2016/12/21

勢いに乗って新プロジェクトReyna始動!

いやぁ、編み物が楽しい季節になりましたね。

超寒がりの私としては、この異常ともいえる東京近郊の温かさはありがたい。
「ちょうど良い寒さ」です。(家の中より外の方が温かいからなのですが・・)
まぁ実際問題心配ですけどね・・20℃って何よ??

(ドイツから一時帰国中の友人は「暑い!!」と叫んでいました。)

「寒い寒い」と言いながら床暖を付けて、熱々のジンジャーティーかコーヒーを飲みながらひざかけをして編み物。


至福・・・

そんなわけで、勢いに乗って新たなプロジェクトをスタートさせました。


Reynaです。

レイナさんってけっこうポピュラーな名前ですよね。
私の友人にもいますし、娘のお友達にもいるな。

こちらもRavelryのフリーパターンです。

A4用紙表面のみ1枚、白黒印刷のあっさりとしたパターンで、写真もなし。

でもRavelryのプロジェクトページを見るとみなさんとっても素敵に編まれているんですよね。

私は去年(あれ?一昨年??こちら→)編みかけて、どうにも気分が乗らずにケロケロと解いてしまった(編んでいる物を途中で諦めてFrogするというようですが、その理由についてはこの辺りに書いています→)Dudester Scarfに使っていたNBK (Northbound Knitting)のMerino Silk DKを使っています。

ため息が出るような美しさ。

NBKのMerino Silk DKは、他に2色持っているのですが、どれも同じような(笑)ベージュ~グレー系。大好物なんです。
グレーというよりもはやシルバーと呼びたくなるような輝き。
シルク特有なんでしょうけれど、なんとも言えない貴金属のような煌めきがあるんですよね。

あまり複雑なケーブル模様とかよりも、ガーターメインでところどころメッシュの入ったこのパターンに合いそう。

大きめに編みたいけれど、2玉しかないので糸長から考えたらパターンどおりがギリギリかもしれません。

最初のガーターセクションと最初のメッシュセクションが終わりました。

このパターン、最後のところにRow Tracker(段数チェックシートとでもいいましょうか)が付いていて、これが超親切!

いつもは「正」マークをひたすら書いているのですが、2段や4段でワンセットになっている模様を何回繰り返す・・っていうようなときは、こういうのがあると間違えなくて済みますね。
初めて見たのですが、感動。

今度から自作しよう。(覚えていたら。)

とはいえ、実はガーターセクションが終わったところで一度全解きしています。
なぜなら・・いつのまにか中心がずれていたから。
もう説明するのもバカバカしいのですが、言い訳をするならば・・・いいや。

言い訳はBOしてからまとめて書こう。

ほどよく変化があって時間が経つのも忘れて編んでしまうプロジェクトです。

仕事もあるし、年賀状も手つかずだし(まずは家族写真を撮らねば。。)、結局ゆっくりペースになりそうですが。

年内に終わるといいな。

2016/12/20

やっと完成!Chickadee Cowl

簡単だ楽勝だとすぐに編めそうなことを言っていた(実際そこまでは言っていないよ・・)Chickadee Cowlですが、例によって思いのほか時間がかかり、昨日ようやく完成しました。



Chickadee Cowl by Kirsten Kapur
Yarn: Malabrigo Mecha (col. Persia)
Needle: US 11 (8 mm)

Ravelryで無料配布されているパターンです。

作り目して輪につないだら表編みとすべり目を交互に繰り返していくだけ。

実際のパターンでは、6インチ編んだところでゆるく伏せ留めして終わることになっているのですが、私は1玉しかない糸を使い切りたかったのでギリギリまで編み進めました。
そんなわけで深さ7インチ半、約19cmになりました。



編み終わりはきつくならないようにJenny's Surprisingly Stretchy BOで留めました(この留め方にびっくりした話はこちら→★)。

糸の残量は8グラム。
あと1周編めただろうなぁ・・という量ですが、まぁ足りなくなるよりいいかな。

相変わらず「この太さの糸でこの編み地の長さなら何センチくらい残せば留められる」という目測が立てられない万年ビギナー。

かぶるとこんな具合。


普通に延ばしたら顔がすっぽり隠れてしまいます。

大雪になったらいいかも。
ここじゃ雪なんてほとんど降らないけれど・・。

表側はこんな感じ。


悪くないけど目が揃っていないように見える。
いや、実際揃っていないのかもしれないけど、一応言っておくと太さが均一でない糸なんですよ・・。
技術もないけど。
これでも「わりと目が揃いやすいわね」と思いながら編んでいました。(恥)

