2015/02/24

addi click使用感レポ(長文)

万年初心者ニッターの拙いブログなのですが、最近多い日には100以上のアクセスをいただいているようです。

ビックリです。はい。

皆様、今日もありがとうございます。

それで、Bloggerの統計を感慨深く眺めていて気付いたのですが、随分前の「addi clickを買ってしまいました」という投稿にアクセスが多いようなんですよね。

実は、addi clickの購入を検討されている方が、使用感などを知りたくて検索してきて下さっているのかも。

と今頃気付く始末。

でも、肝心の前記投稿には実際の使用感なんてちっとも書いちゃいないんですよね。
思い込みや間違いもちらほらあるし。
 
ごめんなさい。

そこで、一度ちゃんとまとめておこうと思います。

何度も書いていますが、何せ私の輪針歴はとーっても短くて、ましてや付け替え可能輪針なんてものの存在を知ったのすら2年前程度???
最初に購入したのは楽天で検索して手頃な価格ですぐに手に入りそうだったKnit Pro dreamzのデラックスセットでした。(ちなみに私が購入したのはこちら

そんなわけで、addi clickの使用感といっても、比較対象はKnit Pro dreamzのみです。
しかも、向上心のあまりない、ユルユルニョロニョロ迷走ニッターなもので、非常に限られた編み物経験の中での極めて個人的な感想です。

あしからず。

まずは、近い太さの針どうしを並べてみました。


もう少し低い号数で比較したかったのですが、細いKnit Pro dreamz(塗装樺材)は続けざまに折ってしまって(はいはい、ガサツね)買い換えるときにステンレス製のNova Metalに変更してしまっているのと、addi clickのセットで一番細いUS4は編み途中のプロジェクトごと行方不明(!)になっているので、Knit Pro JP10(5.1mm)(上)とaddi click US8(5mm)(下)を比較してみました。

上の写真の中、Nova Metalで指している辺りがケーブルと針の繋ぎ目です。
 

つなぐ前の状態。

あ、最初の写真でお気づきかと思いますが、私が購入したaddi clickは一般的なregularやlace(いずれもステンレス製)ではなく、竹製のbambooです。念のため。

Knit Pro(下)はねじ込み式です。
指先で針とケーブルを持ってネジネジするのは力が入れにくいので、専用の治具(写真の9みたいな形の針状のもの)が付属しています。これをケーブル先端の金属部分の穴に差し込み、テコの原理を利用して締めます。
一方のaddi click(上)は、針の金属内部にバネが仕込まれていて、突起凸とケーブル先端の金属部分の溝凹を合わせながら、ケーブルを押し込んでひねるとカチッと繋がるようになっています。

主な違いはこれだけです。

ちなみに、私のKnit Proは日本の針の号数になっていますが、Knit Picksの付け替え可能輪針は、どうやら同じもののようでUSサイズになっています。ひつじだまさんで取り扱いがあり、ウェブサイトからも注文できます。
国内発送なので送料も安くすみますしね。

私はどこかで近畿編み針のSwitchだかチューリップ社製キャリーシーだかのケーブルは、針とは別個にクルクル回転する(=ねじれない)ことを知って、addi clickも同様かと勘違い(混同?)してしまっていたのですが、addi clickもKnit Pro同様ケーブルは回りません!
 
そんな勘違いする人は稀だとは思いますが、一応。

さて、「違いはこれだけ」と書きましたが、私にとっては、この違いが案外大きかったです。

子供の頃から握力が冗談みたいに弱い(18kgぐらい)せいなのか、ねじ込み式のサガなのか、私の場合Knit Proは編んでいるうちに緩んでくることがしばしばあります。
(全く緩まないとおっしゃる方も多数いらっしゃるのであくまでも私の場合です。)
ボンヤリ編んでいることが多いせいか緩んだネジネジ部分に目が挟まるようになって、緩んできたことに気付くありさま。

もうその頃にはウッカリ目がだだこぼれしないように緊張しながらねじ込み直す状況ですよ。
今のところ大惨事に至ったことはありませんが、それがちょっとしたストレスでした。

でもaddi clickではそれは皆無!

じゃあ、addi clickはストレスフリーか?というと、それがそうでもないんですよねぇ。
残念ながら。

以前、子供のカーディガンPlayful Citrusを編んだときにも書きましたが、針の段差部分に目がけっこう引っかかります。(この記事→
 

引っかかってる感じ、わかりますか?
あの、左端から6目と7目の間のガッタンっていう段差、見えるでしょ?

