2016/12/21

勢いに乗って新プロジェクトReyna始動!

いやぁ、編み物が楽しい季節になりましたね。

超寒がりの私としては、この異常ともいえる東京近郊の温かさはありがたい。
「ちょうど良い寒さ」です。(家の中より外の方が温かいからなのですが・・)
まぁ実際問題心配ですけどね・・20℃って何よ??

(ドイツから一時帰国中の友人は「暑い!!」と叫んでいました。)

「寒い寒い」と言いながら床暖を付けて、熱々のジンジャーティーかコーヒーを飲みながらひざかけをして編み物。


至福・・・

そんなわけで、勢いに乗って新たなプロジェクトをスタートさせました。


Reynaです。

レイナさんってけっこうポピュラーな名前ですよね。
私の友人にもいますし、娘のお友達にもいるな。

こちらもRavelryのフリーパターンです。

A4用紙表面のみ1枚、白黒印刷のあっさりとしたパターンで、写真もなし。

でもRavelryのプロジェクトページを見るとみなさんとっても素敵に編まれているんですよね。

私は去年(あれ?一昨年??こちら→)編みかけて、どうにも気分が乗らずにケロケロと解いてしまった(編んでいる物を途中で諦めてFrogするというようですが、その理由についてはこの辺りに書いています→)Dudester Scarfに使っていたNBK (Northbound Knitting)のMerino Silk DKを使っています。

ため息が出るような美しさ。

NBKのMerino Silk DKは、他に2色持っているのですが、どれも同じような(笑)ベージュ~グレー系。大好物なんです。
グレーというよりもはやシルバーと呼びたくなるような輝き。
シルク特有なんでしょうけれど、なんとも言えない貴金属のような煌めきがあるんですよね。

あまり複雑なケーブル模様とかよりも、ガーターメインでところどころメッシュの入ったこのパターンに合いそう。

大きめに編みたいけれど、2玉しかないので糸長から考えたらパターンどおりがギリギリかもしれません。

最初のガーターセクションと最初のメッシュセクションが終わりました。

このパターン、最後のところにRow Tracker(段数チェックシートとでもいいましょうか)が付いていて、これが超親切!

いつもは「正」マークをひたすら書いているのですが、2段や4段でワンセットになっている模様を何回繰り返す・・っていうようなときは、こういうのがあると間違えなくて済みますね。
初めて見たのですが、感動。

今度から自作しよう。(覚えていたら。)

とはいえ、実はガーターセクションが終わったところで一度全解きしています。
なぜなら・・いつのまにか中心がずれていたから。
もう説明するのもバカバカしいのですが、言い訳をするならば・・・いいや。

言い訳はBOしてからまとめて書こう。

ほどよく変化があって時間が経つのも忘れて編んでしまうプロジェクトです。

仕事もあるし、年賀状も手つかずだし(まずは家族写真を撮らねば。。)、結局ゆっくりペースになりそうですが。

年内に終わるといいな。

2016/12/20

やっと完成!Chickadee Cowl

簡単だ楽勝だとすぐに編めそうなことを言っていた(実際そこまでは言っていないよ・・)Chickadee Cowlですが、例によって思いのほか時間がかかり、昨日ようやく完成しました。



Chickadee Cowl by Kirsten Kapur
Yarn: Malabrigo Mecha (col. Persia)
Needle: US 11 (8 mm)

Ravelryで無料配布されているパターンです。

作り目して輪につないだら表編みとすべり目を交互に繰り返していくだけ。

実際のパターンでは、6インチ編んだところでゆるく伏せ留めして終わることになっているのですが、私は1玉しかない糸を使い切りたかったのでギリギリまで編み進めました。
そんなわけで深さ7インチ半、約19cmになりました。



編み終わりはきつくならないようにJenny's Surprisingly Stretchy BOで留めました(この留め方にびっくりした話はこちら→★)。

糸の残量は8グラム。
あと1周編めただろうなぁ・・という量ですが、まぁ足りなくなるよりいいかな。

相変わらず「この太さの糸でこの編み地の長さなら何センチくらい残せば留められる」という目測が立てられない万年ビギナー。

かぶるとこんな具合。


普通に延ばしたら顔がすっぽり隠れてしまいます。

大雪になったらいいかも。
ここじゃ雪なんてほとんど降らないけれど・・。

表側はこんな感じ。


悪くないけど目が揃っていないように見える。
いや、実際揃っていないのかもしれないけど、一応言っておくと太さが均一でない糸なんですよ・・。
技術もないけど。
これでも「わりと目が揃いやすいわね」と思いながら編んでいました。(恥)

