初めてのLace糸で編んでいるPlayful Citrusは、予想どおり遅々として進みません^_^;
まぁ、例によって編み物に費やせる時間も極々限られている上、手が恐ろしく遅いので。
当然っちゃ当然か。
最初の表編みから左右の袖に当たる目のマーカー前後で増し目が始まります。
これを表面のみで25回…つまり50段分繰り返すわけですが、裏メリヤスがさらに遅いのでガーター編み数段を終えてメリヤスに移行した途端、カタツムリかナメクジか…とさらにノロノロな進み具合です。
撮影後にさらに少し進んでガーター+メリヤス20段編みましたが。
まぁ、だいたいこんな感じ。
裏面の最後の目は編まずに滑らせています。
こうするとキレイなエッジが出来るという小技は、昨年の夏、ひつじだまのWingspanワークショップに参加したときにキャシーさんに教えていただきました。
Three Irish Girls Extrafine Merino Laceですが、私には少しごわつく感じがします。
まあ、ほわんほわんのSkein Merino Silk Sportを編んだ直後だから比べちゃ酷というものですが。
娘は私よりずーっと肌が強いというか、しっとりモチモチ肌のおかげか、私がチクチク感じるものでも「柔らか〜い」と言います。
とはいえ、ガサガサしたカーディガンなんて可哀想だから、水通しで変わるといいな・・。
で、プロジェクトに関してお伝えできることはこんなものなので、使用しているaddi Switch Bambooについて使用感などレポしてみます。
さて・・。
まず、いいところはケーブルが緩まないことですかね。
これまで愛用してきたKnit Proがネジ式で接続するのに対し、こちらは内部のバネと噛み合わせでカチッとハマるので、編んでいる最中に針とケーブルの接続部分が緩んで外れそうになったり、緩んだ箇所に糸が挟まったりということは皆無です。
その点は、今のところ優秀。
あとは素材の竹。
久しぶりに竹針を使いましたが、やはり軽いし編みやすいですね。糸のすべりも程よいです。
針先は、使用しているUS4 (3.5mm)(写真 上)に一番近い太さのKnit Pro シンフォニーウッドJP#5(写真 中)と同Nova Metal JP#5(写真 下)(いずれも3.6mm)と比較して少し丸いですかね。
「鈍い」というのかな。「鋭い」の反対で。
しっかり寄られた2plyということもあり糸割れはありませんが、細いので慣れるまでは目が拾いにくい感じがしました。
これは糸との相性がイマイチということなのかな??
とくにメリヤスをきちんと編もうとすると目が拾いにくいようです。そんなことも影響して編み方が少し緩めになりがちかもしれません。
ケーブルは柔らかいと思います。予想どおり、Knit Proのものよりはだいぶしなやかで、その点は気に入りました。
が。
一番気になるというか残念なところ。
それは、ケーブルと針の継ぎ目の段差。
目が引っかかって編みにくい!!
号数の小さい針だからというのもあるかもしれません。
細い針では目も小さくなるので、この段差部分で引っかかり易くなるのでしょう。
それにしても非常に残念!
編み地を送るのにいちいち引っかかるのはストレスです。手が緩い方なら問題ないのかな。
前記のとおり緩めに編んでしまうのには↑↑の理由の他に、この引っかかりを解消したいという潜在意識が働いているような気もします。
うーん。
もっと太い針を使う場合(ローゲージで編む場合)には気にならないのかなぁ。まだこれしか編んでいないので、なんとも言えません。
ちなみにこの段差、針とケーブルの接続部ではありません。
針先との接続のためにケーブルに設けられた治具というか金具というか。
ケーブルの付属品?そういうものです。付け替え針とケーブルの継ぎ目は気になりません。
うーん。
Knit Proでも感じたことがないわけではない「段差問題」ですが。
なんだろ。
買ったばかりなだけに、残念感が増幅されているのかなぁ…。
今度はもう少し太い針を使ってみて改めてレポします。
とりあえず、今のところは「セットで買うほどの価値があるかは、まだ分からない」という感想ですかね。
「 どこかで試し編みさせてもらっていたら買わなかったかもしれない・・。」っていう感じでしょうか。
絶賛したいけど、できない・・。
もどかしいなぁ。
なるべく近いうちに他の号数や糸でも編んでみて再度レポしますね!!