2014/03/24

恥ずかしい・・Redy着画

先日編み終えたRedy。


編んでいる最中は表編みの面を見ていたのでそれほど気にならなかったのですが、最後に裏に返したら粗ばかりが目立ってしまって、いささか残念な仕上がりになっています。

でもまぁ、これも自分への戒めとして着画をアップしようかと。

 
前から。
雑に置きっぱなしで連休中出かけていたもので、若干シワになっていますが。
 
デジタル一眼レフ、セルフタイマーでの自分撮り。
難しい・・。

 
斜め横から。
 
先日の記事に平置きした状態の写真を載せましたが、あのでーーーんと太く長い襟が、
着用するとくるるん♪と中に入り込んで女性らしいオフショルダーになるんです。
ちょっと下にひっぱり気味に着用すると、パターン掲載の写真のように着ることができます。
ラグラン線を肩に合わせると、どちらかというとゆる~んと襟ぐりが前に垂れたオフタートルになります。
 

 
お尻は写したくなかったけど後ろ姿。
 
個人的には前にでろーんと垂れるゆるタートル系の襟ぐりは苦手なので
デザイナーさんの意図されていた(と想像する)
こちらの「下方にひっぱり気味に着てオフショルダー風」の着方をしたいと思うのですが。
 
Redy by ANKESTRICK
size: S (2nd size)
Yarn: Pierrot Yarns Chiffon (col. 53 Old Rose) 197g (6.4 balls)
Needles: JPN #10 (5.1mm) for body and neck; JPN#7 (4.2mm) for 2X2 rib
 
 
さてさて。反省点や感想。
 
 
1)反省点:糸選び
まずはこれですよね、やっぱり。
 
パターンの指定糸はモヘヤと少し太さのあるウール糸で、引き揃えて密に編んでいるんですよね。
プロジェクトギャラリーを拝見していても、そのようにされている方がほとんどで。
パターンに記載された糸選びのポイントによれば、モヘヤのフワフワによって裏メリヤス面をホワンと見せることまで考慮されているようです。
 
が、私は肌が弱いので、基本的にモヘヤはダメなんですよね。
何年か前にスーパーキッドモヘヤを使ったことがありますが、編んでいる最中から「あぁ、これは無理だ」となって、結局お友達に譲ってしまいました。
 
それで、このパターンを編みたい!となったときに、ピエロさんの糸見本の中で比較的柔らかく、かつ「モケ」っとする糸を探してこのアルル中細Chiffonにたどりついたわけです。
 
ただ、ゲージを合わせるために10号で編んだので、前記のとおり、粗ばかりが目立つ仕上がりとなってしまいました。
メリヤス面でも「目が揃わない!」と苦労していたので、最後に裏に返したら「あらビックリ」ってなもんでした。
でも裏に返さないとネックラインが全く違ってしまうので仕方ないのです。
水通しでずいぶん良くはなったのですが、ネックラインの増し目の個所なども妙に目立ちます。
 
いっそのこと、「モケモケ」感にこだわらずに、もっと目のきっちり揃う糸で編んだ方が良かったのかもしれません。
相変わらず、糸とパターンの相性を考えるのが苦手です。
 
そんなわけで、外出に着るのにはいささかトホホ・・な出来栄えですが、薄手なのに暖かく、襟ぐりもチクチクを感じない仕上がりなので、家の中で仕事をしている日限定で着ようと思います。
 

2)初めての技法: Spit and Splice→こちら★
編んでいる途中で毛糸をつなぐ方法です。
以前、Little Budsを編んだときには、三つ編みをする方法(→この記事☆)を採用したのですが、今回はAshburn KALで教えていただいた方法を採用しました。
 
ようするに、縒ってある2本の糸(編み終わりそうな方と新しい玉)端を、各々いったん解いて、1~2インチ程度重ね、唾液を付けてふたつの手の平の間でこすり合わせて再度縒るのです。
KALのみなさんは、水やお茶ではあまり効果がなくて、唾液が一番よ!とおっしゃっていました。
あとSuperwashされた糸ではあまり上手くいかないそうです。
それから、この方法は、獣毛限定で、植物由来の繊維には使えないそうです。
 
今回のChiffonも何か化学的な処理が施されていたのか、最初の2~3回は上手く行ったのですが、後半は糸端が完全に縒り合わさらず、変更個所を編むときに解けてきて少し苦労しました。
でも、従来の旗結びのように糸端の始末もいらないし、目立つ結び目の出来ないし、上手くいった場合には、完全に継ぎ目が分からなくなる素晴らしい方法でした。
 
まだ試されていない方には超お勧めです。 
 
そんなところですかね。
いつかまた太くて目のきっちり揃う糸で編みたい素敵なパターンでした!

