2015/06/28

靴下問題を斬る!(新プロジェクト)

いやぁ、[not] a hint of summerが無事に編みあがりホントに良かった・・・。

完成したウエアを眺めているとまた大物を編みたくなってきてしまうなぁ。

次は長らくqueueに入っているRobinかなぁ。
それともbamboo cotton fingeringを引っ張り出してきてノースリーブのトップスでも編もうかなぁ。
(夢見心地)

妄想はつきませんが、夏が近づいてまた例によって靴下問題が勃発しているんですよ。
(靴下問題については、こちらの記事→

実は冬場の靴下問題はほぼ解決したんです。

ここ2年ほどの間に、「冷え取り靴下」なるものが密かに流行していることをご存じでしょうか?
ようするに、≪シルク5本指ソックス・綿5本指ソックス・シルク丸先ソックス・綿丸先ソックス≫を重ねて履くことにより、慢性的な冷えを撃退できるというものです。

気になってフェリシモで注文してみたのが始まり。
最近では楽天でも各種取り扱いがありますし、ベルメゾンではちょっと可愛い柄のものも。

ただ、履いてみるとシルク100%や綿100%の5本指ソックスって足へのフィット感が今ひとつなので、歩いているうちにズルズルと脱げてくるんですよね。

あ、私、足のサイズが22~22.5cmと小さいので、市販の婦人用靴下は大抵サイズが合わないんですよ。そのせいもあると思います。

あくまでも個人の感想です。

それで、結局4枚重ねるということはあまり続かなかったのですが・・。

その流れで、意外にもシルク100%とか綿100%(履き口のゴムも入っていない)がまとまって手に入って、それらをウールや化繊の靴下の下に履いておくことでかぶれずに一冬過ごすことができました。

が、夏が来て、はたと気づいたわけです。

シルク100%や綿100%(履き口のゴムや脱げ防止のゴムなし)の
「フットカバー」がない!!

ようするに、スニーカーやスリップオンの中に履くチビたアレですよ。
引き出しの中でよく行方不明になったりするあの子たち。

そんなわけで(相変わらず前置きが長いが)、新プロジェクト始動。


一昨年だったか、靴下編みに初挑戦してみて片方編んだあとにもう片方編む気力が起こらなくなるという、second sock syndrome (セカンド・ソック・シンドローム)に陥ってしまったので、今回は左右同時に編めるtwo-at-a-time に挑戦しています。



これが案外楽しくてウキウキ編んでいたのですが、踵~甲~足首の構造が今一つ好みじゃなくて、ちょっと停滞していました。

他の方のプロジェクトページでも「踵が合わなくて他の技法を使った」という方がけっこういらしたので、解くべきか、とりあえず一足パターンどおりに完成させるか悩みながらユルユル編んだり解いたりしていたのですが。

結局パターンに書かれた踵部分の編み方がイマイチ理解できず、他の方がオススメされていたsweet tomato heelに初挑戦してみることにしました。
(こちらの動画を参考にしています。→

で、案外サクッと完成。

 
Toe-up Two at a Time Wave Socks
by Laura Magdycz
Yarn: Pierrot Yarn Carta (col. Ice Gray)
Needles: US1 (2.25 mm)

ご覧のとおり、履き口がかなり緩くなってしまいました。
そもそも、gusset(マチ)を作る段階で増し目が多すぎたようなのですが、甲と踵の目数を1:2にするためにはこの増し目を減らすわけにもいかず・・・。
 
靴下編みに関する経験値が低いので、編んでいる最中に完成品が想像できないんですよね・・。



履いてみるとこんな感じです。
土踏まずまではほどよいフィット感なのですが、そこからがちょっと余っています。とくにくるぶしの下の辺りがタプンとしてしまいました。
次回はgussetを作るときの増し目の数を考慮して、最初から甲の部分の目数を少なめにしようと思います。
 
あ、いつものように編んでみた感想とかまとめていませんけど、この徒然なるままな感じでお許しください。
 
ちなみに糸は、何年も前にピエロさんで購入したCarta~手紙~です。
綿90%、絹10%という優しい夏糸。
実はRavelryを覗き始めたばかりの頃にMoroccan Nightsを編みたい!と思って大量購入したものなのですが、間もなくして身の程知らずに気づき、そのままお蔵入りしていたものです。
(Moroccan Nights はこちら)
 
