2013/11/01

作品のその後(7~10月)

自分用のウエアを編み始めたのが今年になってからなので、ここいらで作品のその後についてまとめておこうかと思います。

各々編んでいたとき、編みあがった直後、水通し(ブロッキング)後、着用してみて・・と感想が変わってきたものもあれば、何度か着用してみて気づいたこともあったので。

Raiun
先日も述べましたが、私にとっては編み物人生(というほど長くないけど)のターニングポイント的作品になりました。初めてのトップダウン、シームレス。そもそもとじはぎが苦手なだけに、もう二度とSeamedには戻れません(笑)。
また、ウール以外の輸入糸で編んだのも初めて。もちろん、Bambooなんていう繊維も初めて。こんなに肌触りのよい、美しい、編みやすい糸があったのか!と大ショック。
ここから私とYarnaholicさんの関係(一方的ですが)が始まったと言っても過言ではありません。
実際に着てみると、若干袖がタイトだったかな?という印象も。夏物なので、キャミソールやタンクトップ、スリーブレスのワンピースなどの上に羽織る分にはいいのですが、半袖のTシャツなどを着た場合には、インナーの袖がもたつきます。
Raiun自体、肩から袖にかけての華奢なラインが素敵なデザインなので、来年に向けてインナーを選びます(笑)。

On the Beach
フリーだし、評判いいし、トップダウンでシームレスだし・・と深く考えずに始めたプロジェクトでしたが、結果的には秋口一番よく着た作品になりました。
ピエロさんで購入したScillaが偶然にもデザインにもよく合い、さらっとした肌触りで、夏の終わり、風が心地よくなり始めた頃にぴったりでした。
自分では七分袖もよかったように思っています。
ただ、パターンの指定より着丈をだいぶ短くしたのですが、これはあと5~7cm長くしてもよかったな・・と。着たときは短めがちょうどいい感じなのですが、少し動くとボトムのウエストが出たり、インナーが見えたり・・。
まだ2玉強残っているので、裾を解いて編み足す予定です。

Friday Again
英文パターン、トップダウン・シームレス・ガーメント(カタカナが多い)3作品目としては、パターンがとっつきにくかった(としか形容のしようがない)のですが、慣れてみると難しくもなく、とっても素敵な作品に仕上がりました。
ただ、好みのシルエットよりは少し脇がゆったりになってしまったかな?
袖と身頃を分けるときに、一番小さいサイズでも脇に5目ほど作り目で足すのですが、厚みのない体型なので、私には不要だったかも。
コットン/リネンの糸が着ているうちに重み(べつに重さを感じるわけではないのですが)で若干伸びることを想定してもよかったのかな?と反省。
メリノシルクで編んだ場合にどう出るのか・・私の技量では想像できません。

On-Your-Toes Socks
Mulberryの100%シルク2カセを使った贅沢なソックスですが、これはサイズに失敗しました。
ほわほわの柔らか~い靴下には大満足しているのですが、履いているうちにずるずると延びてしまいます。
主に寝るときに履いていますが、寝ている間に布団の中で脱げてしまっていて、夜中に目覚めて探したり・・。ちょっとしたストレスに(苦笑)。
そもそも22cmと日本人としても小さな足、アメリカサイズではWomen's 5 1/2なのに、3番目のサイズにしたのが間違いですよね。
足(foot)の一番幅のあるところの周囲を測って決めたのですが、ソックスは1~2サイズ小さめで編むということを知らないまま進めてしまいました。
次回靴下を編むときは、小さく。
チクチクで痒くなってしまうので、多分またコットンかシルクを選ぶと思うので、伸びやすいことを考慮しなくては。

Spikelets Cowl
夫のカウルなので、着用した感想というのも「すごくいい」しか聞いていないのですが、水通しの際に恐ろしいほど色が出ました。
お習字の筆を洗ったか?というぐらい。真っ黒~インディゴの中間のような濃いぃぃ色です。
Malabrigo Merino Worsted、恐るべし。
水通しのおかげで、カウルは柔らかくなりました。
「あ、私は首周りには無理だな」と感じていた若干のゴワゴワ感がなくなったように思います。

ちなみに、水通しのこと。
Three Irish GirlsのBamboo Cotton Fingeringも最初の水通し、衣替えの手洗いともに薄紫色が出ました。
la droguerieのLinも同様に、たらいの水がキレイなオレンジ色に染まります。
私自身は「手染めだから仕方ないよね」ぐらいに思っているのですが、Ravelryを見ているとブロッキングの際に色が出ることに苛立ちを覚える方もいらっしゃるようですね。

とりあえず、そんなところかな。


あとは、Wingspanを完成させて、次のプロジェクトに移りたいのですが、いかんせん捗らない(汗)。
やっと3玉目が終わるところで、8つ目の三角に突入したところです。あと1玉。多分△9個と最後のバンド部分でちょうど使いきるかな・・。
私にとってはとても編みにくい糸でした。編み手との相性、針との相性ってありますよね。
それに、敏感肌にとってはゴワゴワしすぎる糸だったのが悔やまれます。
編み地になってますますチクチクが顕著に。
糸を選んだ段階で分かってはいたものの。
形も奇抜なので首周りにはちょっと難しいかなぁ。数日前からレギパンの上から履く巻きスカートにアレンジできないか検討中です。

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