそのままでした。)
 
ちなみに、小説そのものは、主人公の女性がシアトルの町に毛糸屋をオープンし、店内でビギナー向けの編み物教室をスタートさせる話で、集まってきたバックグランドも性格も違う3人の女性と店主の女性が編み物を通して心を通わせ、各々の困難を乗り越えて行く・・という、ものです。
 
当時は英文パターンの編み物なんていう世界を全く知らなかったのですが、小さなヤーンショップのカラフルな輸入糸の情景が浮かぶようで、多分横浜ららぽーとの紀伊国屋か東急のブックワンで立ち読みして買ったのだと思います。で、シリーズになっていることを知って、アマゾンで注文・・かな。
 
(そういえば、本の最初や最後にパターンが載っていたんですよね。
そのときすでに薄々何かがおかしいと感じていたんですけど。
ブランケットのパターンといいながら、ダラダラと文章で説明されていて、編み図がなかったので。)
 
主人公が癌を克服した女性で、長年の抗がん剤治療を乗り切るのに編み物をしていた・・といういきさつがあり、この記事で紹介されているAlice Hoffmanさんの体験談と重なりました。
こちらのノンフィクションも近々読んでみようと思います。
 
それから、こちら。
 
 
ブレンド糸の紹介。
コットン、シルク、リネンなどの繊細な繊維と暖かい獣毛とのブレンド糸の話。なかなか興味深いです。
Shibui KnitsのPebbleとか気になっていたので、熟読。
 
 次にこれこれ。


付け替え可能輪針の総まとめ。各メーカーごとに市販されている針先の素材、号数、ケーブルの長さなどがまとめられています。
日本で購入できるものと少し内容が違う点もまた興味深い‥。

他にもワッフル編みの特集とか、それを使ったセーターの編み図とか、とにかくたっぷり楽しめる内容なのですが、前記のhiro25nekoさんも紹介されているので、割愛します。
 
実は、私が何より気になったのが、広告。
こういうの、日本ではあんまり見たことないけど、通販とかでも買えるのかなぁ。
 

左上、中央、右下のプロジェクトバッグ各種。
プロジェクトバッグって、ようするに今編んでいるものを入れておく袋ですね。

amirisuさんのオンラインショップで前にオリジナルのプロジェクトバッグを販売されていたように記憶しているのですが、確かあずま袋タイプでしたよね。
私も、雑誌の付録だったリバティのトートバッグや、子供が保育園の頃使っていたお着替え用の巾着袋に編みかけのものと毛糸玉を入れています。
 
でも、このページで宣伝されているものは全く違うんですよ。
写真や説明で見る限り、斜めがけ出来るメッセンジャーバッグみたいなものや、オシャレなハンドバッグで、編みかけのもの(針が付いている状態)と、編み途中の糸とを分けて収納できるようになっていたり。
とにかく、編み途中のプロジェクトを入れるためだけにデザインされているようなんです。
素敵!
多色使いのプロジェクトでも糸がゴチャゴチャになったり絡まったりしないように、バッグの中が仕切られていたりする(らしい)優れもの。
 
うーん。手にとって見てみたい!
 
毛糸メーカーの広告も眺めているだけで楽しいし。

こんなものも。


ブロッキングに特化したチュートリアルのDVD。ブロッキングっていつも「なんとなく」で、Google検索してもイマイチ細かいことまではわからなかったり、まぁモノによって違うだろうから、こんな風にテクニックがひとまとめになっているなら見てみたい!
 
お試し購読だったけど、その後解約手続きをしていないからこのまま購読していることになるのかなぁ。
解除しようと思っていたけど、季刊誌みたいだし、定期購読してもいいかも・・。
 
どうしよ。

ベビーアルパカのマフラー!

南米旅行から戻ったばかりの母から小包が届きました。

(間もなく70ですが、超元気。
海外は仕事で隈無く旅したから今更海外旅行には行きたくないな‥
ましてや南米なんて‥
という父を置いて、大学時代のお友達とマチュピチュやナスカの地上絵を見てくるわ!
と行ってしまいました。)

で、中身はお土産各種。
夫にはモノトーンなヘリンボーン柄のロイヤルアルパカのマフラー。(カシミヤよりもしっとりと密なぬめり感。極上の肌触り!しかも夫の好きなシンプルデザイン!)
娘にはナスカの地上絵のTシャツ(パキッとしたフューシャで柄もユニーク!子供受けも上々!)とアルパカ人形のキーチェーン各種(毛糸を巻いて作ったもので、色柄が少しずつ違い超カワイイ!)とお菓子色々。
そして私には、ベビーアルパカのマフラー。
 

夜の室内で蛍光灯の下で写したので色がイマイチ出ていませんがかわいいでしょ?