2014/03/21

隠し財産大公開

この記事、旅行に向かう車の中でスマホで作成してアップしました。
写真を撮ってアップするまでの流れがスムーズなので、こちらの記事もお庭ブログの記事も、最近はiPhoneから投稿することが多いのですが、Bloggerのアプリがイマイチでね。
もう少しなんとかなりませんかね。文字の装飾や文章の位置(左寄せや中央揃えなど)も選べないし。
せめてココログアプリくらいになってくれると助かるのに。
毎回iPhoneで下書きとしてアップロードしておいて、PCで編集して公開・・という面倒なことをしています。
というわけで、PCの前で少し手を加えてみました。
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久しぶりに晴れたので、毛糸の写真撮影をしてみました。

スットコドッコイなリスがどんぐりを集めて地面に埋めて忘れて芽が出てくる…ように、大切に隠して(?)いたら作品になって発掘されたりしないかなぁ…。

何の話だか分かりにくくてごめんなさい。
とにかく、手持ちの毛糸のごくごく一部を公開しちゃいます。

まずは、大好きなMalabrigo Yarnから。
Yarnaholicさんの受注販売で昨年注文していたFinito col. Coffee Toffeeです。
 

まさにコーヒーキャラメルのイメージ。
コーヒーを連想させるこげ茶からミルクキャラメルのようなベージュの濃淡の中に紫やピンクのニュアンスも感じる美しい色です。
こちらはシンプルなカーディガンを編むつもりだったのですが、今編んでいるJamesのようなミニマルなプルオーバーでも色の美しさが引き立つかな。

同じくFinito col. Mostaza。
このグリーンのグラデーション、すっごいツボで、買うつもりはなかったのにYarnaholicさんの再販のお知らせを見てポチッとしてしまいました。






しかも中途半端な3カセ。(なぜか2カセしか写真を撮らなかったのですが、ちゃんと3カセあります。)
50gカセなので小さくてカワイイです。緑が好きな友人にショールでも編もうかなぁ…という気持ちで買ったのですが、人にプレゼントするほど腕がないので結局自分のものになりそう^_^;

次はMalabrigo Arroyo col. Sand Bank。
 

これもねぇ。
実は、前記の受注から到着まで随分時間が経ったので、その間に「あぁ…あれ頼めばよかった…」と色々後悔したりなんだり。ArroyoはEat Sleep Knitからサンプルの小さなカセをいただいたことがあって、編みやすそうな太さだなぁと気になっていたんですよ。
注文しようかなぁと思っていた矢先にYarnaholicさんでの再販。
 

買わずにはいられませんでした。

これは、もうパターンも決めています。
Kirsten Johnstoneさんデザインのカーディガンです。

絶対これ!!って。昨年編んだRAIUNによく似ていますが、もう少したっぷりしています。

本当はJamesの次に編みたいのですが、季節的にはちょっと違うのかな…。Arroyoで編むなら秋口まで待った方がよさそうです。

Malabrigoは、実はTwist col. Sunset(ケーブル入りのカーディガン用)やらSilky Merino col. Party Pink他3色(家族のカウル用)やらMecha col. Persiaなど…色々隠し持っています(^^;;

で、次はThree Irish Girls Kells Sport Merino。

こちらはcol. Night Cap。
濃紺というか、群青色というか。ネイビーではない濃い青ですが、黒も混じったグラデーション。
バーボンロック舐めて過ごす夜の色ですかね。夜のお酒。日本語でなんていうのか度忘れ。

で、こちらがcol. Dorian Gray。


グレーよりブルーを感じる色です。
The Picture of Dorian Gray(ドリアン・グレイの肖像)というOscar Wildeの暗ーい小説を読んだことがありますが、ドリアン・グレイってこんなイメージかなぁ。
絶世の美少年っていうことになっていましたが。年を取らない代わりに肖像画が老いていくっていう(怖)。
私の中ではもっと暗いどよ〜んとしたイメージだったのですが、案外きれいに見える色です。