 ウールでも化繊でも痒くなってしまう私にはもってこいな靴下用の糸になりました。
ただ、繊維の特性だろうと思うのですが、とっても糸割れします。
玉になっているときには撚りがあるように見えるのですが、編んでいるとすぐにほぐれてしまうのです。刺繍糸6本取りで編んでいるような感覚でした。
 
使った針は、このためにわざわざ朝鶴さんで注文したaddiの輪針です。
先が金属なので、よくすべり、ほぐれやすい糸を編むのは少し苦労しました。
 
と、いいつつ、早速残った糸で同じパターンに再挑戦。
 
だって、靴下問題が本当に深刻でスニーカーやスリッポンを履くたびにかぶれて掻き壊してしまった水ぶくれの大群のせいで足が汚いんだもの。。。(涙)
大きすぎた↑↑も履くとして、早急に洗い替え用が必要なんです。
 

作り目は、magic loop toe-up two-at-a-time COです。
とってもキレイな目が簡単に出来て、本当に魔法のような不思議な技法です。
(こちらの動画を参考にしています。→

次は、Super Simple Short Sockに挑戦したいのですが、これは段染め糸の方がいいかなぁと思っています。


それに、Toe-upではなく、Cuff-downなので、サイズ調整がしにくいかなぁ・・と思ったり。

靴下は手の遅い私でもわりと早く完成するので、達成感があっていいですね。
しばらく色々挑戦してみようと思います!

2015/06/20

[not] a hint of summer 完成!(その2)

さて、前回に引き続き、Isabell Kraemerさんの大人気パターン...a hint of summerの完成報告です。




今回は、編んでみた感想やパターンに関することをまとめてみたいと思います。

2.気づいた点、感想など
(a)単色で編んだこと
もともとこのパターンは2色の糸を使い、ストライプ(ボーダー)を形成しながら編むものなのですが、3つの理由から今回は単色で編みました。

●理由1: しましまのウエアを編んだことがなく、生活環境が大きく変化してますます編み時間が減ってしまった状況でチャレンジする勇気がなかった。
●理由2: どうしてもLIFE IN THE LONG GRASS silk merino sockを使いたかったが、これと合わせられる同等に柔らかい糸を他に持っていなかった。
●理由3: そういえばボーダーの服をほとんど持っていない(半袖カットソー2枚のみで長袖は1枚もない)。熟考しているうちに、横しまが似合わないことを思い出した。

結果的には単色にして大正解でした。

何せ上記の理由3があるので、うっかりストライプに挑戦していたとしても、完成品を試着して「はっ!!」となって落ち込んでいたかもしれませんし・・。

しかし、それ以上に編み始めが難しかった!!

Ravelryのプロジェクトページにも書いたのですが、編み始めは本当に何をしているのか皆目見当が付きませんでした。

まさにCluelessnessの極み。

まず、別糸の鎖から目を拾う方法で編み始めるのですが、C2(カラー2)で鎖の裏山から目を拾って1段だけ裏メリヤスを編み、次はC1(カラー1)に変えて編み始めの鎖から13cmまで、「C1を4段C2を4段」の縞模様で編んだら目をホルダーなどに休ませる・・といういきなりの「???」な作業。

往復編み(German Short Rows)で肩のラインとVネックを作っていることはなんとなく想像できたのですが、輪にしてグルグルとメリヤス編みをする状態になるまでに、何度も糸を切るしC1からC2に替えるという指示も毎回あるわけではなく、自分で「4段毎に色替え」と意識しながら進めなくてはならないもの。

編み時間がとぎれとぎれになりがちな私に、そんな芸当はきっと無理だったでしょう。
輪編みになる前にギブアップ・・が関の山。

そんなわけで、前にも書きましたが、往復編みを含め、Vネックの真ん中で繋いでグルグル輪編みに移行できるようになるまでの長い平編みパート(しかもたびたび糸を切る)が、けっこうきつかったです。