裏はこんなです。


私は裏のポコポコした感じが好きなのでこちらを表にしています。

自分が使おうかとも思ったのですが、首が寒いといって早速喉を痛めた夫に。

肌の弱い私は↑の写真でも中に綿のタートルを着ていますが、夫はチクチクしないと言っていましたよ。

よかったよかった。

とっても単純な編み方で盛り上がりもないので、極太糸で「1玉使い切るぞ!」というプロジェクトには最適です。

逆にあまり細い糸で目数も段数も多かったら退屈で退屈で投げ出すかもしれません。

それと、ショートピッチで様々な色が複雑に展開するMalabrigoのミックス色だからこそ、色の変化を楽しみながら編めましたが、単色や色の揺らぎがあまりない糸では退屈になるかもしれませんね。

とりあえず、「編む当てがない」と処分寸前だったMechaをサクッと活用できて満足です。

撚りがほとんどなく、太さが不均一になりがちなSingle Plyは苦手なのですが、これは極太なおかげであまり苦なく編めました。

この勢いで次のプロジェクトも始めたので、それのお話はまた次回。


2016/12/17

完成報告:Brick Road Cowl No. 3 - rosy brick road

はい、Chickadee Cowlはまだ完成していません。

なぜなら昨日、今日とほとんど編み物をしていないから。(爆)

そんなわけで、とりあえず少し前に完成して水通しして、只今絶賛乾燥中の3枚目のBrick Road Cowlの完成報告でも・・・。




Brick Road Cowl by Antonia Shankland and Madelinetosh
Yarn: Madelinetosh Pashmina (cols. Isadora, Sun Rose)
Needle: JP 5 (3.6 mm) 

1枚目の完成報告はこちら→

2枚目の完成報告は・・したなかったみたい。CO報告はこちら→

1枚目は弟に、2枚目はそのパートナーにプレゼントしました。
それをお正月に見た母が「私もこれほしいわ」と言いだしたので、糸を厳選して購入したのはぐるっとまるっとほぼ2年前。そのときの騒動はこちら→

で、COしたことはご報告していなかったようですが、Ravelryのプロジェクトページによればきっかり1年前。

もはや3年越しですよ。

3枚のうち、一番早く編めたのは2枚目(white brick road)だったようで、それでも2週間かかっていますね。

いいのいいの。
ゆるゆるゆる~んとのんびり編んでいるんだもん。

さて、前の2枚はTosh Merino Lightで編みましたが、今回は私同様肌の弱い母のために同じMadelinetoshですが、Pashminaを使用しました。

糸が少し太いので、出来あがったカウルは少し大きいのかな?

分厚いので乾燥に時間がかかっていてまだ完成品の寸法を測っていません。

(裏返すときにピンを外して測定してみました→ 平置きで幅30cm、高さ18cmです。ぐるりだと62cmぐらいかな。)

編んだ際の感想などは、上記にリンクを貼った1枚目の完成報告に書いたとおりなのですが、いちいちリンク開くのが面倒な皆様のために、重複も多いと思いますが、再度書きますね。

1.感想など

このカウルは、まず、別糸で鎖編みを作って拾い目をする方法から始めます。

前半はメインカラー(mc)でガータ(表メリヤスの段と裏メリヤスの段を交互に)編み、もう一方のカラー(cc)ですべり目をして、後半はmcとccを入れ替えます。

同じ段数だけ編んだら、作り目の鎖を解いて目を別の針に移し、編み地を半分に折り畳んで最終段と引き抜き接ぎをするだけ。


↑を一応「表」としましょう。

それだけでリバーシブルになるという、簡単だけど効果絶大な秀逸パターンです。


↑を一応「裏」とします。色の違いが分かりにくいかな?

とにかく気軽に編めて楽しいプロジェクトなのですが、これまでの2枚の反省点として、「色を入れ替えるところがあまりキレイに出来なかった」ことを上げていたんですよね。

半分のところ(mcとccを入れ替える境目)で、mcとccを引き揃えてメリヤス編みをするのですが、2本の糸が捻じれて現れてしまうのが、どうにも気になったんですよね。