裏はこんなです。


私は裏のポコポコした感じが好きなのでこちらを表にしています。

自分が使おうかとも思ったのですが、首が寒いといって早速喉を痛めた夫に。

肌の弱い私は↑の写真でも中に綿のタートルを着ていますが、夫はチクチクしないと言っていましたよ。

よかったよかった。

とっても単純な編み方で盛り上がりもないので、極太糸で「1玉使い切るぞ!」というプロジェクトには最適です。

逆にあまり細い糸で目数も段数も多かったら退屈で退屈で投げ出すかもしれません。

それと、ショートピッチで様々な色が複雑に展開するMalabrigoのミックス色だからこそ、色の変化を楽しみながら編めましたが、単色や色の揺らぎがあまりない糸では退屈になるかもしれませんね。

とりあえず、「編む当てがない」と処分寸前だったMechaをサクッと活用できて満足です。

撚りがほとんどなく、太さが不均一になりがちなSingle Plyは苦手なのですが、これは極太なおかげであまり苦なく編めました。

この勢いで次のプロジェクトも始めたので、それのお話はまた次回。


2016/12/17

完成報告:Brick Road Cowl No. 3 - rosy brick road

はい、Chickadee Cowlはまだ完成していません。

なぜなら昨日、今日とほとんど編み物をしていないから。(爆)

そんなわけで、とりあえず少し前に完成して水通しして、只今絶賛乾燥中の3枚目のBrick Road Cowlの完成報告でも・・・。




Brick Road Cowl by Antonia Shankland and Madelinetosh
Yarn: Madelinetosh Pashmina (cols. Isadora, Sun Rose)
Needle: JP 5 (3.6 mm) 

1枚目の完成報告はこちら→

2枚目の完成報告は・・したなかったみたい。CO報告はこちら→

1枚目は弟に、2枚目はそのパートナーにプレゼントしました。
それをお正月に見た母が「私もこれほしいわ」と言いだしたので、糸を厳選して購入したのはぐるっとまるっとほぼ2年前。そのときの騒動はこちら→

で、COしたことはご報告していなかったようですが、Ravelryのプロジェクトページによればきっかり1年前。

もはや3年越しですよ。

3枚のうち、一番早く編めたのは2枚目(white brick road)だったようで、それでも2週間かかっていますね。

いいのいいの。
ゆるゆるゆる~んとのんびり編んでいるんだもん。

さて、前の2枚はTosh Merino Lightで編みましたが、今回は私同様肌の弱い母のために同じMadelinetoshですが、Pashminaを使用しました。

糸が少し太いので、出来あがったカウルは少し大きいのかな?

分厚いので乾燥に時間がかかっていてまだ完成品の寸法を測っていません。

(裏返すときにピンを外して測定してみました→ 平置きで幅30cm、高さ18cmです。ぐるりだと62cmぐらいかな。)

編んだ際の感想などは、上記にリンクを貼った1枚目の完成報告に書いたとおりなのですが、いちいちリンク開くのが面倒な皆様のために、重複も多いと思いますが、再度書きますね。

1.感想など

このカウルは、まず、別糸で鎖編みを作って拾い目をする方法から始めます。

前半はメインカラー(mc)でガータ(表メリヤスの段と裏メリヤスの段を交互に)編み、もう一方のカラー(cc)ですべり目をして、後半はmcとccを入れ替えます。

同じ段数だけ編んだら、作り目の鎖を解いて目を別の針に移し、編み地を半分に折り畳んで最終段と引き抜き接ぎをするだけ。


↑を一応「表」としましょう。

それだけでリバーシブルになるという、簡単だけど効果絶大な秀逸パターンです。


↑を一応「裏」とします。色の違いが分かりにくいかな?

とにかく気軽に編めて楽しいプロジェクトなのですが、これまでの2枚の反省点として、「色を入れ替えるところがあまりキレイに出来なかった」ことを上げていたんですよね。

半分のところ(mcとccを入れ替える境目)で、mcとccを引き揃えてメリヤス編みをするのですが、2本の糸が捻じれて現れてしまうのが、どうにも気になったんですよね。

人にプレゼントしておいて、ナンですが・・・。

それで、今回は、少しパターンと違うことをしてみました。

2.変更点、工夫点

半分編んだところで、mcとccを入れ替える前に、まずccのみでメリヤスを一段(一周)編みました。
次にmcでまたメリヤスを一周。

そして、mcとccを入れ替えて模様編み開始。

それにより境目に2色の糸が捻じれたような段がなくなりました。



写真で分かりますかね・・。
すでに綴じたものをむりやり開いて撮影したのでなんだか歪んでいますが。
真ん中辺りにKのみの段が2段あるところです。(糸の色も似ているので・・・見づらいですね。)