いや、私には長く感じられましたが、実際にはそんなに長くないんですよね。
それに、何をしているのか分からないうちに肩や襟ぐりが完成していく様は、謎解きをしているようでもあり、きっと気持ちにもう少しゆとりがあれば楽しめたのでしょう。
でも、今の私には「今度は2色でパターンどおりに編みます」とは言えません・・(苦笑)。

(b)袖の編み出しのこと
今回のパターンは、トップダウンではあるのですが、襟ぐりから編み始めて肩まで編んだらボディと袖を分ける・・というタイプのものではありませんでした。

語彙が貧弱で上手く説明できないのですが、休めておいた目を針に戻して袖を編み始めるパターンとは一線を画し、袖は袖ぐりから自分で拾う手法でした。

私は平編みが下手で(要するに表編みと裏編みのテンションが変わってしまうのだと思う)、編み地の端2~3目が必ず汚くなってしまいます。

また、段から目を拾うという作業も苦手(均等に拾いながら指定の目数に合わせるのが下手)なので、この部分ではかなり肩に力が入ってしまいました。

でも、この手法だと休めておいた目から袖を編みだす場合に比べて、脇に穴が開くことがなく、2号細い針で拾い目を含めた2段分を編んだこともあってか案外袖がキレイに編み出ました。
また、目を拾った段の目が不揃いだった点も、水通しでずいぶんマシになったのでよかったです。




(c)色々な選択肢のこと
このパターンでは、裾を前後差のあるものにするか、ゴム編みにするか、袖をノースリーブとして処理するか、3/4(七分)袖を編み出すか・・の選択肢があります。

私は既製品でも裾にゴム編みのあるニットがあまり得意ではないので、このプロジェクトでは最初から前後差のあるタイプを編もうと思っていました。

 
前後差が分かる写真にしたかったのですが・・イマイチだな。

そして、袖丈は七分に・・と。
ただ、袖とVネックを編む前に試着した段階で、「ん?このノースリーブの感じもいいかも」と思って、袖を編むのをやめようか・・と、しばし考えました。


これはこれでリラックス感があってよくないですか?
(自画自賛)

でもメリノとシルクの糸なので、さすがに真夏は無理ですよね。
寒がりなので、例え上にモコモコのダウンを着ていたとしても、真冬にノースリーブを着ることはあり得ないので、結局当初の予定どおり袖ありタイプにしました。

でも、もし次にまたこれを編むことがあったら、夏にさらっと着られるノースリーブもいいかもしれませんね。
実は昨年shipsでそんな形のシルク・リネンのニットを購入したのですが、とってもいいんですよ。
ドレープ感といい、肌離れの良さといい。

いつか盛夏用として[more than] a hint of summerなんていうものを編むことがあったらそんな感じのものに仕上げたいです。

(d)Vネックのこと
最近あまり着ていませんでしたが、実はVネック好きです。
でも自分で編んだのは始めてに近いかな?
同じIsabellさんのon the beach以来で通算2枚目ですね。

なんか、すでにon the beachの記憶がほとんどないのですが、前記のとおり、平編みで端の目が不揃いで汚くなりがちな上、今回は糸がゆるふわだったこともあって、さらに襟ぐりの目が緩めだったりきつめだったりしてしまいました。
最終的には、糸を付けてぐるっと目を拾って処理したのでなんとか格好が付きましたし、水通しでずいぶんマシにはなったのですが、どう贔屓目にみてもキレイとは言えませんよね。


言い訳になってしまいますが、何せ上記(a)に書いたように、最初の頃、何をしているのか全くもって五里霧中だったので、どの部分を意識的にキレイにするべきか・・など考える余裕もなかったんですよね。
今回編んでみて色々分かったので、もし次回があれば、「あ、ここはVネックの襟ぐりになる部分だから、気合い入れて目を揃えることに全力を注ごう!」とか考えられるかもしれません。

なーんちゃって。
私の手の遅さから考えて、次にこのパターンを編む頃には、孫が産まれて成人してそう。
(ちなみに我が娘、現在小学生。)

(e)その他
以前、進捗報告の記事で「水通しで延びると思うので着丈を短めにした」というようなことを記載しました(この記事→)が、やはりシルク50%のドレープが出て、縦方向に伸びました。