人にプレゼントしておいて、ナンですが・・・。

それで、今回は、少しパターンと違うことをしてみました。

2.変更点、工夫点

半分編んだところで、mcとccを入れ替える前に、まずccのみでメリヤスを一段(一周)編みました。
次にmcでまたメリヤスを一周。

そして、mcとccを入れ替えて模様編み開始。

それにより境目に2色の糸が捻じれたような段がなくなりました。



写真で分かりますかね・・。
すでに綴じたものをむりやり開いて撮影したのでなんだか歪んでいますが。
真ん中辺りにKのみの段が2段あるところです。(糸の色も似ているので・・・見づらいですね。)

そして、最後の引き抜き接ぎをするところですが、パターンの指示どおり、作り目の鎖を解いて目を別の針に移し、編み地を半分に折り畳んだら、まず後半で使用していたccで編み地の表面の目と裏面の目(つまり、2本の針)から1目ずつをメリヤス編みしました。

引き抜き接ぎと同じ要領ですが、ようするに、編み終えた一つ手前の目を今編んだ目にかぶせるという手順を省いたわけです。

それにより、右手にもっている針(つまり今までずっと編んでいた輪針)にccで編んだメリヤスが一段残っていきます。

一周編み終えると、最終段と作り目が繋がれて、リバーシブルな編み地が完成しています。
これを、次にmcの方の糸で普通に伏せ止めしていきました。

それにより、最終段も単色できれいな目が並びました。
裏面にするとあまり目立ちません。



裏面と表面の両方が見えるように置いて撮影してみました。
横に鎖が走っている面が伏せた表側、Pが2段並んでいるように見えている面が裏側となります。

どちらにしても、表裏の境目は、編み地の途中と最終段(と作り目を接いだところ)とでは、見た目が違ってしまうのですが、2色の糸がねじねじした状態はなくなり、個人的には大満足です。

あ、今気づいた!
同じにしたかったら、最後に繋ぐところをメリヤス接ぎにすればよかったのか!?

肌が弱い私はTosh Merino Lightで編んだものは、経験上肌に直接触れると痒くなってしまうのですが、今回はPashminaにしたので、ストレスは軽減されているように思います。

チクチクしない!とは言えないのですが・・。(我慢できそうな範囲。)

Pashminaはしっかり撚られた糸なので、太さが一定でないSingle PlyのTosh Merino Lightよりずっと編みやすかったです。

さて、母が気に入ってくれるといいなぁ。

そのうち気が向いたら自分用にも編みたい・・。色々気づいたこともあったし。

(プレゼント用で学習するっていうのもどうなんだろ。)

次回こそは、Chickadee Cowlの完成報告を! 

2016/12/15

なんだかんだで新プロジェクト

連日の投稿です。
急に編み物熱が再燃しています。

やっぱり時々断捨離するのって大事なのかもしれませんね。
今手元にあるものを視覚化して、自分が本当に好きなものが明白になって、色んな面での停滞感や閉塞感から脱却するきっかけになるような気がします。

何事にもなかなか腰が上がらない私にはとっても必要なこと。

で、何の話だっけ?

あぁ、そうそう。
処分する糸を整理していて、「これは手放そう」と決心したものを書斎に広げていたら、急に惜しくなってキープした糸がありました。

Malabrigo Mecha (col. Persia)です。



濃紺とグレーと茶が複雑に入り混じったすごーく渋くてかっこいい色です。

Eat Sleep Knitで1かせだけ購入したもので、多分夫のカウルでも編もうと思っていたんでしょうね。
Ravelryで同じ糸の同じ色で編まれたプロジェクトを見ていたら、急に編みたいものが出てきて、昨日大急ぎで玉巻きして早速COしてしまいました。




Chickadee Cowl by Kirsten Kapur
Yarn: Malabrigo Mecha (col. Persia)
Needle: US 11 (8 mm)

極太の糸なので、昨日の夕方から始めたわりにもう半分くらい編めています。
手が速い方や集中して編める方なら一晩で完成させられそう。

フリーのパターンです。
偶数目作り目して輪につないだらK1とsl1をひたすら繰り返すだけ。

以前編んで飽きて(というかワケがわからなくなって)解いてしまったHoney Cowlとよく似ているのですが、あちらはK1とsl1をする段とsl1とP1をする段があったので、さらに単純です。

Honey Cowlはこちら→


表側の表情は、圧倒的にHoney Cowlの方が素敵ですが、裏から見るとこちらもいい感じ。


何より「あれ?Kの段だっけ?Pの段だっけ?」と混乱することなく(だって、Honey Cowlはそれで挫折したんですもの。)無心で編めるので、TV観ながら~とか、ただ何も考えずにぼーっと編みたい人(私)向き。

移動中の編み物にも最適です。

明日には完成するといいなぁ。

次はBrick Road Cowl3枚目の完成報告(の予定)です。

2016/12/14

夏が終わり秋も過ぎ師走だわな。

いやぁ、もうホント。
世間では誰もが口を揃えて言っていることですが

1年が速い!!