メリヤスメインの編み地に色々な刺繍やメリヤスの裏表を変えて編んだバンド状のアップリケが施されています。

裏メリヤスが表側になっていますが、裏側もちゃんとカワイイんですよ。
ブラウン系の赤〜フューシャ〜紫の段染め糸で編んだ地に、グレーやベージュや緑が入ったりしていて、南米らしい色合い。

うーん、さすが我が母。
 
私の好みをよーく分かっています。
それに、編み物も(洋裁がプロ級)するだけに、私でも編めそうなもの(そんなにはないけど)は選ばない!

首に巻くとちょーっとだけ(多分刺繍のところが)チクチクしますが、冬は綿のリブタートルを必ず着ているので、うまく巻いて大活躍させたいです!

ママ、ありがとう!

2013/11/20

Starboard CO

11月に入って、なんだか急に師走感が増してきました。来月の一週目まで仕事の納期やら学校行事やら子供の習い事がらみのイベントやらで落ち着きません>_<

編みかけのDouble Lace Rib Toe-up Socksもまっすぐ身頃のカーディガンも遅々として進まず、ストレス〜。

そんなわけで、何か簡単で達成感のあるもの(ようするに、メリヤス中心でボンヤリ休憩しながら進められるもの)を始めよう!と子供のセーターに逃げることにしました。

なんだかんだ言って、カリスマニッターさん達に混じって色々同時進行!・・のように見えて、実は他のプロジェクトを途中で投げ出しているだけなので、本質は全く違う(-_-)


これでーす。
簡単なのにとっても素敵なStarboard。右舷を意味するセイリング用語が名前になってるだけあって、海辺が似合うリラックス感のあるプルオーバーです。


本当はサンドベージュとかブルー系とかが合うのだと思いますが、子供の選んだ糸がAurora4のピンクだったもので、ちょーっと雰囲気の違うものになりそうです。

しかもゲージが全く合わず、思いのほか苦戦しちゃっています。
とりあえず5号でサイズ10を編み始めてみた(写真左)のですが、頭からかぶって肩に合わせてみたところピッタリサイズになってしまいそう。学年で1、2を争う細身の小柄ちゃん(8歳)なのに。

リラックス感の欲しい(そしてできれば来年も着てほしい)ウエアなので、6号でやり直し(写真右)ですわ。

「無」で編んでも増し目でちょいちょい楽しめるし、小さいからずんずん進むし、仕事からの休憩時間や煮込み料理の合間にちょうどいいプロジェクトができてよかった♪

他のものは当面忘れることにしよ・・

2013/11/15

Double Lace Rib Socks片足完成!

「かぶれない見栄えのする靴下プロジェクト」(勝手に命名)第二弾のDouble Lace Rib Socksですが、今週はなかなか編み物タイムが取れずあまり進んでいませんでした。
が、昨晩まとめて1時間半ほど編んだらあっけなく片足完成。

ホントに。
1日2〜3時間でいいから、編み物に没頭できるといいんだけどな。

今日は、「仕事をここまで終わらせたらもう片方編むぞ」と張り切っていましたが、仕事が一段落したらもう子供が帰ってくる時間。
おやつだ宿題だ習い事だ夕飯だ風呂だ歯磨きだ‥とバタバタしてようやく先ほどCast On。

もう22時だわさ。
眠い‥。

相変わらずスマホで撮ったイマイチな写真ですが。
細くなが〜いニーハイ。リブの部分は折り返しても伸ばしても。

って。置いてあるときはいいのですが、左上アップ写真でも分かるようにレース部分の穴がけっこう大きいんですよね。
履くと‥なんだかナマメカシイ
ナマメカシイ有様は両足完成してから撮ります‥。

