2014/04/24

addi clickを買ってしまいました。

前にもチラッと書きましたが、私の付け替え可能輪針歴は非常に浅く、2013年夏頃からです。
その少し前に「輪針でニット びっくり! 楽しい『輪針』の使い方 (ニットマニアックス)」という魅力的な本を手に入れ、輪針の奥深さに完全にやられ、まずはメビウス編みをしてみようと匠の120cm輪針を購入したことがそもそもの発端。

いやもっと昔、それより遡ること20年くらい前にも手袋を編むために20cmの小さな輪針は買ったことがあったのですが。
「付け替え可能」なんていうものの存在を知ったのは前記の本で・・だったので。
それから徐々に海外パターンにハマり、棒針でショールThe Age of Brass and Steam Kerchief (→これ)を編むという難しい~ことをやっていたら、外国人の友達から「interchangeablesにしたらいいのに」という指摘を受けたんですよね。

それで半信半疑で楽天を検索してみたところ、見つけたのがKnit Pro シンフォニーウッドのセット。
カラフルな針先がケースにキレイに並んだ姿に完全ノックアウト!
夫が母の日だか誕生日だかに買ってくれました。

ルックスだけで十分満足。

そして、以来それをずっと愛用してきたんですよ。とくに疑問も持たず。
でも最近カリスマニッターさんたちのブログなどを拝見していて、皆さんプロジェクト毎に最適な編み針を選んで使用していらっしゃることにビックリ。
材質(ステンレス、竹、木)で糸のすべりが違うこと、針先の鋭さで糸割れの起こりやすさや目の拾いやすさが変わること。

まさに目からウロコ。

Knit Proは、その後単品で長いコードや40cmの短いコード、40cm用の短い針先、細い号数の針を折ってしまったときにはステンレス製・・とちょこちょこ追加購入しました。

で、ステンレスにはステンレスの良さもあるけど、ステンレスは糸が滑り過ぎて、やっぱり木のほどよい滑りが必要なプロジェクトもあったりする・・と、万年ビギナーの私なりに気付いたりして。

それなら、竹もいいよね。丈夫だし。
(ニットプロを2回も折ってしまった女にとってはこれ、重要。)

そして、最近は海外の英文パターンばかりを編むので、USサイズを日本サイズに変換するのってすごーく面倒!ということに気付いたわけですよ。
しかも、最近Fingering~Sportsぐらいの糸ばかり編んでいて、US6指定のパターンが多い!

でも、US6(4mm)って対応する日本サイズが微妙なんですよね。
6号なら3.9mmだし、7号なら4.2mm。

(もちろん、ゲージによるから全く同じ太さの針じゃなきゃ編めないなんてことはないのですが。)

でもさ、「今6号使っているから次に編みたいもののスワッチは7号で編んでみるわ」・・っていうのもなんか違うし!!

で、かなり値が張るので悩みましたが、朝鶴さんで思い切ってaddi click bambooを買ってしまいましたよ。

前置きが長すぎる。

今朝到着。



輪針のセットだけにしてはこんもりした包みだなぁ・・と思ったら、素敵なオマケを付けて下さっていました。
この状態でプチプチに包まれ、さらに袋に入っていました。



リボン結びしていた毛糸も可愛い!娘のシュシュを編むぐらいはありそう。


早速編みます!


で、Schoppel merino lace。モヘヤ20%、ウール57%、ナイロン23%という素敵な糸!
1玉50gで400mもあります。

マジですか?

ただ、私自身は弱肌でモヘヤが苦手なので、直肌系の小物でも痒くなるかも。
プレゼント用かな・・。でも、帽子もいいね。もけもけのベレーとかきっとカワイイぞ。

来シーズンになるだろうけど、楽しみ〜♥

で、本題の針セット。(前置きが長い。)



実は春休みにMooritさんで近畿編針の付け替え可能セットSwitchを見てきたのですが、針の号数によって使用できるコードが違う(接続部分の太さが違うため)というのが、私には煩雑に思えて、購入を見送りました。

こちらのaddi switchは、コードが、ステンレス製のlaceやturboにも対応しています。
どのような組み合わせでも使用できる!という点が気に入りました。
しかも、コードどうしをつないで長くするためのコネクターもついていました。

ただ、近畿編針のSwitchのように、コードだけが単独で回転するタイプではないんですね。
なんか同じ名前のせいか勘違いしていました。
(私だけ?)

Knit Proでも、とくに問題なく編んでいるのですが、たしかにコードだけが回転してくれると、コードの捻れや絡まりがなくて良さそうですよね。
とくにマジックループのときなどは、両端の余ったコードが捩れることがありますし。
きっと近畿編針のSwitchを使ったらストレスの軽減を感じるのかも。

全てをクリアする輪針セットはないんですかね。
はぁ~。

あ、ちなみにaddiのコードはとてもしなやかです。Knit Proより柔らかい気がするな。Knit Proは写真のような小さな径(5cm程度)で巻くのは困難です。多分。

セットの中に何故かハートのピンが入っていました。「ニットに付けて、addi愛用者だよって示してね」とのことです。
カワイイけど、いらないかも。子供に見つかったら取られるような気もする。

さてと。
昨晩で終わる予定だったJamesがまだ完成しないのですが、次のプロジェクトに向けて、早速US6でスワッチ編んでみます。
使用感等は、後日改めてレポします!

ちなみにaddi click systemを国内で販売されているのは、今のところ朝鶴さんだけのようです。
でも、海外では世界中どこでも送料無料で送ってくれるというショップもあります。(→ ここ
あと、Amazon.comでも販売されているようです。別途送料がかかるかもしれませんが。

前にInterweave Knitsに色々な付け替え可能輪針を比較した記事があって、あぁ、海外にはこんなに種類があるんだ・・と思ったことがあったので、他にももっと使いやすいものがあるのかもしれませんね。

(後日追記:なお、addi clickの使用感とKnit Proとの比較については、こちら→にまとめています。)

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