私、そんなに手がキツイ方でもないと思うのですが、WorstedのManos del Uruguay/MaximaをUS9で編んでいてもけっこう引っかかるんです。

Playful CitrusのときはLace Weightの極細糸をUS4(3.5mm)で編んですっごく引っかかりが気になって、「太い糸で編んだら気にならないのかな」とかなんとか言っていましたが、太くてもやはりそこそこひっかかりますね。はい。

それで、昨日久しぶりにKnit Pro JP5でFingeringのシルク混糸を編んでみたのですが、これがね、感動的にスムーズでしたよ。

なんだこのちがいは!?とビックリするほど。


この針本体の金属部分の加工の仕方の違いですよね。
 
Knit Pro(下)の銀色の部分がつるんとなだらかに傾斜しているのに対して、addi click(上)の金色のところは、ほら、明らかにガタンとした段差というか角が2個所あるでしょ?
ケーブル側の細い筒と針側の太い筒を台形のもので繋ぎました・・っていう感じがあるというのか。
 
ここに引っかかるんですよね。

そうそう。
ちなみにKnit Proには、このdreamz以外にシンフォニーウッド(圧縮ラミネート樺材)、Karbonz(カーボンファイバー製)、Spectra(アクリル製)、Nova Metal(真鍮製ニッケルメッキ)やら、他の材質の針もあります。

Knit Proのサイトを見ていて、私が「ステンレス製」だと思いこんで
ここでも繰り返しそう語っていたNova Metalの材質が
空洞真ちゅう製パイプに高品質ニッケル加工した金属」だったことが判明。
 
ちなみに同サイトでは日本語表示するとJISの号数が、英語表示するとUSサイズが
購入できるようです。
(他にもアルミ製やら竹製やらもあることに初めて気づいて衝撃。)

訂正してお詫び申し上げます。
 
いずれもケーブルは共通のようです。addi clickでは、私の使っているBambooが異端で、RegularもLaceもLace Longもステンレス空洞真ちゅう製パイプに高品質ニッケル加工した金属製です。
(addiの正規販売店という海外サイトに書いてあった・・・↑
材質以外に針の長さや先端の尖り具合が違うようなので、いずれの場合も好みや用途に合わせて選ぶのがいいようです。

それで、金属針なら上で語ったガッタンがないのかも・・と思ったりもしましたが、あさつるさんの比較写真を見る限りでは、少なくともLaceにもこの段差がありそうですね。
でも、金属なら糸のすべりがいいから、気にならないのかな?

この辺のところは、実際に編んでみないことにはわかりませんね。

以上徒然なるままに、私のひどく個人的なKnit Pro 、addi click比較論を展開してみましたが、双方の利点と欠点を勝手にまとめると:

Knit Pro(ドリームズ)
利点:通常目のひっかかりがない。糸が滑り過ぎることもなく、ほどよい編みやすさ。
欠点:折れ易い。針の色が濃いので濃い色の糸が見えにくいことがある。ねじ込みの際に付属の治具が必要。編んでいる途中にケーブルと針の継ぎ目が緩むことがある。(その場合、目が緩んだ隙間に挟まり引っかかりが生じる。)
とくにマジックループの場合、よじれたケーブルを直したりしている間に少しずつ緩んでいるのかも?
Knit Pro(Nova Metal)
利点:同上+丈夫。
欠点:同上+目が滑り過ぎる。手に馴染まないことがあり、汗などで持ち難く感じる。シルク混の糸などは目がツルツルと針先から滑り落ちる場合がある。

addi click(Bamboo)
利点:余計な治具などを使用せずに簡単にケーブルと針を繋ぐことができる。編んでいる最中にケーブルと針が外れたり緩んだりしない。竹なので、糸の滑りがよいが、落ちるほどではない。手の握りが良い。丈夫(体重をかけてみていないからわからないけど。)
欠点:針本体の金属部分の形状により、目が引っかかり、編み難さを感じる。

なお、上のいずれでもケーブルが回転しないのでマジックループのときなどは、ケーブルの捻れが気になることがあります。
まぁ、そういうものだと思っていれば気にならないのですが、「回転して捻じれない!」と唱っているものを見てしまうと確かに気になるかも・・という程度です。
 
最後にケーブル比較。
 



左がaddi click 右がKnit Pro。

いずれもセットに付属していた24in (60cm)用ケーブルを直径5cm程度に巻いたところ。
 
なんとなく左のaddi clickのセット付属の金のケーブルの方がKnit Proのセット付属の黒いケーブルよりしなやかな気がしていたのですが、比較してみると大差ないですね。
addi clickの方が気持ち細いのかな?