当初はこの2色で襟ぐりにカラーワークで模様を入れたこちらのプルを編む予定でした。
 

が、気が変わって、リラックス感溢れるこちらのボーダープルを編むことにしました。
 

そして今回やらかしたのがこちら。


Bamboo Cotton Fingering col. In the BuffとShale Be Comin' Round the Mountain。
 
どちらもそっくりな薄いグレー〜水色。
色に悩んであれこれカートに入れてモタモタしているうちにどんどん売りきれてしまって、慌ててワケの分からない3カセ、1カセを注文しました。
 
上がIn the Buff。下がShale Beです。


この糸、昨年RAIUNを編んですっかり虜になり、再販があったら絶対買おう!
夏糸はもうこれしか買わない!と硬く心に誓っていたので買えて本当に嬉しいです。

しかも、メーカーのサイトからは個人では買えないんですよ。
繊維が特殊なので色もごく限られているし。
本当はピンクとかオレンジとか黄色とか落ち着いていてもいいから顔映りのいい元気カラーが欲しいのですが。

RAIUNがとても評判がよくて愛用したので、同じような羽織ものを編めたらいいな。

Three Irish Girlsは、他にExtrafine Merino Lace col. Sea Glassを1カセ持っていて、すでに玉巻きも済ませています。当初は自分用にFeatherweight Cardiganを編むつもりだったのですが、私より娘に似合いそうな色なので、同じものの子供バージョンを編むつもりです。
 
その他、Juno Fibre Arts Alice SockとかShubui Knits LinenとかHabu Linenとか色々持っています。
どんだけ〜。

とりあえず・・・
夏糸はもう買いません!!
 
本気の宣言です!
細いから手の遅い私には夏場にウエア2着が限界なんです。
それなのに昨年購入した分も含めるとすでに5〜6着分の夏糸を確保しています。
 
ああああ。
どうすんだ、私!

冬のウールもMadelinetoshやSkeinやを隠し持っています。
 
そうです。ほっぺ破れそうにぱんぱんなハムスター並みです。

買わない買わない!もう買わない!
次にSkeinのMerino/Silk Sportが販売されるまでは買わない!
・・ってこういう条件つけちゃうとまた色んな言い訳して買うんだよね。きっと。

とにかく頑張って編もう。

2014/03/18

James CO 早くもここまで

昨年11月から「春に向けてこれを編もう!」とqueueの#1に入れていたJames。
春から初夏に向けてサラリと着たい、シンプルなプルオーバーです。
 

糸は、昨秋Yarnaholicさんで購入したSkein Merino/Silk Sport (col. Pearl)です。
当初2枚目のFriday Againを編むつもりだったのですが、手の遅い私に同じパターンを2回編む余裕などあろうはずもなく…。
 

50% Merino, 50% Silkはカセの状態でも玉巻きした後もほわんほわんで、これは肌の弱々な私でも直に触れられる!!とテンションMAXです。

そして、スワッチを編んでみてさらにテンションUP↑↑。
そりゃーもうとろける肌触りです。
 

うーん。幸せ♥

これはもうJames以外に考えられなくなりました。

ゲージもほぼパターン指定どおりの24sts x 31rws。目もキレイに揃います。

先日編み終えたばかりのRedyでは、アルル中細 シフォンをローゲージに編んだこともあり、目が全く揃わずにガッカリ…。
そんな心の傷も癒されるわ〜(?)ってなもんです。

早く着たい。でもずっと編んでいたい。
揺れる乙女心。
(はいはい、そろそろやめます。)

とにかくこの2日間、編む手が止まらず私にしてはあっと言う間にこんなところまで編めました。
 

トップダウンなので襟ぐりから編み始めて袖と身頃を分けたところです。

作り目は、すっかりおなじみのCable CO。
 
パターンでは輪にして最初の目からいきなり引き返し編みに入るのですが、どうにも上手くいかず、同じ糸で編まれた方のプロジェクトノートを参考に、作り目の後、輪にしてからメリヤス編みを3段編みました。
これでロールネックになる(はず)。