やっぱり残る1玉でアンダーソックス編まなきゃな。

2013/11/12

靴下アゲイン

今日は今年一番の冷え込みになりました。
靴下問題はますます深刻ですよ。

娘を出産した直後に大きな手術をした影響か、ずっと片足の痺れに悩まされています。
それでも年々少しずつ良くはなっているのですが、寒さや気圧の変化で悪化したりします。
今月に入り、やはり家の中でも靴下なしでは生活できなくなってきました。
先週くらいには、外出時に新品のヒートテックハイソックスを履いたほど足が冷えて痺れています。

が、やはりかぶれてしまいました。
足の甲は無事だったものの、足首辺りにプツプツができて赤く痒く。
 
この程度なら我慢できる範囲‥と思ったりもするのですが、続けて履いてまた重症化するのも困るので、コットンの短めソックスやシルク混の夜用ソックスなどとローテーションしながら過ごしています。

とはいえ、外出先で靴を脱ぐ機会も多く、ズルズルするソックスはなんだかみっともない(涙)。

「やっぱりストレスフリーで見栄えのする靴下が必要だわ!」
と、再びソックスを編み始めました。


糸は、毛糸ピエロさん購入のビューティ シルク コットン。
綿90%、絹10%のスルスル柔らかい糸です。

とっても安く購入できたのですが、ストレスなく履けるソックスになりそうでホッとしました。

棒針2号は私の編み物歴では最細ですが、それほど苦なく編めています。
あ、あまりにスルスルな糸なので、かかと部分のW&Tで針がするっとぬけて目が全落ち・・なんていうことが数回ありましたが。
それもこれも、私が10cmなんていうDPNを使っているからなんですが。
15cmとどっちにするか悩んだんですけどね。セットの内容と値段でこちらに決めてしまいました。
一本に保持できる目数があまりに限られてしまうので、そのうち15cmを買い直すかもしれません。
ちなみに全落ちトラブルは、書類用のダブルクリップで端の目と針を挟んで止めることで解決しました。(荒技)
こんな細いキャップを持ち合わせていないもので・・。

パターンはRavelryからDouble Lace Rib Toe-up Socksです。


片足1玉で編めるだけ編みたい私にとっては、つま先から編むパターンは本当に助かります。

レースパターンを配したリブソックスというコンセプトも、シンプルで覚えやすいレースパターンもポイント高し!です。
ただ、寒さ対策にはちょっと穴が大きいかな‥。

この糸、3玉あるのですが、今ちょうど半玉(30g中14g)使用したところでこんな長さなので、2玉で一足できちゃいますね。
残った1玉でメリヤスの短めアンダーソックスを編んで中に履いたらどうだろ?

2013/11/08

Wingspan Skirt 完成!

昨晩投稿した「まっすぐ編みのカーディガン」。
写真撮影後、さらに編み進み模様の規則性も見えてきたところだったのですが。
今朝眺めていて、目を落としている個所を発見してしまいました。

どうやら、裏目と表目を直した際に、拾い忘れた段があったようで、目数は合っているのですが、そこだけきちんと編まれていない状態。(意味分かりますかね・・??)

だーーーーっと半分以上ほどきました。

無念。

で、数日前に完成させたWingspan。


この後、Wrap&Turnを拾いながら幅全部でガーター編みして、さらに数回往復して完成・・だったのですが、この奇抜な形、ショールとして上手く使いこなす自信が全くありません。
かといって、せっかくCassieさんと私をつなげてくれたプロジェクトなので、ほどくなんて考えられない!

そんなわけで、最後の△の針が通っている辺を、最初の△の辺(緑のマーカーが見えているエッジ部分)に綴じ付けて、輪にしました。△のズレが同じになるように、15目ずらして。
そして、残った目をゴム編み。

こんな形のものになりました。


ちょっと綴じ方が雑いので、気が向いたらやり直します。

仕事中に肩を温めるケープにもなるし、あったかスカートにもなります。
集中すると何時間も座りっぱなしになり、冬はすごーく冷えるので、便利かも。
まぁまぁかな。

娘の部屋で撮影していたら、8歳の娘が「かわいい♪」というので、ゴム編み部分を折り返して、ウエストゴムを入れて娘用にしてしまうかも。

でも、おてんばだからニットのスカートなんてあっという間に引っかけてきそうだな・・。

私の着画も昨日あわてて撮ってみたのですが、PCで表示したら上に着ていたH&Mのセーターが毛玉だらけなのが目立つ写真になってしまったので(汗)、今度気が向いたら撮り直します(笑)。