春先の引越騒動冷めやらぬうちにもう年末ムードですよ、奥さん!

前回の投稿は夏用フットカバー1枚目の完成報告だったようなので(こちら→★)、秋もすっとばしてしまいましたね。

お久しぶりです。

子供の学校で役員をやったりしているもので、なんだかんだと忙しくしておりました。
なんてね・・。編み物できないほどじゃなかったけど。

なんだろ。

編む気が起きなかった・・・。(爆)

7年ぶりに戻った我が家。
愛しの我が庭♪ってところでしょうか。

外壁塗装や道路側の植栽の変更で業者さんを入れたり、なんとなく庭仕事していることが多かったです。
秋は、チューリップやスイセンなどの春咲き球根を植えたり、大好きなビオラやアリッサムやバコパの寄せ植えを作ったりして過ごしていました。(多分)


あ!そうそう、刺繍もしていました。
転勤先では一回もしなかったような気がする・・刺繍。
引越でため込んでいたキットが出て来たこともあり、急にやりたくなってチクチク刺していましたよ。

こんなかわいいブックカバーが出来ました♪


7~8年前にホビーラ・ホビーレで買った青木和子さんのキットです。
このビオラのシリーズが好きで、他にもランチョンマットやコースターやタペストリーのキットを持っています。
(とにかく買い込んでため込むのが好き・・・おいおいおい。)

裏が不細工なので、リバティの生地で裏地を付けたいのですが、何せミシンが苦手なので。
きっと当分このままなんだろうな。

先週末庭をすっきり片付けて、なんだか満足した勢いで、今週は和室にしまいこんだ編み物グッズの整理にとりかかりました。

衣装ケース3個分の毛糸(汗)を全部広げて、「うひゃ~!キレイ!」「やっぱり素敵だわぁ~♪」と誰もいない昼下がりの家で興奮する40代主婦。
きっと傍から見ていたら異様だったでしょう。

で、思ったわけですよ。

ザイコヲヘラサネバ

だって!もう押し入れに入らないし!
Yarnaholicさんから素敵糸販売のお知らせが来ても何も買えないんだもん!
(また買おうとしている。)

というわけで、
 (1)素敵で今すぐにでも何か編みたい糸と、
 (2)素敵すぎて編む予定はないけど手放せない糸と、
 (3)素敵なんだけどきっと編まないまま一生押し入れで過ごすことになるであろう糸
 (4)なんでこんなに買い込んでしまったのか分からない糸
に分類して、衣装ケース約1個分の(3)と(4)をヤフオクに出すことにしました。

最近自覚したのですが(いや、前から分かってはいましたけど)私は肌がとても弱いので、一般に「柔らかい」とされる糸でも痒くなったりかぶれたりしてしまうんですよね。
肌に直に触れてもストレスのない糸は、50%以上シルクの入っているものだと分かりました。(遅)
なので、基本的にはmerino/silkのブレンド糸と、プレゼントする相手が決まっていて購入した糸だけを残す方向で、残りは(3)としました。
(4)は、編み物を始めたばかりの頃に安さに目がくらんでまとめ買いしてしまった激安糸がほとんどです。

寄付することも考えたのですが、(3)は、ほしくてほしくて悩みぬいて厳選して大事に大事にしていた糸ばかりなので、ある程度価値を分かってくださる方のもとに渡ってほしくてヤフオク出品という手段を選びました。
当時支払った送料は考慮せず、購入時の価格の5~7割くらいの設定。どうだろ。

手放すときは悲しくなるかと思ったけど、たくさんの方が見てくださっていて、不思議となんだか嬉しいんです。
「断捨離」の気分の良さもありますが、何よりも本当に欲しいと思ってくださる方の手元で素敵な作品になったらいいな・・という希望が先立って。

さぁ、これからは、【編んだかせ数>新たに購入するかせ数】 を心がけよう。
そうしたらいつか在庫糸はゼロになる!(はず。計算上は。)

えらいぞ、私。失敗から学んでる!

人生は気づきと学びの連続ですね。
(そいういう問題なのでしょうか。)

次回は、Brick Road Cowl 3枚目の完成報告と願わくば新しいプロジェクトCOのお知らせ。



あ、それに娘のモフモフスヌードをいつの間にか編んでいた話と編みかけて進まない素敵プロジェクトの話も。

あれ、思いの外ネタがあるなぁ・・・。

いよいよ私にも編み物シーズン到来!か?