Knit Proは別売りの紫、addi clickは別売りの透明赤のケーブルも持っていますが、私の主観では編んでいるときの印象として、しなやかさの度合いは
金>紫>黒>赤
かな。でも並べてゴニョゴニョ触ってみる分には大差ないです。

何号か前のInterweave Knitsでも付け替え可能輪針Interchangeablesの比較の記事がありましたよね。世の中のものすべてが掲載されていたわけではないでしょうし、日々改良品や新製品が出ているでしょうからなんとも言えませんが、やはり私が望んでいるようなパーフェクトなものはなさそうでした。

あ、私の考えるパーフェクトって
 ●簡単に付け外しが出来て
 ●でも編んでいる途中でゆるんだりはせず
 ●ケーブルが単独で回転するので編んでいる最中に捻じれてこない
 ●強靭で持ちやすい
付け替え可能輪針です。

でも、これも人それぞれですよね。
手持ちのもので無問題っていう方が大半だとは思うんです。

弘法筆を選ばず。

腕が未熟だから道具にあーだこーだケチ付けるんですよね。分かっています。

念のため言っておきますが、私は、どちらの針も「買って良かった♥」と思っています。
悔いなし!
Knit ProはJIS規格品なのでJPの号数、addi clickはUSサイズなので、作品やゲージ調整のために使い分けたり、たまたま他のプロジェクトで一方を使用していたら、他方を使ったりしています。
また、Knit Proの方が短い針先や長ーいケーブルなどのオプション品が国内で入手しやすいので、小さなものを編むときなどは頼りになります。
 
そんなわけで、もしこれから付け替え可能輪針のセットを購入される方には、一言。
 
Happy Knitting! 
(延々書いて結局それかよ、と怒られそう・・)
 
長文失礼しました。

2015/02/21

前進あるのみ!~次のプロジェクト検討中

Caramel Latteもそろそろ終わりが見えてきて、次に何を編もうかなぁ・・なんて考えています。

というか、極太糸でザクザク編むのはとーっても楽しくて、とくに手の遅い私にとっては「もう、極太しか編まないことにしようかしらん」なんてチラッと頭をかすめたりもするのですが。

不思議なものでここ2~3日のように快晴でポカポカ陽気だったりすると、薄手で柔らか~なニットを手に取りたいわぁ・・という気持ちが膨らんで、先日Yarnaholicさんから届いたLife in the Long Grass/ Silk Merino Sockにばかり目がいってしまうんですよね。

RavelryでSport~Fingeringぐらいのトップダウンウエアを探してみたり。

それで、とりあえず時間が出来たので近いうちに使いたい糸をまとめて玉巻きしました。
 

どどーん。

Madelinetosh /Pashmina (cols. Isasora 2かせ、Rose1かせ、Sun Rose1かせ、Coquette1かせ)。
これは、3枚目4枚目のBrick Road Cowl用。
そしてLife in the Long Grass /Silk Merino Sock(col. Sea Sparkle3かせ)。

一緒に写っているSkein/ Merino Silk Sport (col. Geisha)は、ずっと前に巻いたものです。

まずは大好物のSkein /Merino Silk Sport (col. Geisha)で、予定していたOutlinedを編もうかなぁとなんとなーくスワッチを編み始めてみました。

 
ゲージはUS6使用 10cm×10cm=22目×30段。
指定がUS6使用 4in×4in=21sts×28rwsだから、微妙ですけど、ゆったりデザインだからこのままいこうかな。
JP7にしてもいいかも。

ただ、この色、かせのときはピンクが強かったのに、玉にしてみたら完全に赤でした。
ちょっと幅の広いスワッチを編んでみたのも、大きな編み地になったときの色の感じを見たかったから。
 
かせのときはピンとこなかったけど、確かにこの赤は、外国の方にとって芸者さんをイメージする色なのかもしれません。
 

写真ではやはりピンクっぽく出てしまいますね。
夜撮影したのも要因かな。
実際はもう少し「紅」です。

春らしい色ではないかなぁ・・。
履いていたデニムスカートにもとってもよく合う色だし、好きではあるのですが。
 
パターンとの相性は良さそうだけど、もうちょっと爽やかなものを編みたい気分。
プロジェクトページのanemone1484さんのように白いスカートに合わせて軽やかに着たいなぁ。

お次は受注販売で手に入れたのに「その記憶が全くない」と言っていたLife in the Long Grass /Silk Merino Sock (col. Sea Sparkle)。(この記事→
手に取ってみたらMerino Silk Sport同様にメリノ50%、シルク50%なのでフワッフワでキラッキラで、すっかり虜。