2013/11/07

「まっすぐ身頃のカーディガン」CO

編みたいものが色々ありすぎて、しかも美しい糸の数々もどんどん届いて、もうアタフタしていたのですが‥。

仕事やら図書ボランティアやらが年末に向けて忙しくなってきているので、とりあえず玉巻きしてあるMalabrigo Worsted(Sealing Wax)で「手編みのアウターニット」から「まっすぐ編みのカーディガン」をCast Onしました。


久しぶりの編み図。けっこう苦労しています。20段弱編んでやっと少し慣れてきました。
鹿の子編みや縄編みやねじり目が組み合わさった模様なのですが、注意しないと表裏を間違えてしまいがちです。太い糸なのですが、ゲージを合わせるためにJPN8で編んでいます。
思いの外進みません^_^;

でもやっと模様が見えてきて楽しくなってきたので、頑張って310段+袖を編みます!

2013/11/04

まるんちゃんのセーター

三連休前から娘に「まるんちゃんセーターが欲しいんだってよ、ママ。」と言われていました。

あ、まるんちゃんというのは、娘の3歳の誕生日に作ってあげたWaldorf Doll(ウォルドルフ人形)です。(詳しくは、私のガーデニングブログのこちらの記事にあります→ 

ひとりっ子の娘はずーっと妹として溺愛していて、帰省にも海外旅行にも連れて行っています。


というわけで、Ravelry で見つけたフリーパターンBasic Seamless Bitty Pulloverをアレンジして。
 
半日で完成!

糸は昔々、娘のセーターを編みかけてほどいたピエロさんのソフトメリノと、あみぐるみに使った残りのパピー・ミニスポーツ。
ちなみに色は娘の指定です。
まぁ、「この中の糸ならどれでもいいよ」と言った中から選んだので、選択肢はあまりなかったのですが。

ソフトメリノはちぢれ麺状態のまま編みました。

スチームアイロンでなんとかごまかせてよかった(^^;;

2013/11/03

キター!!(&やっちゃったー!!)

さきほど夕飯の支度をしていたらピンポーンが来ました。
リビングで娘とプラモデル作りに勤しんでいた夫が出てひとこと。
「また来たよ。」

キター!
先日注文していた毛糸たちがはるばる海を越えて・・。

夕飯が済んでからコソコソと段ボールを抱えて2Fの書斎に来ました。
開封!


う~ん。カジュアル(笑)。
防水用のビニール袋もなく、Tissueを1枚敷いた箱の中に優しく並べられた毛糸たち。
トップに見えていたのは、Manos del Uruguay - Maxima。
ベージュ~バニラの優しいグラデーションのSand5カセ。
同じくこっくり鮮やかなロイヤルブルーのRoyal3カセ。
(興奮して夜の書斎、蛍光灯の真下で撮影したので、色が全然違ってしまっています・・。後日撮り直せたら差し替えますね。)
なんとセール価格12ドル。

Sandの方は、自分用にこれを編みます。
だって、絶対可愛いし、似合うでしょ、私(爆)。
そして、Royalの方は、娘ちゃんにこれを編むつもり。
弟がフランス出張のお土産に買ってきてくれたかわいいボタンがあるから、それを使って。
でも、昨日ピエロさんのクーポンで買ってしまったピンクのAurora 4もあるから、これは違うものにするかも。
娘用の候補は3つほどあるので、もう少し悩みます。

で、Manos del Uruguayを抱えてイソイソとクローゼットの罪庫入れに隠すと、出てきたのがこちら。
本当はこちらが本命。

 
左から、Madelinetosh Tosh Merino Light (Manor)、同(Dusk)、同(Glazed Pecan)、チラ見えしているのが同(Kelp)、そして、同(Antique Lace)、ストロベリー見たいなのが同(Fragrant)。
いずれも21ドルなり。

やっちゃったー(汗)だよね。本当に。我ながら。
編めないでしょ、そんなにたくさん。
手も遅いんだし。
時間もないんだし。

でもね。反動なんですよ。これ。
以下、言い訳がましい説明が延々と続きます。

Rokes毛糸衝動買い劇場はじまりはじまり・・・

10月中旬でしたかね。
Knitting Daysのmusicomusicoさんの"color affection"や"lunar tide"や"color craving"のお写真を拝見しながら、「素敵だなぁ。私もcolorworksのあるものを編んでみようかなぁ・・」なんてウッカリしたことを考えていましてね。