2016/08/27

Skimmer Socks 完成!


夏休み最後の一週間。みなさまいかがお過ごしですか。

我が家は、実家の近く(=地元)に引越してきて、ここ数年のような長期の帰省がなかったこともあり、例年のように「いつまでにこれを終わらせなきゃダメだよ!」と宿題の進捗をいちいちうるさくモニターしない、親もボンヤリした夏休みでした。

で、気がつけば

「へ??あなた、噂ののび太くんですか?カツオくんですか?まるこさんですか?」

昭和のアニメかよ!と突っ込みたくなるほどに宿題が終わっていないことが判明。

なんだったんだよ、
「宿題しなさいよ」
「やったよ~。もうやることないなぁ。」は???

いやいや、薄々気づいていましたよ、自由研究(or自由工作)も、読書感想文も手つかずだよね?ってこと。

そんなわけで、夏休み最大のストレス・・・宿題の追い込みウィークのおかげで編み物どころじゃありませんでした。

せっかくやる気を起こしていたのにさ。

まぁ、すったもんだありましたが、夏休みも残すところあと明日だけ・・というところで、なんとか宿題のゴールも見えたようで(読書感想画製作中)、母はめでたくSkimmer Socks を完成させましたとさ。


Pattern: Skimmer Socks by Sheila Toy Stromberg
Yarn:  Three Irish Girls / Bamboo Cotton Fingering (col. Cork Board)
Needle: Addi 100cm circular US 2 (2.5mm)


足の甲のかぶれ痕があまりにもひどいので、美肌補正かけました。すみません・・。

それと、先日の投稿に記載した情報に誤りがありました。
輪針はチューリップではなく、Addiでした。

今回は写真のとおり、つま先の浅い仕様となりました。
レペットのバレエシューズに合わせたらいいぐらいの浅さです。

手持ちの余り糸でやわやわ~なBamboo Cotton Fingeringを使用したこともあり、色が・・ね。
Cork BoardはRAIUNを編んだ残り糸で、墨絵のような深い紫が素敵な色なのですが、フットカバーとしてはね・・使いづらい色かもしれません(笑)

黒のバレエシューズならありかな?

次はもう少しつま先の部分を編み足して、甲を覆うようなもの・・ドライビングシューズやオペラシューズやローファーの中に履けるものを編もうかな。

それとスニーカー用ね。

スニーカー用の完璧なパターンは、もう昨年編んで分かっているのですが、いくつか試してみたいんですよね。

とりあえず、今回のSkimmer Socks の感想:

1.パターンについて

超シンプルで秀逸なパターン。
ソックスを編んだことのない人でも、マジックループができれば多分編めます。
靴下の構造を理解していなくても、書かれているとおりに編んでいくといつの間にか靴下の形になっているという・・。

つま先から始めるToe Upなので、サイズ調整も簡単ですし、何より無料のパターンなのにサイズがXS~L(長さ20cm~26+cm)まで記載されているのが親切です。

足底を往復編みで編むところで長さ(サイズ)の調整が可能なのは、他のパターンでも同様なのですが、足の幅という面では、増し目の数などがサイズごとに指定されているのは本当に助かります。
自分で目数を調整したりする必要がないので、靴下初心者でも頭を悩ませることなく編めそうです。

今回は、ソックヤーンではない柔らかな(ドレープが出やすく伸びるけれど、縮む力はほとんどない)糸を使用したため、実際の足のサイズよりもかなり小さく作りました。

でも履いてみるとしっかりフィット。

しつこいようですが、私は化繊(とくにポリウレタン)にかぶれるので、靴下には本当に苦労するのですが、それ以前に、足が小さい(通常22.5の靴を履いていますが、実際は22でもOK)ので、自分で編む場合でもサイズ調整に本当に苦労します。

このパターンは、きっと半永久的に私の靴下パターンとして活躍するでしょう。

2.変更点

唯一、パターンどおりに編まなかったのは、W&Tです。

かかとの上のところ(アキレス腱の下?)を往復編みで形成しています。
これがまたいい具合に靴擦れしがちなところを覆ってくれて…よく出来たパターンです。


そして、この往復編みの部分、目数は指定どおりにしましたが、W&Tの代わりにGerman Short Rowsを取り入れました。何故ならその方が簡単でキレイだから。
ただし、W&TをGerman Short Rowsに変更する場合の注意点にもとづいてちゃんと調整しましたが。
(German Short Rows についてまとめた記事はこちら→


とにかく「サクっ」と編めて、しかもサイズ調整が完璧。

私にとって夏用靴下のモデルパターンが確定したようで、大感激しています!