そして、引き返し編みで前後身頃の高低差を付けるのですが、パターンではWrap & Turnになっていたものを私は今回German Short Rowsで代用しました。

German Short Rowsは、先日購入したReiko KuwamuraさんデザインのショーレットLuna2でも使用されている引き返し編みの手法です。


Ashburnの残り糸でLuna2を編もう!とプロジェクトギャラリーを眺めていたところ、German Short Rowsを絶賛されている方が多く、気になっていました。

今回、W&Tを使用することが分かったとき、どうせならGerman Short Rowsに挑戦してみようとチュートリアルを検索したところ、こちら☆がとても分かりやすく、すっかりハマってしまいました。
W&Tと比較しているのですが、明らかに編み地がキレイで、もうGerman Short Rows以外考えられない!と思わせるほど。

そして、同じ方が、w&tをGerman Short Rowsで代用する際の注意点についても動画を作成されていて、これ★が非常に分かりやすく、問題なく置き換えることができました!

さーて。どんどん編むぞ!




2014/03/16

Redy完成!!

1月20日にCOして、ほぼ2ヶ月かかってしまいましたが、ようやく本日Redyが完成しました!!
早速水通しして乾燥中。
 
 
 
 
トップダウンでシームレスのメリヤス砂漠。
ひたすらグルグルぐるぐる編んでいたわりに、飽きることもなく最後まで突き進むことができました。
 
時間がかかってしまったのは、KALに参加していたこと(→こちら)や、途中でウォルドルフ人形のお洋服をデザインしてみたり(→こちら)、自分の帽子を編んでみたり(→こちら)していたこと等・・が原因です。
とにかくウロウロしていました。
 
Redyはメリヤス砂漠系パターンながら、着用時には裏に返すというコワザ(?)が利いています。
外巻きにクルクルっとロールした首周りが内側に入り込んで、女性らしいオフショルダー風になるんですよね。
そこがお気に入りポイント。
素敵♥
 
袖も、増減なりでまっすぐ編みますが、最後の最後、ゴム編みに入る直前で9目減らすので、少し絞られてちょっとふっくら袖になります。これもシンプルながらフェミニン。
 
ただ、今回のプロジェクトで残念だったのは、左袖の脇が攣れてしまったこと
 
実は、二本目の袖を編んでいる最中に、脇の穴が気になって気になって、先に綴じる作業をしてしまったのですよ。
このとき穴の原因になっていた目を強く引っ張りすぎてしまったようです。
 
綴じ剥ぎとか糸始末とかが嫌いなので、先に済ませてしまうことが多いのですが、今回ばかりは最後に裏に返すのでやはり最後に残しておくべきでした。
 
表目から見るとまったく気にならないのですが、裏に返したら引っ張りすぎたところがつれてしまっていました。
ちょうど脇の下にあたるので、着てしまえば目立たないのですが・・・。
気に入ったデザインだっただけにちょっと残念です。
 
乾いたら改めて着画を撮ります。感想等はまたそのとき改めて。
 
そして、早速次のプロジェクトJamesを始めました!
 

2014/03/11

Redy is almost ready

メリヤス砂漠を愉快に突き進んでいるRedy。
身頃と袖一本が終わり、いよいよゴールが見えてきました。


これは昨日の昼間撮影したもの。
その後、片袖が完成しました。
 
 
女性らしいオフショルダーが印象的なデザイン。
ANKESTRICKさんの作品はどれもミニマルといえるほどにシンプル。それなのに不思議と色気を感じます。
 
以前編んだFriday Againもそう。

ところで、Friday Againを編んだときは、パターンの解読にてこずって右往左往しましたが、今回はデザイナーさんの独特のフォーマットに慣れていたこともあり、すんなり編むことができました。

パターンそのものはいたってシンプルなのですが、記載方法にちょっと特徴があって、慣れるまでところどころ「ん??」となることがあるんですよね。
読みながら編むとつまづくことがあるかもしれません。

必ず少し先を読んでおくことがポイントですね。(当たり前?)

さて、今日明日で完成させてしまいたいところですが、確定申告やら至急の仕事やら学校の用事やらが入ってしまったので、ゴール目前にしてしばらくお預けになりそうな予感。

早く次をCOしたいのに!!