そしたら、ちょうどRavelryでこんなの見つけちゃったんですよ。
なんか、とにかくツボでしてね。
とくに、オリジナルのオレンジ・グレー・ブルーグリーンの色味が超好み。

ところが、このパターン、オリジナルの糸を使用されていて、来年1月になればRavelryから購入できるものの、今はキットを購入するしかないとのこと。
で、悩みに悩んで、キットを購入しようかな・・と思ったのですが、ナント売り切れ。
そんなときに、Yarnaholicさんから「土曜日23時よりMadelinetosh再販のお知らせ」が届いたわけです。

もう早速メーカーのサイトとYarnaholicさんのメールとRavelryとパターン元のThe Plucky Knitterのサイトを行ったり来たり行ったり来たり。
夕飯の支度もそっちのけで色選び。
「あと数時間で発売になっちゃう!」とスマホのタイマーもセットして構えていたわけです。
家族にも高らかに宣言しましたしね。

「あたし、今晩はマデリン争奪戦に参戦するから、23時前には書斎に引っ込むからね。」

夫も応援してくれてましたよ。
「おーよ。頑張れ!健闘を祈る!」

でもね、夕飯食べながら気づいてしまったんですよ。

『あれ?今日って日曜日だね・・。』
(ちびまるこ、サザエさん。)

箸持ったままPCに走ってみましたけど、当たり前のように全品SOLD OUT。

チーン

もうね。力が抜けてしまってね。
夕飯が終わった後、片付けもせずに書斎に引きこもってね
「カクナルウエハ」
(いや、単に勘違いしただけですけどね。前日メールを開いていなかっただけのことで。)

と、禁断のEat.Sleep.Knitに手を出してしまったわけです。
いつもMalabrigoの極太糸をカートに入れては出し、また入れては出し・・していたんですけどね。
安いんですよ、そりゃ。
日本のショップで買うよりはずっと。
セールもありますしね。
でも、送料とか考えると、ついつい大量購入してしまうでしょ。
罪庫が増える一方なのでね。
自制していたんですけどね。

やってしまいましたよ。

Kelp+Dusk+Glazed Pecanで、The Plucky Knitter のカラーセット"The Original"に近いものが出来るかな・・と。
で、Manor+Antique Lace+Fragrantなら、"Little Prepster"をイメージした感じになるかな?

今まで色合わせのあるものを編んだことがないので、どうなることやら。
来年1月にパターンの購入が可能になるまでに、編み物の腕をもっともっとあげないといけません。

で、Eat.Sleep.Knitの箱の中からこんなものが出てきました。

 
 アメリカ人の大好きな(笑)バンパーステッカーかな?大きなロゴのステッカー1枚。
ロゴ入りボールペン。
Yarn Lotto(スクラッチカード)。
小さなロゴステッカー。
ロリポップ(キャンディー)。
そして、これが一番の驚き。
 
Malabrigo Arroyoの深緑色とShibui Linenの深緑色の小さな小さなカセが、ミニセーターのパターンと一緒に封筒に入っていました!
可愛い!!
娘のお人形用に早速編んであげようかなぁ。
リカちゃんなら着られるのかな?
 
なんて気の利いたプレゼントなんでしょ。
嬉しくて、罪悪感もどこへやら。
(嘘)

2013/11/01

作品のその後(7~10月)

自分用のウエアを編み始めたのが今年になってからなので、ここいらで作品のその後についてまとめておこうかと思います。

各々編んでいたとき、編みあがった直後、水通し(ブロッキング)後、着用してみて・・と感想が変わってきたものもあれば、何度か着用してみて気づいたこともあったので。

Raiun
先日も述べましたが、私にとっては編み物人生(というほど長くないけど)のターニングポイント的作品になりました。初めてのトップダウン、シームレス。そもそもとじはぎが苦手なだけに、もう二度とSeamedには戻れません(笑)。
また、ウール以外の輸入糸で編んだのも初めて。もちろん、Bambooなんていう繊維も初めて。こんなに肌触りのよい、美しい、編みやすい糸があったのか!と大ショック。
ここから私とYarnaholicさんの関係(一方的ですが)が始まったと言っても過言ではありません。
実際に着てみると、若干袖がタイトだったかな?という印象も。夏物なので、キャミソールやタンクトップ、スリーブレスのワンピースなどの上に羽織る分にはいいのですが、半袖のTシャツなどを着た場合には、インナーの袖がもたつきます。
Raiun自体、肩から袖にかけての華奢なラインが素敵なデザインなので、来年に向けてインナーを選びます(笑)。