しかも両足で23g!

量産体制に入ります!




2016/08/22

色々編み散らかすものの・・

長らく大変ご無沙汰しております。

3月末に主人の転勤に伴い、横浜の持ち家に戻ってきました。

ミラクル

おかげさまで娘もすぐに小学校に慣れ(一応幼稚園までいたので近くに昔からの友人知人も多く)、「やっぱり自分の家はいいなぁ」と感じているところです。

ようやく人を招待出来る程度に片づけも一段落して、仕事をしたり、本を読んだり、庭いじりをしたり、新たなペットを飼ったり。


が、なぜかなかなか編み物が捗りません。

編み道具もわりとちゃんと整理出来ているし、大量の毛糸在庫も比較的出しやすいところにしまって編む気になればすぐに出せる!

でも・・・。

いや、いろいろCOしてみてはいるんですよ。

まずは、Habu XS-45 20/3 Bambooで真夏の墨色ショール。




YOの多いパターンを刺繍糸ばりに細い糸2本取りで編んでいたので、一度間違えを見つけてしまったら修復不能になり・・
再挑戦したい気持ちはあるものの、解くのも大変。ひとまずFROGすることになりそうです。

それから、NHK出版「かぎ針編みでラフィア風の帽子&バッグ」からエコアンダリアで編むかぎ針編みのシルバーバッグ。

何年か前に挑戦したときには「一つ前の段に針を入れ、前の段を編みくるむ」の意味が理解できず、諦めたもの。
今回は編み図と真剣に向き合い再挑戦。

でも・・そもそもかぎ針で輪に編むのがすごく苦手だということが今さら判明。
棒針同様に超我流で来てしまったので。

最近気づいたのですが、「立ちあがりの目」と「最初の目」と「引き抜いた目」の関係がぐちゃぐちゃみたいです。
だから段によって目が増えてしまったり、目数を合わせようとすると、最後に引き抜いたところで妙な穴が出来てしまったり。

おいおいおい。

だからバッグ(や帽子)が完成すると必ず立ちあがりの目のものと思われる線が、バッグの表面を大々的に斜めに横断してしまうんですよ・・・。



手近にあった子供の帽子で確認。この↑斜め線が側頭部を斜めに横切っている。

人生で初めて編んだかぎ針編みのバッグは、麻紐を使ったもので、そのときは、毎段いちいち編み方が載っていた本のとおりに編んだためか、その線がきれいにバッグの側面にすーっと垂直に出来ていたんです。側面の縫い目のように
それは私には存在が全く気にならないほどきれいで。

でも、それ以降編んだかぎ針編みのバッグや帽子にはみごとに斜めに線が入っています。

色々検索すると、各段の最初の一目を入れているところや引き抜いているところが間違っているらしいことまでは分かったのですが。


誰か私に根気よく教えてくれないかなぁ。
そういう超初心者用だけどバッグを編めるようにしてくれる講座・・ありませんか?
(他力本願&ご都合主義・・)

で、なんだっけ。

あぁ、そうそう。編み物が捗らない話ですね。

そもそも夏の編み物があまり得意ではないのですが、例によって例のごとく靴下問題が大変に深刻でして。
(靴下問題についてはこちら→

やっぱり靴下だよな。

と昨晩、かき壊した水泡やらかさぶたやら痣やらで可哀想なことになっている足の甲をなでなでしながら、急に思い立って夏用のフットカバーをCO。

だって、昨年お仕事の上靴用に編んだフットカバーがとっても調子いいんですもの。
(こちらの記事→
コットンとシルクというノンストレス素材なのでスニーカーを長く履いていてもほとんどカブレ知らず。痒くならない!

パンプス用とか、もう少し踵が深いものとか色々あるといいよね・・と思って。

そんなわけで、


Pattern: Skimmer Socks by Sheila Toy Stromberg
Yarn:  Three Irish Girls / Bamboo Cotton Fingering (col. corkboard)
Needle: Tulip 80cm circular US 2 (2.5mm)


糸は3年前にRAIUNを編んだ残りもの。
中途半端に余っていて、大好きなやわやわ糸なのに使い道がないなぁと悩んでいたのですが、このフットカバーなら2足編めそう!

恐ろしく手の遅い私でも一晩で片方編めたので、今晩もう片方編んで明日以降量産体制に入ります!