白いスカートを合わせた完成品(水通し後)の着画と、ボディだけが編みあがった状態(袖とVネックが未処理で水通し前)のデニムの上に着た試着画では、丈感が全然違いますよね?
水通し前は、脇から39cmまで編んで裾の処理に入ったのですが、完成品では、脇から裾の裏編みまでが42.5cmになっています。
水通しで延びた分もあると思いますが、着ると自重で延びる感じもあるので、実際着用したときにはもう少し長く感じます。
前後差もあるので、後ろはもう少し長くなりますし。

以前、同様にメリノ50%、シルク50%のSkein Merino Silk Sportsで編んだJamesも何回か着ている間に伸びたような印象だったので、今回少し短めに編んだのですが、個人的にはもう少し短くてもよかったかなぁ・・・と思っています。

そんなところですかね。

大好きな糸で編み地の美しさを感じながら、(私にしては)丁寧に編めたので、大満足です。
たくさん着て楽しみたい一着になりました!

そして、すでに次のプロジェクトが始動しています。

[not] a hint of summerにあまりにも時間がかかってしまったので、今度は小さなプロジェクト。
一昨年から懸案事項のままになっている私の「靴下問題」(この記事→)に真っ向勝負中です。

そのお話はまた近々。
 
明日はUSJに行っています!
(車の中で編めるかな・・)

[not] a hint of summer 完成!着画も・・(その1)

Isabell Kraemerさんデザインの超人気パターン...a hint of summer。


夏の気配も感じない時期にデザインの特徴でもあるストライプを省略して単色で編み始めたプロジェクト、[not] a hint of summer。
袖と襟ぐりをサクッと(私にしては・・)終わらせて月曜日に完成しました!

やったー!!

水曜日の図書ボランティアの前に水通しとブロッキングを済ませ、梅雨のど真ん中に2日半かけてじっくり室内乾燥。
ようやく着画が撮れる状態となりました。

曇り空だし、夕方の室内だし、スマートフォンだし・・どうしてもこの美しい色が出せませんが。

 
(しかもピンボケだーよ。)

... a hint of summer by Isabell Kraemer
Yarn: LIFE IN THE LONG GRASS silk merino sock (col. sea sparkle)
Needles: Knit Pro Nova Metal JP#5, JP#4, JP#3  
Size: XS

実際にはグレーや紫をあまり感じない、どちらかといえば、ブルーグリーンなのかなぁ・・。
全体的には少し色落ちしたデニムのように「紺」寄りの印象なのですが、グリーンやラベンダーが複雑に入り混じっていて、本当に海の煌めきのようです。

色彩を正確に再現できなくて残念です。


これも違うし。

いつもどおり、編んだ感想や気づいた点などをまとめます。

1.糸について
Yarnaholicさんの受注販売でお願いしたLIFE IN THE LONG GRASS silk merino sock。
到着のご連絡をいただいたときには注文した記憶すらなく、我ながら「大丈夫かワタシ??」と不安になったものですが(この記事→)、どうしてどうして。
届いた糸の美しさと肌触りにすっかり魅了されてしまいました。


当時Manos del Uruguay MaximaというWorstedの糸で直肌には絶対無理なゴッツイセーターを編んでいたこともあり、この糸で編んでみたくて編んでみたくてたまらない衝動にかられ、編み時間がほとんど取れない状況なのを分かっていて始めてしまったプロジェクトです。

防縮メリノ50%、シルク50%のfingering。
しましまを省略したので、本当にメリヤス砂漠だったのですが、それでも編み時間がもう完璧な癒しになっていたのは、編み地の美しい色と顔をうずめたくなるようなひたすらの柔らかさのおかげでした。

編み心地については、Knit Pro Nova Metal(針先が少し尖っている)を使用したせいか稀に糸割れすることがありました。
もともと手がとても遅いので、糸割れしないように気をつけながら編む必要があり、ますます遅くなった気もします。
でも、美しい編み地を触っているだけで幸せ~な気分だったので急がず丁寧にゆっくり編みたい気持ちになれ、糸割れした個所も気づいたときにその都度修正したり編み直したりしました。