 




2014/03/07

Houzuki Hat 再び!

Malabrigo Rios (col. Playa)で編んでいたHouzuki Hat。
どうしてもフジツボ感が否めず、Frogしました。

代わりに色が微妙で使い道に悩んでいたAurora 8で再チャレンジ。

玉のときはくすんだ黄土色で、肌映りも悪そうだったのですが、編み地になると、ちょっと濃い目のキャメルでした。
ネイビーのコートを着たときに映えそう。

蛍光灯の下で写したので、ちょっと白飛びしてしまいました。
 
 
Houzuki Hat by Yoko Johnston
Yarn: Filatura Botto Poala Aurora 8 (col. brown sugar)
Needles: JPN#4 (for rib) JPN#7 (for body)


久しぶりにAurora 8を編んだのですが、やっぱりモチモチして編みやすいですね。
模様もモリモリと盛り上がるので、このような模様編みには最適です。

あったかい!
ただ、ちょーっと大きかったかな。

ゲージはほぼあっていたはずなのですが、後半手が緩くなってしまったのかも。

途中でかぶってみてちょっと大きくなりそうだったので、R1〜R18を繰り返したところで、減目に向かった方がいいかな?と考えたりもしたのですがね。
パターンどおりに編んで2玉と少し使用しました。

同じ糸と針サイズで編まれた方は「きっちり2玉」で編めたとのことだったので、やはり手が緩かったようです。

あと、もっちり糸のおかげで帽子にくったり感が全くないんですよね。
そのため、まっすぐ立ち上がってしまって、大きく感じるのかもしれません。
かぶるときに少し潰してSlouchさせればいいようのかな・・。


体操服姿の娘にかぶせてみました。

このパターンは、赤やピンクなどの可愛い色で編んだ方が良さが出ますね。

パターンと糸の相性や色選び、まだまだ経験不足です。

2014/03/05

子守ニット2作品

インフルエンザB型で出席停止となっている我が家の娘。
予防接種を受けていたおかげか比較的軽症です。
 
つまり中途半端に元気。

紙とハサミとテープさえあれば静か(といっても、作品が完成するまで・・ですが)な工作好きなので、絵の具と画用紙を出してきて絵を描いてみたり、ダンボールに折り紙を貼ってぬいぐるみに金メダルを贈呈してみたり。

そんな中、仕事終わったのに出かけられない~(涙)な私は、ひたすら編み物。

とはいえ、自分のものを編んでいると何かと要求されるので、当面ウォルドルフ人形のワードローブを充実させることに時間と労力を費やすことにしました。
 

昨日半日で完成したのがこちらのカーディガン。


Sally's Sweater by Lucy Rangel
Yarn: Anny Blatt Mini Sport (col. #685)
Needle: JPN#11 (5.4mm)

端の目をすべり目にしたのですが、それが逆に良くなかったみたいで、クルンとしてしまいます。

その他はパターンどおりに編んだのですが、ボタンホールがなぜか上手くできなかった・・。
何か間違えたのかなぁ・・。

仕方がないのでループをつけました。
糸が極太なので小さなボタンと上手く合わない…。

娘は気に入ってくれたようで、早速おばあちゃん(母)が縫ってくれたオーバーオールとコーディネートしていました。
でも、徐々諸々手直しが必要かも。

で、昨日の夕方から今朝にかけて編んだのがこちらのティアードスカート。

 
Three Tiered Doll Skirt by Deborah Minner
Yarn: Pierrot Soft Merino (col. #6), Hobbyra Hobbyre Wool Cute (col. #2)
Needle: JPN#6 (3.9mm)

大昔に大量購入して娘のカーディガンを編んだものの、あっという間に毛玉だらけになることに気づき、その後お蔵入りとなっていたソフトメリノ使用。(ちなみにまだ各色計15玉ほど残っています。)
オフホワイト一色で編むつもりでしたが、グリーンを入れて欲しいという娘の要望で、これまた大昔に娘のモチーフマフラーを編んだ残り糸、ホビーラ・ホビーレのウールキュートでストライプを入れました。こちらはFingeringぐらいの細さなので、2本取りで使用。

ちょっと編み地が硬いので激しく広がっています。
お天気が良かったら水通ししてみるんだけどね。

ということで、明日は自分のものを編んでもいいですか?