編み物熱が戻ってきたか?

あ、写真は両足揃ったら載せますね~。

2016/06/27

戦意喪失


最近の編み物プロジェクトについて例によってなが~い記事を書いたところで

消えた。

打ち込んだり
体裁整えたり
写真貼ったり
リンク貼ったり
・・していた記事が、まるっと消えた。

戦意喪失。


そんなわけで、また1カ月ぐらいしてBLOGGERと向き合う気が起きたら書きます。

私の数時間を返せ!!


2016/05/17

ちょちょちょーご無沙汰です

元気です。

ただ、編み物が捗ってませんけど。

引越しました。
横浜の持ち家に戻りました。
奇跡的に夫も異動になり家族で戻ることが出来ました。


まだ段ボールがたくさんあって、まだ家具も揃わなくて、それなのに仕事は次々と舞い込んで、なんとなく落ち着かない日々です。
庭の手入れもあったり、また読書に勤しんだり。

でもちゃーんと編み物計画は立てています。
長らく放置されたままのピンク系のBrick Road Cowl を片付けたら始めます。

もう少しお待ちくださいませ。

2016/01/11

そういえば・・・

昨年ご報告した私の左腕の痺れ・・・。

市内の総合病院で「手根管症候群」と診断され、「治らない」と言われ、かなりのスピードで編み物もままならないほどに進行していたアレ。(こちらの記事→

治りましたよ。(爆)

はい。なんともあっさりと。

いやね。
神経伝達速度やらMRIやら色々検査もやってみましてね。

結局のところ、「やっぱり違うかも」とか「原因不明」とかと言われたんですよ。

それでもどんどん症状は悪くなって、腕を上げていると左腕全体がひどく痺れて、ハンドバッグを持って歩くのも、傘をさすのも、洗い物をするのも、シャンプーするのも、途中で何度も中断して左手を下ろしたり振ったりしないと辛くて続けられませんでした。

「効くか分かりませんが」と大量に薬を処方されたりもしましたが、副作用が強くて2日でやめてしまったり。

それで、「もうこの際マッサージか整体に縋ろう・・・(涙)」と、職場の人や友人知人に色々と良いところを教えてもらったりしていたんですよ。

でも、なかなか時間がとれず、とりあえずよく行くスーパーの2Fにある10分から90分まで10分単位で「全身」とか「肩」とか「足」とかとお願いできるマッサージ店に買い物ついでにフラっと立ち寄りましたらね。

40分のモミモミ一回で治ってしまいました。

はい。

謎です。

ただの寝違えか肩こりか。なんだったんでしょ。

そんなことで3カ月以上通院して、レントゲンに始まり、検査だ薬だと膨大な医療費を費やしてしまいました。

そんなわけで、ご心配いただいた皆様。

お騒がせして申し訳ありませんでした。

「ただでさえ恐ろしく遅い手が負傷したことでますます遅く・・」なんて言っていましたが、


おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
(魔女の宅急便)


ゆるーく編んでま~す。

2016/01/06

発表!2016年最初の新プロジェクト

どうも。

おおげさなタイトルを付けてみました。

昨年は後半に大失速してしまったので、今年の編み物の目標は低めに設定しています。
(詳しくはこちらの記事→

で、年明け早々にCOしたのは10歳の娘に頼まれたネックウォーマー/カウルです。



私自身がずーっと前(2012年頃?)に編んだカウルを愛用しているのですが、あるとき娘に貸したところすっかりそれが気に入ったらしく、昨年末に似たようなものを白で編んでほしいとリクエストがありました。

前記のカウルはMalabrigo /Riosで編んだ(なんと初めての輸入手染め糸作品!)もので、色の揺らぎが本当に美しく、シンプルな編み地でもとっても素敵~(自画自賛)なのですが、「白」となると・・。

手持ちの白系の糸で十分な長さのあるものが、やはり2012年頃にピエロさんで購入したFilatura Botto Poala/ Aurora 8 (col. 101)のみなので、娘の了解を得て、「バスケット模様のネックウォーマー」にすることにしました。

Ravelryにパターンのリンクがないので、プロジェクトページもあがっていませんが、NHK出版「まっすぐに編むニット」掲載の作品です。

2012年の出版ですが、私は図書館で借りてきました。

4×4の交差編みがあるので縄編み針が必須です。

糸は、だいぶ前に娘のベストを編んだ際に目が揃うし模様がくっきり浮かんで綺麗!と感激したものなので、きっと相性も悪くはないでしょう。

実は、昨年COした赤系のBrick Road Cowlも順調に進んでいるのですが、太い糸でザクザク編めるこちらも進みが早いので、両方並行して編んで今月中に完成させられればいいなぁ・・・。

なんだかやる気みなぎる2016年初頭!・・と思ったのも束の間。
仕事が始まってみると、やっぱりやる気だけではどうにもならないこともあるわいな。

やるべきこと VS やりたいこと VS 体力

3つのバランスをうまく取りながらストレスを溜めないようになんとか引越しまでを乗り切るぞ。
おー。

2016/01/04

年末に完成したもの~


新年あけましておめでとうございます!