Isabell KraemerさんのGretchen PulloverがちょうどFingeringなので、いいかなぁ。

 
デニムに合いそうなデザインですが、スカートには合わない気がするんですよねぇ。
実はこの糸でOutlinedを編みたい気持ちになっています。絶対ゲージが合わないから、なんらかの小細工が必要になりますよね。

そんな芸当私にできるかしらん。

それか、前から気になっていたIndicum Pulloverかなぁ。ゴム編み部分の配色をよーく考えないといけないけど。


それに、あんまり春らしいデザインでもない?

でもなぁ。
WorstedからいきなりFingeringって辛く感じるんだろうなぁ。

とりあえずまだ朝夕雪がちらついたりしている間にCaramel Latteを完成させたいので、袖を編みながら考えます。

2015/02/20

速いような遅いようなCaramel Latte

ただでさえ手が遅いうえ、ある程度まとまった時間がないと編み物を手に取れないタチなので、ちょっと仕事が立て込んだりすると途端にプロジェクトの進行が止まってしまいます。

そんなわけで、極太Worsted wtでザクザク編んでいるCaramel Latteも進んでいるようないないような。

まぁ、前回の投稿よりは進んだ感があるかな?



片袖編んでいます。
私にしては上出来なのですが、一般的にはおっそ!ですよね。ははは。

パターンは七分袖になっていますが、多くの方がされているように長袖にします。

首周り同様、裾は変わりリブ編み(moss st rib)です。
本当に楽しいしカワイイ!

裾はJeny's Surprisingly Stretchy BOで綴じました。
何せ他に表1裏2のゴム編みをBOする手軽な術を知らないもので。

私の指南書Cast On Bind Off 54 Step-by-Step Methods を見ながら検討してみても、結局Jeny'sという結論に。
何より、糸を切ってとじ針に通して…ということをしなくていいので、とじ糸の目測を誤りがちなガサツ女にはありがたいのです。
 
ガサツじゃない方も、綴じ糸が変に余ってもったいないわ・・ということにならないのでお薦めですよ。

ただ、綴じた部分(最終段?エッジというのだろうか?)の部分が鎖編みっぽく表から見えるのが少々気になるんですよね。
 

↑↑この最後のところ。
 
できれば他の方法にしたかったのですが、とじ針を使う方法で表1裏2にも対応可能な止め方ってあるのでしょうか?いや、あるのでしょうね。

でも、日本の編み物本を見ても1目ゴム編み止めと2目ゴム編み止めしか載っていないのです。

もうちょっとリサーチが必要ですね。
 
で、一番上の写真に玉巻き機が写り込んでいますが、今日は、仕事が一つ片付いてホッとひといき・・だったので、次のプロジェクトに向けて一気に玉巻きしてみました。

が、その話はまた明日にでも。

2015/02/08

Caramel Latte お悩み解消

COのご報告からだいぶ時間が経ってしまいましたが、Caramel Latteはそれなりに進んでいます。

ただ、「袖と身頃を分ける」ところ以降、ちょっと悩んでしまって手が止まっていました。

パターンはとても明快で悩むところは全くないんです。
ただ、サイズ感に自信なくて・・。

ほら、そもそもゲージ取ったはいいけど、いい加減だったわけじゃないですか。(この記事→

それに、このパターンのようにWorstedの極太糸で編むセーターにウエスト・シェイプって必要ですかね?という素朴な疑問がね、湧いてしまいまして。

パターンにもウエスト・シェイピングのところは「Optional~お好みで~」って書いてあるし。

ピチピチ気味ならウエストは絞ったりせずにまっすぐ編んだ方がムッチリしないかなぁと思ったのですが、皆様のプロジェクトを拝見していると、パターンどおりに編まれた方が圧倒的に多くて、すごく素敵なんですよね。
タイト過ぎず、それでいてダボダボでもなく。

言い方は微妙かもしれませんが、どんな体型の方でもやぼったくないんですよね。
極太糸の素朴なセーターなのに不思議。


体の線を拾いすぎないデザインをちゃんと生かせるかしら・・。
なんとなく、編んでいる感じは小さすぎる気がしていて、解いてサイズアップして編み直すべきかしばし悩んでいたんです。

それで、袖と身頃を分けたら脇から1インチ分身頃をぐるぐる編み、ウエスト・シェイピングの減目を始めなくてはならなかったのですが、なんとなくそのまま減目なしでまっすぐ2インチ分編み進めてみました。

試着の図。


またもや玄関でスマホ片手に。

なんか、サイズ感、意外に大丈夫かも・・・。
ざっくりした糸なので、このまままっすぐ編むとなんとなくガバガバした感じになってしまうかな?
すでに胸下がゆったりしているものね。

ある程度フィットしていた方が、このパターンの良さが出るのかな・・。

というわけで、1インチ分解いて、パターンどおりに減目を始めました。

お悩み解消!

