2015/01/29

Caramel Latte CO

「そのうち報告します」と言ったきりになっていましたが、
先週の金曜日Caramel LatteをCOしました。



ネック部分を終えて肩のラグラン線を編んでいます。

糸はManos del Uruguay / Maxima (col. Sand)。
メリノウール100%で脆弱肌の私には少々厳しいのですが、一般的には柔らかい糸との感想が多いようです。
 
そんなこと言いながらタートルネックかね?というツッコミが入りそうですが。

Malabrigo / Merino Worstedに似たsingle plyの糸ですが、Malabrigoに比べて糸の太さがほぼ均一だからなのか、はたまたMalabrigoよりもギュッと締まっているからなのか、私はMerino Worstedより編みやすいように思います。
目も揃いやすいし。
ただ、編みほどくと気付くのですが、すぐにフェルト化して目どうしが絡む感じがします。
解くときは、ビリビリ剥がすような個所も。

先日も書いたとおり(こちらの記事→)、この糸、完成品の毛玉というか、pillingがスゴイんですよね。
そこがね、ちょっと残念です。

編み始めは、前回Grahamで初挑戦したOld Norwegian (Twisted German) COにしてみました。
私の技量ではゴム編みの作り目をするには1段目の表3裏1が手強かったもので。

デキはまぁまぁかな。
 
それで、このタートル部分の編み地、見てください。


パターンの写真を見たときは、単純に表3裏1のゴム編みだと思っていたのですが、全然違いました。
これ、なんていうステッチなんでしょう?
名前なんてないのかなぁ。変わりゴム編み?

奇数段では表3裏1、偶数段では1目ずらして裏3表1を編むんですよ。
だから、表目だけが並ぶ列と、裏目だけが並ぶ列の間に裏表裏表の列が入っているんです。
こんな説明で分かりますかね?
 
最初の数段は何をしているんだかよく分からず、変な編み地だし、「??」っていう感じだったのですが、徐々に構造が見えてくると、その秀逸さに「はっはぁ~」とつい感心してしまいました。

表も裏も同じ形状のプリーツになるんですね。
ビックリ。
お初なのは私だけ?

そんなわけで、楽しみながらこの部分を終え、今はひたすら増し目しながらのメリヤスです。

写真では「もうすぐ1玉目が終わります」な状態でしたが、今日から2玉目に入ります。
今のところまで1目も編めていませんが。夜に期待です。

パターンのような七分袖ではなく、長袖にしたいのですが、このペースで5玉で足りるのかちょっと不安です。

2015/01/28

悩むぅ~。

昨晩Facebookを通じてYarnaholicさんからThree Irish Girls受注販売のお知らせが来ました。

Three Irish Girlsは、Malabrigoの次ぐらいに知った輸入手染め糸で、とにかく色の美しさにウーットリ♥♥♥

でもなぁ。
2014年夏、早々に「冬糸ももう買わないでいいな」とか言っていたくせに、あれから半年の間にちょこちょこ買い物しちゃってるからなぁ・・・。

ほら、先日ご報告したMadelinetosh Pashminaとか。(この記事→とか、この記事→とか)

実は他にも・・


ゴロン。
 
Julie Asselin / Fino (col. Opera, Birch, Riverbed) とか(汗)。
75% merino, 15% cashmere, 10% silkというPashmina的な配合のFingering糸です。
この配色でショールを編みたいな~と漠然と考えているのですが、パターンがしっかり決まっているわけではありません(苦笑)。

それと、記憶喪失だろうか。
私ではないワタシがいつの間にか(?)乗っかっていたLife in the Long Grassの受注販売。
 

なぞ~(笑)。
でもちゃんと記録は残っていました。記憶はないけど(苦)。
先ほど届きました!

Silk Merino (col. Sea Sparkle)。
写真ではかなり紺色や紫寄りのグレーに写っていると思いますが、実際にはもう少しグリーンがかった水色に近い感じです。
グレーというよりシルバーっぽい輝きが感じられるのはシルクのせいかな?
確かに南の島の海の煌きっぽいです。うん。

って。
おいオイ、おいオイ・・

うーん。
手が遅いし保管場所も既に溢れているし。
 
なにやってるんだ、ワタシ。

じゃあ、Three Irish Girls受注販売はスルーでしょ。
って思うよね~。そうだよね~。

でもでも。是非見てみて下さいよ、ウェブサイトで。この美しすぎるcolorwaysを。(→ほれ!
ちゃんとちゃんと見ましたか?
なんかどれもこれも手元にあるだけで幸せになりそうじゃないですか??

わたし、ブランドモノも宝石も興味ないけど素敵糸にだけは弱い。

これってTVで見た元アイドル芸能人が収納しきれないほどのエルメスのバッグをクローゼットにごーっそり持っている感じと同じなんだろうな。

去年自らメーカーさんに注文して手に入れたFelicityがねぇ~また欲しいのよ~。
いや、前に買った分もまだ編んでいないんですよ。
それどころか玉巻きもしていないしぃ。
 
(当然のように言うな!と、もう一人の私が目を吊り上げて怒ってるんだけどさ。)
 
50% fine merino, 50% silk。
こんな素敵配合でworsted weightですよ、奥さん。ザクザク編めますわよ。

とりあえず、熟考を重ねた末に候補に上がった色を列挙してみましょっか。ね。
それだけで気が晴れるかもしれないし。

すみませんが、しばしお付き合いください。
そして、ミチヅレになる覚悟のある方は是非リンクもご覧いただきながら・・。
 
まずね、Smoke and Mirrors。この濃グレーだか濃紺だかの輝き。編み地で見てみたいよねぇ。そうだよねぇ。

それからMcNamara。なんだ、このミドリ。ちゃーんとサンプル作品が載っているだけにイメージしやすい!ショール素敵よねぇ。密かに緑色好きなんだけどねぇ。

だけど、紺~緑系ならWood Beneath the Worldもスッゴイ美しいの!
スマホで見るのとPCで見るのとではまた少し違うね。でも美しいことに変わりはない!
メリヤス砂漠を進んでいても、編み地を眺めているだけで満たされそう。