そして、最後の引き抜き接ぎをするところですが、パターンの指示どおり、作り目の鎖を解いて目を別の針に移し、編み地を半分に折り畳んだら、まず後半で使用していたccで編み地の表面の目と裏面の目(つまり、2本の針)から1目ずつをメリヤス編みしました。

引き抜き接ぎと同じ要領ですが、ようするに、編み終えた一つ手前の目を今編んだ目にかぶせるという手順を省いたわけです。

それにより、右手にもっている針(つまり今までずっと編んでいた輪針)にccで編んだメリヤスが一段残っていきます。

一周編み終えると、最終段と作り目が繋がれて、リバーシブルな編み地が完成しています。
これを、次にmcの方の糸で普通に伏せ止めしていきました。

それにより、最終段も単色できれいな目が並びました。
裏面にするとあまり目立ちません。



裏面と表面の両方が見えるように置いて撮影してみました。
横に鎖が走っている面が伏せた表側、Pが2段並んでいるように見えている面が裏側となります。

どちらにしても、表裏の境目は、編み地の途中と最終段(と作り目を接いだところ)とでは、見た目が違ってしまうのですが、2色の糸がねじねじした状態はなくなり、個人的には大満足です。

あ、今気づいた!
同じにしたかったら、最後に繋ぐところをメリヤス接ぎにすればよかったのか!?

肌が弱い私はTosh Merino Lightで編んだものは、経験上肌に直接触れると痒くなってしまうのですが、今回はPashminaにしたので、ストレスは軽減されているように思います。

チクチクしない!とは言えないのですが・・。(我慢できそうな範囲。)

Pashminaはしっかり撚られた糸なので、太さが一定でないSingle PlyのTosh Merino Lightよりずっと編みやすかったです。

さて、母が気に入ってくれるといいなぁ。

そのうち気が向いたら自分用にも編みたい・・。色々気づいたこともあったし。

(プレゼント用で学習するっていうのもどうなんだろ。)

次回こそは、Chickadee Cowlの完成報告を! 

2016/12/15

なんだかんだで新プロジェクト

連日の投稿です。
急に編み物熱が再燃しています。

やっぱり時々断捨離するのって大事なのかもしれませんね。
今手元にあるものを視覚化して、自分が本当に好きなものが明白になって、色んな面での停滞感や閉塞感から脱却するきっかけになるような気がします。

何事にもなかなか腰が上がらない私にはとっても必要なこと。

で、何の話だっけ?

あぁ、そうそう。
処分する糸を整理していて、「これは手放そう」と決心したものを書斎に広げていたら、急に惜しくなってキープした糸がありました。

Malabrigo Mecha (col. Persia)です。



濃紺とグレーと茶が複雑に入り混じったすごーく渋くてかっこいい色です。

Eat Sleep Knitで1かせだけ購入したもので、多分夫のカウルでも編もうと思っていたんでしょうね。
Ravelryで同じ糸の同じ色で編まれたプロジェクトを見ていたら、急に編みたいものが出てきて、昨日大急ぎで玉巻きして早速COしてしまいました。




Chickadee Cowl by Kirsten Kapur
Yarn: Malabrigo Mecha (col. Persia)
Needle: US 11 (8 mm)

極太の糸なので、昨日の夕方から始めたわりにもう半分くらい編めています。
手が速い方や集中して編める方なら一晩で完成させられそう。

フリーのパターンです。
偶数目作り目して輪につないだらK1とsl1をひたすら繰り返すだけ。

以前編んで飽きて(というかワケがわからなくなって)解いてしまったHoney Cowlとよく似ているのですが、あちらはK1とsl1をする段とsl1とP1をする段があったので、さらに単純です。

Honey Cowlはこちら→


表側の表情は、圧倒的にHoney Cowlの方が素敵ですが、裏から見るとこちらもいい感じ。


何より「あれ?Kの段だっけ?Pの段だっけ?」と混乱することなく(だって、Honey Cowlはそれで挫折したんですもの。)無心で編めるので、TV観ながら~とか、ただ何も考えずにぼーっと編みたい人(私)向き。

移動中の編み物にも最適です。

明日には完成するといいなぁ。

次はBrick Road Cowl3枚目の完成報告(の予定)です。

2016/12/14

夏が終わり秋も過ぎ師走だわな。

いやぁ、もうホント。
世間では誰もが口を揃えて言っていることですが

1年が速い!!