(1月2日Uターン中の車窓から)


昨年は思いもよらないほどたくさんの方が訪問してくださいました。

RavelryにもFriendリクエストがあったり、フォームからメールを下さった方もいらしたり・・。

こんな拙いブログながら、編み物を通じてたくさんの方々と繋がれたことに驚きと感謝でいっぱいです。

ありがとうございました。

今年もマイペースに、紆余曲折と右往左往を繰り返しながらユルユルと編んで行く所存です。
ぼんやり斜め読み程度にお付き合いいただければ幸いです。

よろしくお願いします。

さて、昨年末は例年以上に唐突に「師走」感が襲ってきて、いつにも増して編み物のペースが失速しましたが、年末年始の帰省(と、往復5~6時間ずつの移動)でけっこう編み物が捗りました。

まずは、12月上旬に編み上がったこちら。



Dustland Hat #2
Yarn: Madelinetosh /Tosh DK (col. Dr Zhivago's Sky) 0.8 skein
Needle: US 4 (for 2x2 rib), US 6 (for body)
Size: M

前回同じ糸の別の色(Calligraphy)で編んだときと同じMサイズですが、2枚目のこちらはリブをパターンどおりに2X2にしました。
個人的には1X1のぎゅっと詰まった感じが好きなので、自分用には1X1にしたのですが、編み上がってみると、やはりパターンどおりの2X2がいいですね。

編み目もきれいに見えるし、本体の模様とリンクするので。


ほらね。リブが違うでしょ?


そして、大晦日に実家から夫の実家への移動中に完成したのがこちら。



Dustland Hat #3
Yarn: Madelinetosh /Tosh Vintage (col. Graphite) 0.9 skein
Needle: US 4 (for 2x2 rib), US 6 (for body)
Size: S

Tosh DKより太いTosh Vintageを使用したため、サイズを一つ落としてSにしました。

とはいえ、最初の作り目の数が違うだけで、途中増目をしてからはMサイズと同じ目数になり、編む段数も変わりません。

こうして平置きしてみるとやけに長く見えますね。

実は↑の写真は水通し後の乾燥が不十分な状態なので、完全に乾いたらどうなるか・・。

もう少し縮んでくれるといいんだけど。




並べてみるとこんな感じ。

あれ?やっぱり一番サイズは小さいはずなのに最後に編んだものが一番大きいかも。

うーん。ま、いっか。
親族へのプレゼントだから許してもらおう。

あ、お気づきですか?
そう。クリスマスに間に合わなかったんです。(爆)

あんなに「いいペース」とか「間に合いそう」とか豪語していたのに。

年末に本職と副職(もはやどちらがどちらかはさておき)の両方に追いたてられ(いつもどおりprocrastinateしていたわけだから、自業自得なのだけど)、体調を崩しかけ、なんとか持ちこたえねば!と睡眠時間をギリギリ確保することを優先した結果・・・。

最後の1枚が間に合わず・・。(とほほ)

バレンタインデーまで送るのを待つか、完成したから送ってしまうか。

なんだか妙に暖かい新年なので、防寒具としてのニット帽はいらないよねぇ~とか思ったりして。
でも、まぁ、せっかく完成したんだから、乾いたらラッピングして送ろうかな。

で、年末に始めた3枚目のBrick Road Cowlと、新年早々始めた新プロジェクトのことはまた今度書くとして。

今年の編み物がらみの目標は、
  1) 1年の間にウエアを1~2枚編むぞ!
  2) 小物を中心に常に編むぞ!
  3) あまり糸を上手く消費するぞ!
  4) 毛糸は買わずに在庫を減らずぞ!
ってなところですかね。

3月にはリアルな引越しも控えているので、あらゆる分野の所持品を減らすべく、ただいま鋭意断捨離中です。

そんなわけで3と4はとくに肝に銘じて・・・。

迷走ニッター、今年もがんばります!