完成したプルは想像どおり肌にクッタリと寄り添うしっとりした柔らかさ。
かなりの痒がり肌で「柔らかい」と評されるあらゆる糸でチクチクを感じてしまう私でも、これは一切肌ストレスを感じません。


着画も梅雨らしい空模様の夕方に撮影しましたが、ブラトップの上に直接着ても痒さは皆無。
むしろタグや縫い目がない分、そんじょそこらの綿のインナーよりストレスフリーです。

余談ですが、写真が全般的にブレているのは、今回セルカ棒を使ってみたから。
握力18kg弱という恐ろしく非力なオンナなので、長くした棒の重さに腕力が耐えきれず
ぷるぷる震えてしまいました・・。

以前Jamesを編んだSkein Merino Silk Sport(この記事→)も同様の配合で、やはりストレスフリーだったのですが、編み地になったときの色の安定感はこちらの方が「使いやすい」気がします。

まぁ、選んだ色にもよるのかもしれませんし、たまたま安定したロットだったのかもしれませんが、実物は写真で見る以上にほとんどカラープールが起こりません。
色の揺らぎが細かく起こるので、「紺の強いエリア」や「紫ばっかりのエリア」が出来ることがありませんでした。

そして、水通し後の編み地も、こちらの方が「安定」しています。
Skein Merino Sportは、水通し後に少ーしpillingっぽい毛羽立ちが起こりました。
とくに、淡い水色のcol. Pearlで顕著です。
「毛玉」ではないのですが、部分的に表面にモワモワと綿のようなものができ、それが少し気になりました。
でも、今回の糸では今のところ全くありません。

さて、次はパターンに関して悩んだ個所や気づいた点を書きたいのですが、長くなってしまったので、また今度にします。

乞うご期待(?)

2015/06/04

[not] a hint of summer やっと!

ご無沙汰しています。
ご無沙汰し過ぎてもうウェブ墓場に葬られそうな勢いですが・・・。

3月に新しく外勤の仕事を始めたり、新学期で子供のスケジュールが色々変わったりでなかなか生活のペースが掴めず、まとまった編み時間を取れずにいました。

そんなわけでまだまだ肌寒い時期にCOしたa hint of summer。
夏の気配すら感じない時期だったのでプロジェクトネームには[not]を付けたのですが、梅雨入り前からの真夏日続き。a hintどころかもうバッチリsummerじゃないの??ですよね。

で、ここ1週間ぐらいの間に突然やる気が起きてとりあえずボディをダーっと完成させてみました^_^;


色がかなりグレー寄りに出ていますが、本当はもっと紺色に近い色味です。
緑や紫も入り、シルクの輝きがじんわりと滲み出る素敵な色です。

いや、ここに至るまで、ボチボチ編んではいたんですよ。
ゼロの日もたくさんありましたが、1日1段(輪に編んでいたのでroundですが)も進まないことが多かったのですが、隙間時間や気持ちにゆとりのあるときに半周だけ・・とか。
5月中旬にはなんとな裾の前後差を作る引き返し編みまで済ませていたのですが、German Short Rowsのdouble stitchを最後に拾うところで2目ほど失敗したらしく、目がユルっとして美しくないところが出来てしまい、そのまま放置してしまったんです。

Short Rowsを解くならその手前にライフライン入れないとだだだぁ~っと目を落とすじゃないですか、絶対。
その「Life line を入れる」と「解く」という作業を集中してやれるだけの時間的気分的余裕がなく、「残るは裏メリヤス2周・表メリヤス3周・BOだけ」という状態で放置。

それがこの1週間でなんか色々落ち着いて一気に片付けられました。

たくさん出ていた糸端も脇だけ残して処理。

とりあえず着てみましたよ~。


襟ぐりと袖がまだですが、それらしい形になりました。

経験上、メリノ50%シルク50%の糸で編むと水通し後にかなりドレープが出て着ている間に目指すシルエットより長くなってしまうことが多いので、丈は指定より気持ち短めに編みました。

さーて、袖にとりかかるかな。
今日は思いがけず仕事が休みになり、友人とランチに行くことになったのですが、それまでに袖を始められるといいな。
 
でもブログ更新していたらあんまり時間がなくなっちゃったな。