春先の引越騒動冷めやらぬうちにもう年末ムードですよ、奥さん!

前回の投稿は夏用フットカバー1枚目の完成報告だったようなので(こちら→★)、秋もすっとばしてしまいましたね。

お久しぶりです。

子供の学校で役員をやったりしているもので、なんだかんだと忙しくしておりました。
なんてね・・。編み物できないほどじゃなかったけど。

なんだろ。

編む気が起きなかった・・・。(爆)

7年ぶりに戻った我が家。
愛しの我が庭♪ってところでしょうか。

外壁塗装や道路側の植栽の変更で業者さんを入れたり、なんとなく庭仕事していることが多かったです。
秋は、チューリップやスイセンなどの春咲き球根を植えたり、大好きなビオラやアリッサムやバコパの寄せ植えを作ったりして過ごしていました。(多分)


あ!そうそう、刺繍もしていました。
転勤先では一回もしなかったような気がする・・刺繍。
引越でため込んでいたキットが出て来たこともあり、急にやりたくなってチクチク刺していましたよ。

こんなかわいいブックカバーが出来ました♪


7~8年前にホビーラ・ホビーレで買った青木和子さんのキットです。
このビオラのシリーズが好きで、他にもランチョンマットやコースターやタペストリーのキットを持っています。
(とにかく買い込んでため込むのが好き・・・おいおいおい。)

裏が不細工なので、リバティの生地で裏地を付けたいのですが、何せミシンが苦手なので。
きっと当分このままなんだろうな。

先週末庭をすっきり片付けて、なんだか満足した勢いで、今週は和室にしまいこんだ編み物グッズの整理にとりかかりました。

衣装ケース3個分の毛糸(汗)を全部広げて、「うひゃ~!キレイ!」「やっぱり素敵だわぁ~♪」と誰もいない昼下がりの家で興奮する40代主婦。
きっと傍から見ていたら異様だったでしょう。

で、思ったわけですよ。

ザイコヲヘラサネバ

だって!もう押し入れに入らないし!
Yarnaholicさんから素敵糸販売のお知らせが来ても何も買えないんだもん!
(また買おうとしている。)

というわけで、
 (1)素敵で今すぐにでも何か編みたい糸と、
 (2)素敵すぎて編む予定はないけど手放せない糸と、
 (3)素敵なんだけどきっと編まないまま一生押し入れで過ごすことになるであろう糸
 (4)なんでこんなに買い込んでしまったのか分からない糸
に分類して、衣装ケース約1個分の(3)と(4)をヤフオクに出すことにしました。

最近自覚したのですが(いや、前から分かってはいましたけど)私は肌がとても弱いので、一般に「柔らかい」とされる糸でも痒くなったりかぶれたりしてしまうんですよね。
肌に直に触れてもストレスのない糸は、50%以上シルクの入っているものだと分かりました。(遅)
なので、基本的にはmerino/silkのブレンド糸と、プレゼントする相手が決まっていて購入した糸だけを残す方向で、残りは(3)としました。
(4)は、編み物を始めたばかりの頃に安さに目がくらんでまとめ買いしてしまった激安糸がほとんどです。

寄付することも考えたのですが、(3)は、ほしくてほしくて悩みぬいて厳選して大事に大事にしていた糸ばかりなので、ある程度価値を分かってくださる方のもとに渡ってほしくてヤフオク出品という手段を選びました。
当時支払った送料は考慮せず、購入時の価格の5~7割くらいの設定。どうだろ。

手放すときは悲しくなるかと思ったけど、たくさんの方が見てくださっていて、不思議となんだか嬉しいんです。
「断捨離」の気分の良さもありますが、何よりも本当に欲しいと思ってくださる方の手元で素敵な作品になったらいいな・・という希望が先立って。

さぁ、これからは、【編んだかせ数>新たに購入するかせ数】 を心がけよう。
そうしたらいつか在庫糸はゼロになる!(はず。計算上は。)

えらいぞ、私。失敗から学んでる!

人生は気づきと学びの連続ですね。
(そいういう問題なのでしょうか。)

次回は、Brick Road Cowl 3枚目の完成報告と願わくば新しいプロジェクトCOのお知らせ。



あ、それに娘のモフモフスヌードをいつの間にか編んでいた話と編みかけて進まない素敵プロジェクトの話も。

あれ、思いの外ネタがあるなぁ・・・。

いよいよ私にも編み物シーズン到来!か?