娘の部屋で写したので、ちょっと余計なものが写り込んでいますが…。
Ashburn by Melanie Berg
Yarn: Madelinetosh Tosh Merino Light (col. Kelp, Antique Lace, Glazed Pecan)
Needles: JPN#5 (3.6 mm)
最後のピコットがかわいい!
Yarn: Madelinetosh Tosh Merino Light (col. Kelp, Antique Lace, Glazed Pecan)
Needles: JPN#5 (3.6 mm)
最後のピコットがかわいい!
このBO、一般的なPicot BOと少し違うようです。
少なくとも、Cast On Bind Off 54 Step-by-Step Methods by Leslie Ann Bestorに載っているものとは違ったな・・。
パターンの記載どおりにCable Cast OnとKとSL2とK2tog tblを繰り返していけば、いつの間にか出来ていくのですが、繰り返しの回数を間違えそうで、とりあえず子供が寝た後、TVもつけず、夫の話に相槌も打たずに黙々と編みました。
くじけそうになったけど、やっぱりこのポチポチがあってこそのAshburnですね。
この部分にビーズを通された方もいて、それもエスニックな雰囲気になって素敵でした。
今回のプロジェクトで学んだこと、気づいたこと、感じたこと:
1)初めてのTosh Merino Light
世界中のニッターが絶賛しているTosh Merino Lightを初めて編みました。
Single plyで縒りがほとんどなく、ややフェルト化していたり、糸の太さもレース糸並みに極細になったり太~くなったり・・・思いの外クセある糸でビックリしました。
プロジェクト開始当初の記事にも書きましたが、期待値が高かったせいか、正直言って編み心地に関しては、「うわぁぁ♥」というようなウットリ感を抱くことは最後までありませんでした。
「硬い」という印象です。
縒りが甘いので糸割れすることもありました。
ただ、不思議なことに、編み地になってみると良さが増すんですよね。
ホワホワでもフワフワでもないのに、チクチク感がないんですよ。
これは意外でした。
編み始めてしばらくは、「せっかく完成しても、この編み地では私の肌に直接・・は無理だな」ととても残念に感じて、少々テンションも下がり気味だったのですが、今ブロッキング前の完成品を巻いたままPCに向かっていても、チクチクも痒々も感じないんですよ。
「やわらか~い!気持ちいい~!」もないのですが(爆)。
でも、チクチクもない。暖かいだけ。
これって初めての感触です。
水通しとブロッキングで変わるかもしれませんが。
個人的には、Tosh Merino Lightの一番の良さは、色の豊富さと美しさだと結論づけているのですが、こんなに「硬い」と感じたのにチクチクがないのは、上質な証拠なのかもしれませんね。
2)初めてのNova Metal
Knit Pro付け替え可能輪針を使用して編みましたが、順調に編んでいた矢先にシンフォニーウッドの5号を折るという失態をやらかしました。(→そのときの記事はこちら)
ピエロさんのクーポンを使用するべく、在庫や強度を考慮して初めてNova Metalを注文したのですが、Tosh Merino Lightとの相性はすこぶる良かったようです。
スルスルと糸が滑って行くので、「硬い」と感じていた編み心地が、ずいぶん改善されました。
ただ、ケーブルとの接続部も本体も金属なので、ねじ込むときに滑ってきっちりと回せない感じがありました。
編んでいる最中にネジ部分が弛んできて、糸や目が挟まることがたびたびあり、ねじ込み直してもまた弛む・・という。これはこれでストレス。
私は、昨年まで、輪針は昔、セーターの襟ぐりや手袋を編むのに購入した匠を長さも号数もバラバラに3本ほど持っているだけだったので、Knit Proのセットで初めて付け替え可能輪針に出会ったのですが、皆様のブログを拝見していると、色々なinterchangeablesを揃えて、使用する糸やプロジェクトに合わせて使い分けていらっしゃるようですね。
目からウロコでした。
今回感じた糸との相性や編みにくさを念頭に、今後はもっと色々な種類の輪針も使用してみたいなぁと思います。(予算と腕次第ではありますが。)
3)2回目のColorworks
Ashburnを編むことを目指して、Colorworksの練習も兼ねてDanaraを編みましたが、そのときは残念ながら色合わせがあまり納得のいくものではありませんでした。(→その記事はこちら)
今回は、Eat Sleep KnitのサイトとMadelinetoshのサイトとAshburnのキットを販売されていたThe Plucky Knitterのサイトを行ったり来たりしながら糸を選びましたが、オリジナルの色に近いものを意識したこともあり、気に入った色合いになったと思います。
でも、やはり最初から目の前にTosh Merino Lightの各色が並んでいて、編み地の見本もあったりして、手に取って選ぶことができていたら、やっぱりこれらの色は選ばなかっただろうな・・とは思います。
どれも美しい色であることは事実ですが、Kelpは私が使ったことのないような光沢を放つ深いブルーグリーンですし、Antique Laceは思っていたより暗いグレーです。Glazed Pecanは黄色やオレンジよりもこげ茶や黄土色の印象が強い色、以前「真鍮色」と言いましたが、やはり金属めいた光沢を感じる色です。
いや、本当にどれもすごく綺麗なんですよ。
色に関してはウットリです。
でも、私の中にある色彩感覚からはかけ離れた色味・・。
だから、きっと実物を最初から手に取っていたら購入しなかったかもしれないなぁ・・と思うんです。
それでも結果的に大満足・・ということは、今回は、ネット通販だからこそ実現した色。
モニターを通したお買いものも悪いことばかりではないということですね。
4)初めての三日月(?)ショール
今まで、色々な方がショールの端(ようするに、1枚目の写真向かって左側)から編み始めて端(同右側)で終わる・・という三日月(Crescent)型ショールを編まれていて、今一つその構造というか、方法というか、理屈というか・・が分からずにいました。
増し目を繰り返して、あるところから減目に入るのだと思っていたのですが、表面の右端で1目減らして左端で2目増すという作業をひたすら繰り返すだけでこの形が完成することに、ちょっとした衝撃を受けました。
考えた人は天才だわ!と。
巻物を使いこなすことが出来ない人なのですが、今回のショールは、サイズも形もとても気に入ったので、また同じタイプのものにチャレンジしてみたいです。
5)初めてのピコットBO
多分正確にはPicot BOではないのかもしれませんが、棒針でピコットを作りながらの留めは初めてでした。
少しずつ色々なCOやBOに挑戦して、レパートリーを増やしていきたいです。
そして、パターンどおりではなく、好みや選んだ糸の雰囲気に合わせて、少し違ったBOを取り入れたりも出来たらなぁ・・。
さてさて、長くなったので、今日はここまで。
水通しをして、ブロッキングが済んだら、また肌触りのことなどをまとめようと思います。
それから、先日書いた「パターンについてちょっと気になること」についても。
0 件のコメント:
コメントを投稿