だから私のワードローブは、飾り気のないものばかりです。
今の時期は、無地のリネンシャツやサラッとしたハイゲージのシンプルニットがクローゼットや引き出しの中にずらっと並んでいます。
かといってこだわりがないかといえば、真逆で、素材、色味、丈、襟ぐりのちょっとしたカットには妥協できないものがあります。
シンプルなシャツやニットに大きめのアクセサリーや巻物を合わせるのが私の定番スタイルです。
そんなわけで、手編みもおのずとシンプルなものばかりに偏りがち。
カリスマニッターの皆様のブログやRavelryを見ていると、ウットリするようなレースショールや色使いの美しいウエアがたくさんあって、「素敵ステキ!私も編んでみた〜い♥」と興奮し、queueに入れてみたりします。ついでにYarnaholicさんやEat Sleep Knitでプロジェクト開始に向けて糸も購入してみたり。
でもね。いざパターンを購入しよう、COしよう・・となって「はた」と気づくわけですよ。
「こんなの編んで、私使うかしらん?着るかしらん?」と。
だって、ほら。
私のRavelryのプロジェクトページ見ると一目瞭然。
LacyなものもIntricateなものも皆無。
メリヤス砂漠の嵐!
もはや砂嵐だわね。
(多分なんかチガウ)
(多分なんかチガウ)
てなわけで、ま、言い訳ですよ。
「だるいプロジェクトばっかりねっ」と思われているかも(誰に?)という脅迫観念を拭い去るべく、高らかに言い訳中。
かっこ良く言い換えれば「上質な既製品みたいな手編みを目指したいの」です!
だがしかし。
腕が上がらないとイマイチ決まらないセリフだな、これ。
で、Playful Citrusの退屈しのぎプロジェクトもほれ。
あらやだ。メリヤスベースですわよ、奥様。
糸はThree Irish Girls Bamboo Cotton Fingering (col. Shale Be Comin' 'round The Mountain)。
ちなみに色名のもとになっている(と思われる)この歌、我が家では娘が小さい頃にSesame Streetバージョンが無限リピートで流れていたので、Big BirdとElmoの声が耳の中で絶賛リピ中。
Bamboo Cotton Fingeringは昨年Raiunを編んで猛烈に気に入り、「もう夏糸はこれしか買わないわ!」と言うほど待ち焦がれていたので(実際にはShibui Knits Linenとか買っちゃいましたけど)、Yarnaholicさんでの再販には興奮しました。
それなのに、この色は一カセしか買えず、何にするか悩んでいたのです。
ローゲージのショールZilverは無料パターン。見つけたときには「これだ!」と手放しで喜びました。
するんするんでやわやわな糸で編むショールは、これからの季節の冷房よけに最適でしょう。きっと。
ただ、なんだろ。
糸の染色の工程で使ったものの香りなのか、保管中の防虫剤のようなものの香りなのか。
嫌な匂いではないのですが、けっこうキツイ香りなので個人的には編んでいるとやや頭痛がします。
なんでしょ。去年編んだcol. Corkboardのときは気にならなかったのですが。
パターンは、確かにシンプルなメリヤスベースですが、一段おきにM1L M1Rの増し目もあるし、六段ごとにk2togとkf&bで構成されるリッジもあるし、ちっとも退屈じゃないんですわよ、奥様。
というより、ほどよく緊張感があって、私には適度な気分転換になっています。
まさかの「楽しくてこっちばかり編んでしまう」系。あっという間に完成しそうです。
というより、ほどよく緊張感があって、私には適度な気分転換になっています。
まさかの「楽しくてこっちばかり編んでしまう」系。あっという間に完成しそうです。
ちなみにもう一つCOする予定のものは、colorworksありのもの。
メリヤスベースですけど、これもすべり目があるのでそんなに退屈じゃない・・はず。
いや、むしろ投げ出さずに完成させられるかが不安。色替え苦手なので。
いや、むしろ投げ出さずに完成させられるかが不安。色替え苦手なので。
で、昨日泳ぎに行く前にしっかり玉巻き。
さっそくCOしちゃおうかな。
Madelinetosh Tosh Merino Light (col. Manor, Mica)。
濃紺〜グリーンのManorは2枚目のashburnに使う予定でしたが、グレーや茶の混じった水色系のMicaと相性が良さそうなので予定変更して使っちゃいます。
編み散らかす所存でございます。
でも、その話はまた今度。
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