2014/03/04

Frogな予感のHouzuki Hat

子供がインフルエンザB型と診断されました。
今週いっぱい出席停止です。

Ashburnは水通しして室内で陰干し中。

で、Redyを絶賛爆編み中!言いたいところなのですが、やっぱりメリヤス砂漠。
ながら編みには最適なのですが、寝ている娘の横で静か〜に編んでいるとこっちもウトウト…zzzz

なので、程よく集中力が必要でサクッと編める小物を…と、Favoritesに入っていたHouzuki Hatを編むことにしました。
 
 
DKの糸が手持ちにないので、以前オリジナルのビッグセーターを編んで残っている2カセのMalabrigo Rios (col. Playa) を消費することに。


 うーん…。
なんか違う。

ねじり目のリブ編みまではウットリしながら編んでいたのですが・・。

この段染めのせいでかわいい「ほおずき」が全然見えない。
むしろ穴ぼこがなんだかフジツボっぽくてちょっと気持ち悪いかも。

素敵なパターンとお気に入りの上質糸・・でもやっぱり相性ってありますね。
半日分の努力が無になるのは正直断腸の想いですが、ここはFrog (rip-it, rip-it)しますかね。

Houzuki Hatは手持ちのAurora 8で編み直します。
そして、Riosは、ユニセックスで着用できそうなこちらのシンプルなリブ編み帽子に。

 
うーん・・しかし木曜日まで外出もできない娘と二人、どうやって時間を潰そう・・・。
 

2014/03/02

やった〜!Ashburn完成!

いやぁ…KAL終了まで間に合わないかと心配したりもしましたが、金曜で仕事をドカッと終わらせ、金曜の夕方から昨夜にかけて脇目もふらずにせっせと編んで、なんとかBO!


娘の部屋で写したので、ちょっと余計なものが写り込んでいますが…。

 

Ashburn by Melanie Berg
Yarn: Madelinetosh Tosh Merino Light (col. Kelp, Antique Lace, Glazed Pecan)
Needles: JPN#5 (3.6 mm)

最後のピコットがかわいい!
 
このBO、一般的なPicot BOと少し違うようです。
少なくとも、Cast On Bind Off 54 Step-by-Step Methods by Leslie Ann Bestorに載っているものとは違ったな・・。
 
 
パターンの記載どおりにCable Cast OnとKとSL2とK2tog tblを繰り返していけば、いつの間にか出来ていくのですが、繰り返しの回数を間違えそうで、とりあえず子供が寝た後、TVもつけず、夫の話に相槌も打たずに黙々と編みました。
くじけそうになったけど、やっぱりこのポチポチがあってこそのAshburnですね。
 
この部分にビーズを通された方もいて、それもエスニックな雰囲気になって素敵でした。
 

今回のプロジェクトで学んだこと、気づいたこと、感じたこと:

1)初めてのTosh Merino Light
世界中のニッターが絶賛しているTosh Merino Lightを初めて編みました。
Single plyで縒りがほとんどなく、ややフェルト化していたり、糸の太さもレース糸並みに極細になったり太~くなったり・・・思いの外クセある糸でビックリしました。
プロジェクト開始当初の記事にも書きましたが、期待値が高かったせいか、正直言って編み心地に関しては、「うわぁぁ♥」というようなウットリ感を抱くことは最後までありませんでした。
「硬い」という印象です。
縒りが甘いので糸割れすることもありました。

ただ、不思議なことに、編み地になってみると良さが増すんですよね。
ホワホワでもフワフワでもないのに、チクチク感がないんですよ。
これは意外でした。

編み始めてしばらくは、「せっかく完成しても、この編み地では私の肌に直接・・は無理だな」ととても残念に感じて、少々テンションも下がり気味だったのですが、今ブロッキング前の完成品を巻いたままPCに向かっていても、チクチクも痒々も感じないんですよ。
「やわらか~い!気持ちいい~!」もないのですが(爆)。
でも、チクチクもない。暖かいだけ。

これって初めての感触です。
水通しとブロッキングで変わるかもしれませんが。
個人的には、Tosh Merino Lightの一番の良さは、色の豊富さと美しさだと結論づけているのですが、こんなに「硬い」と感じたのにチクチクがないのは、上質な証拠なのかもしれませんね。