編む手自体がキツくなったり緩くなったりしがちで、ゲージを取ってみてもあまり参考にならない私にとって、トップダウンのパターンって本当に助かります。

こんな早い段階から試着ができるってスゴイことですよね。

そんなわけで順調に進み始めたCaramel Latte。

ちょっと仕事やボランティア関係が忙しくなってしまって、極太糸の割にはゆっくりペースになってしまっていますが、「進んだぞ!」って言えるところまで来たら改めて進捗を報告しますね。

2015/02/07

遅ればせながらCedar Leaf Shawlette~レポ

1月22日に編みあがったCedar Leaf Shawlette。


その後、水通しや乾燥を経て、残すところ着画の撮影のみ!という状態だったのですが、なかなか良い写真が撮れません。

横着してスマートフォンで自撮りしようとしたり、子供に頼んだりするからいけないのはよーく分かっているんです。
きちんと着替えて、デジ一をセットしてセルフタイマーで撮影して、PCで加工すればいいのですよ。

でもね、その気分的余裕がない。

スマホって「片手間」に色々できていいよね。

わざわざ何かしようとするとなかなか腰があがらない。
そりゃ、始めてしまえば1時間もせずに完了するんだろうけどさ。

ごめんなさい。

そんなわけで、着画はなし!

はい。完成写真。



Cedar Leaf Shawlette by Alana Dakos
Yarn: Madelinetosh Pashmina (col. Opaline)
Needles: US#6 
 
感想などは先日少し書いたとおりなのですが・・。(この記事→
 
 
1.糸について
Madelinetosh Pashminaは、ノロノロと進めている(が、あまり進まないのでFrogするかもしれない)Honey Cowlを編むのに使っている糸と同じです。
75% Merino、15% Silk、10% Cashmereという超素敵配合のホワホワ糸です。が、何を隠そう、私はじゃーっかんのチックリを感じます。
直肌は長時間は無理かもしれません。
なので、グルグル巻きにするなら基本的には綿タートルの上からですね。


  ぐるぐる巻きの後ろ姿byコロさん
着ているものがイマイチ合わなくてゴメンなさい。

Opalineは、オパールや貝のように光の当たり方でゆらゆらと色の遷ろう感じのある不思議な色です。
基本的にはグレーに分類されるのではないかと思うのですが、かなりピンクを感じる色です。
その中にラベンダーや水色や薄墨も浮き出て来たりして。
PCの液晶越しに見て手にしたくなったのですが、ウエアにするのは難しい色かな?と思って1カセだけ買っていました。
 
このパターンよりもっと相応しいパターンもあったかもしれませんが、思いのほか素敵に仕上がったので、まぁ良しとします。
 
2.パターンについて
本体は長さ方向にひたすらメリヤス編みをするだけなのですが、W&Tでカーブを作って深さを出しています。
私はW&Tの代わりに、以前興奮気味にレポートしたGerman Short Rowsを採用しました。(この記事→
 
が、あんなにウンチクを述べたのに、Wrap and TurnをGerman Short Rowsに置き換える際の注意点をコロっと忘れて(というか、もや~んと気づいてはいたのですが爆進してしまいました)、編む目数を間違えてしまい、
最初からやり直し・・となってしまいました。
 
それがなければもっと早く完成していたな。うん。
 
パターンのポイントは何と言っても葉っぱ。


このリーフパターン、言葉で説明するのはなかなか難しいのですが、最初に別の棒針で5目作り目をしたら、あとは偶数段で本体の端の目と2目一度をしながら合体させつつ葉っぱの形を作っていくという、なんとも不思議で楽しい方法。
作り目をするのは最初の1枚の葉だけで、残りは続けて編んで行けるのも楽ちん。
 
私は本体との2目一度が汚くなってしまって、そこが最大の課題だということに改めて気づきました。
 
水通ししたのにあまり直らなかったのが残念。
 
そんなわけで、予定ではプレゼントだったのですが、どうだろう。
 
Caramel Latteも進んでいるのですが、悩みもあったりして・・その辺りのことはまた次回。