On the Beach
フリーだし、評判いいし、トップダウンでシームレスだし・・と深く考えずに始めたプロジェクトでしたが、結果的には秋口一番よく着た作品になりました。
ピエロさんで購入したScillaが偶然にもデザインにもよく合い、さらっとした肌触りで、夏の終わり、風が心地よくなり始めた頃にぴったりでした。
自分では七分袖もよかったように思っています。
ただ、パターンの指定より着丈をだいぶ短くしたのですが、これはあと5~7cm長くしてもよかったな・・と。着たときは短めがちょうどいい感じなのですが、少し動くとボトムのウエストが出たり、インナーが見えたり・・。
まだ2玉強残っているので、裾を解いて編み足す予定です。

Friday Again
英文パターン、トップダウン・シームレス・ガーメント(カタカナが多い)3作品目としては、パターンがとっつきにくかった(としか形容のしようがない)のですが、慣れてみると難しくもなく、とっても素敵な作品に仕上がりました。
ただ、好みのシルエットよりは少し脇がゆったりになってしまったかな?
袖と身頃を分けるときに、一番小さいサイズでも脇に5目ほど作り目で足すのですが、厚みのない体型なので、私には不要だったかも。
コットン/リネンの糸が着ているうちに重み(べつに重さを感じるわけではないのですが)で若干伸びることを想定してもよかったのかな?と反省。
メリノシルクで編んだ場合にどう出るのか・・私の技量では想像できません。

On-Your-Toes Socks
Mulberryの100%シルク2カセを使った贅沢なソックスですが、これはサイズに失敗しました。
ほわほわの柔らか~い靴下には大満足しているのですが、履いているうちにずるずると延びてしまいます。
主に寝るときに履いていますが、寝ている間に布団の中で脱げてしまっていて、夜中に目覚めて探したり・・。ちょっとしたストレスに(苦笑)。
そもそも22cmと日本人としても小さな足、アメリカサイズではWomen's 5 1/2なのに、3番目のサイズにしたのが間違いですよね。
足(foot)の一番幅のあるところの周囲を測って決めたのですが、ソックスは1~2サイズ小さめで編むということを知らないまま進めてしまいました。
次回靴下を編むときは、小さく。
チクチクで痒くなってしまうので、多分またコットンかシルクを選ぶと思うので、伸びやすいことを考慮しなくては。

Spikelets Cowl
夫のカウルなので、着用した感想というのも「すごくいい」しか聞いていないのですが、水通しの際に恐ろしいほど色が出ました。
お習字の筆を洗ったか?というぐらい。真っ黒~インディゴの中間のような濃いぃぃ色です。
Malabrigo Merino Worsted、恐るべし。
水通しのおかげで、カウルは柔らかくなりました。
「あ、私は首周りには無理だな」と感じていた若干のゴワゴワ感がなくなったように思います。

ちなみに、水通しのこと。
Three Irish GirlsのBamboo Cotton Fingeringも最初の水通し、衣替えの手洗いともに薄紫色が出ました。
la droguerieのLinも同様に、たらいの水がキレイなオレンジ色に染まります。
私自身は「手染めだから仕方ないよね」ぐらいに思っているのですが、Ravelryを見ているとブロッキングの際に色が出ることに苛立ちを覚える方もいらっしゃるようですね。

とりあえず、そんなところかな。


あとは、Wingspanを完成させて、次のプロジェクトに移りたいのですが、いかんせん捗らない(汗)。
やっと3玉目が終わるところで、8つ目の三角に突入したところです。あと1玉。多分△9個と最後のバンド部分でちょうど使いきるかな・・。
私にとってはとても編みにくい糸でした。編み手との相性、針との相性ってありますよね。
それに、敏感肌にとってはゴワゴワしすぎる糸だったのが悔やまれます。
編み地になってますますチクチクが顕著に。
糸を選んだ段階で分かってはいたものの。
形も奇抜なので首周りにはちょっと難しいかなぁ。数日前からレギパンの上から履く巻きスカートにアレンジできないか検討中です。