2)初めてのNova Metal
Knit Pro付け替え可能輪針を使用して編みましたが、順調に編んでいた矢先にシンフォニーウッドの5号を折るという失態をやらかしました。(→そのときの記事はこちら
ピエロさんのクーポンを使用するべく、在庫や強度を考慮して初めてNova Metalを注文したのですが、Tosh Merino Lightとの相性はすこぶる良かったようです。

スルスルと糸が滑って行くので、「硬い」と感じていた編み心地が、ずいぶん改善されました。
ただ、ケーブルとの接続部も本体も金属なので、ねじ込むときに滑ってきっちりと回せない感じがありました。
編んでいる最中にネジ部分が弛んできて、糸や目が挟まることがたびたびあり、ねじ込み直してもまた弛む・・という。これはこれでストレス。

私は、昨年まで、輪針は昔、セーターの襟ぐりや手袋を編むのに購入した匠を長さも号数もバラバラに3本ほど持っているだけだったので、Knit Proのセットで初めて付け替え可能輪針に出会ったのですが、皆様のブログを拝見していると、色々なinterchangeablesを揃えて、使用する糸やプロジェクトに合わせて使い分けていらっしゃるようですね。
目からウロコでした。
今回感じた糸との相性や編みにくさを念頭に、今後はもっと色々な種類の輪針も使用してみたいなぁと思います。(予算と腕次第ではありますが。)

3)2回目のColorworks
Ashburnを編むことを目指して、Colorworksの練習も兼ねてDanaraを編みましたが、そのときは残念ながら色合わせがあまり納得のいくものではありませんでした。(→その記事はこちら

今回は、Eat Sleep KnitのサイトとMadelinetoshのサイトとAshburnのキットを販売されていたThe Plucky Knitterのサイトを行ったり来たりしながら糸を選びましたが、オリジナルの色に近いものを意識したこともあり、気に入った色合いになったと思います。
でも、やはり最初から目の前にTosh Merino Lightの各色が並んでいて、編み地の見本もあったりして、手に取って選ぶことができていたら、やっぱりこれらの色は選ばなかっただろうな・・とは思います。

どれも美しい色であることは事実ですが、Kelpは私が使ったことのないような光沢を放つ深いブルーグリーンですし、Antique Laceは思っていたより暗いグレーです。Glazed Pecanは黄色やオレンジよりもこげ茶や黄土色の印象が強い色、以前「真鍮色」と言いましたが、やはり金属めいた光沢を感じる色です。
いや、本当にどれもすごく綺麗なんですよ。
色に関してはウットリです。

でも、私の中にある色彩感覚からはかけ離れた色味・・。
だから、きっと実物を最初から手に取っていたら購入しなかったかもしれないなぁ・・と思うんです。
それでも結果的に大満足・・ということは、今回は、ネット通販だからこそ実現した色。
モニターを通したお買いものも悪いことばかりではないということですね。

4)初めての三日月(?)ショール
今まで、色々な方がショールの端(ようするに、1枚目の写真向かって左側)から編み始めて端(同右側)で終わる・・という三日月(Crescent)型ショールを編まれていて、今一つその構造というか、方法というか、理屈というか・・が分からずにいました。

増し目を繰り返して、あるところから減目に入るのだと思っていたのですが、表面の右端で1目減らして左端で2目増すという作業をひたすら繰り返すだけでこの形が完成することに、ちょっとした衝撃を受けました。
考えた人は天才だわ!と。

巻物を使いこなすことが出来ない人なのですが、今回のショールは、サイズも形もとても気に入ったので、また同じタイプのものにチャレンジしてみたいです。

5)初めてのピコットBO
多分正確にはPicot BOではないのかもしれませんが、棒針でピコットを作りながらの留めは初めてでした。
少しずつ色々なCOやBOに挑戦して、レパートリーを増やしていきたいです。
そして、パターンどおりではなく、好みや選んだ糸の雰囲気に合わせて、少し違ったBOを取り入れたりも出来たらなぁ・・。

さてさて、長くなったので、今日はここまで。
水通しをして、ブロッキングが済んだら、また肌触りのことなどをまとめようと思います。
それから、先日書いた「パターンについてちょっと気になること」についても。