でもね、最近ピンク系に惹かれていてRonaも素敵なの。
写真のケーブルモリモリな編み地もいい感じ。
それかGiselleね。こっちの方が明るく淡いローズ系だから子供や若い子にも合うかなぁ。

でもね、Three Irish Girlsはベージュ~茶系もいいんだよね。
CanyonとかBourbon StreetとかBrandy Alexander辺りは毎回候補に上がるんだけど、今回は新たにGeorge BaileyChocolate Cherryに魅かれているのよねぇ。
Chocolate Cherryは編み地にしたらクドイかなぁ。
シンプルな編み地ならむしろ地味になりすぎなくて良さそうだけど。
逆におばあちゃんぽくなるのかなぁ。

誰か試しにこれらで何か編んでみてくれませんか?
(とうとう他人任せ)

そんなこんなで受注販売の受付期間中、もう少し悩んでみます。
ちなみに、Yarnaholicさんでは、Extrafine Merino Lace、Bamboo Cotton Fingering、Glenhaven Cash Merinoなど、全11種類の糸の受注が可能ですよ。

ベース糸によって色の出方が多少変わるものの、好みの素材(質感、配合、縒り)や太さの糸を好きな色に染めていただけるなんてほーんとに贅沢ですよねぇ。

あ~あ”!
悩むぅ~。

2015/01/24

最近のお買い物~編み道具の巻

付け替え可能輪針のセットAddi Click Bambooを購入して(この記事→)以来、編み針などの道具は買っていなかったのですが、ここひと月の間に二つの買い物をしました。

一つはAddiの両端針です。
Cedar Leaf Shawletteの葉っぱ模様を編むのに本体と同じ号数の棒針が必要になったため。
急きょUS#6を探したところ朝鶴さんにAddiの五本針の在庫がありました。

迷わず注文。


なーんかカラフルでオシャレ〜。

素材はステンレス?
金属製ですが軽いです。
それに表面加工でマット仕上げになっているためか、Knit Proのステンレス製付け替え針のような「にぎりにくいし目がツルツル滑る・・」ということもありませんでした。

しかもお得なことに、この針、片側がAddi Laceのように尖った先端、反対側が少し丸みのあるBasicな先端になっています。
毛糸の種類やパターンに応じて好きな方を使えますね。

うっかりして上の先端の写真、2枚同じものを入れていますね。
もとの画像を削除してしまったので直せません。

写真では、薄い水色、濃い黄色、薄い黄色はレース側、ピンク、濃い水色はベーシック側になっています。

私がそのように並べて写したのであって、どれも全て片側がレース反対側がベーシックです。

二つ目のお買い物はAddiの予備ケーブル。

なかなか腰の上がらない性格なので気分が乗ったときに色々一気にCOしたい!
なのにAddi Clickのケーブルが足りなくて断念。
ということが続いたので、追加で購入してみました。


朝鶴さんに在庫があったのがこの透明な赤いケーブルだけだったのですが、BasicでもBambooでもLaceでも共通とのことで、注文しました。

40cm (16")、60cm (24")、80cm (32")、100cm (40")が一本ずつ入っていて、ケーブル同士を繋ぐコネクターもあるので、当分困らなさそう。
 
Bambooのセットに入っていた黒いケーブルと比べて若干硬いような気がしますが、まだ使ってみていないので(なぜかというと、結局プロジェクトを一つ終わらせてから次をCOしたから~)使い勝手についてはそのうち報告しますね。

さ、もう当分編み道具は買わない(予定)かな。

Cedar Leaf Shawlette は無事完成しました。
着画が今一つなので、後日撮り直したらアップします。
そして、Caramel Latteを昨日COしました。
その話もまた今度。

2015/01/23

Caramel Latte 準備万端・・か?

本当はIsabell Kraemerさんのalpenglühenを編みたいのですが、ケーブルもりもりのカーディガンは時間がかかりそうなので、ひとまず毛糸の玉巻きだけして、トップダウン+シームレスのシンプルなタートルネックセーター、Caramel LatteをCOすることにしました。


糸は一昨年Eat Sleep Knitで購入して玉巻きだけしてあったManos del Uruguay Maxima (col. Sand)。

カセや玉ではピンクがかったオフホワイトにベージュの斑が入って、ミルクティーかカフェラテのような印象だったのですが、スワッチを編んでみたら斑が緑色がかっていて、どちらかというとラテに抹茶の粉を振りかけたような感じ?


この糸、昨年子供のカーディガンを編んだ(この記事→)ものの色違いなのですが、そのカーディガン、今となっては毛玉がスゴイんですよ。
 
Ravelry内でも、同じ糸でウエアを編まれている方から「pillingが酷い!」というコメントがちらほら。

編みやすいし、モフモフしているし、目も揃うのですが、数回着て毛玉だらけになってしまうのは・・ちょっとね。

だからと言って、置いておくのもなんなので、家の中で着るのに良さそうなセーターを選んだつもりです。

教訓:「ネットで毛糸を買うときは、口コミをよく検討してからにすべし」

で、スワッチを水通しして乾燥させて、さらにアイロンをかけてみたのですが、あまり引っ張らずにピン打ちしたところ、水通し前より目が詰まりました。

子供のカーディガンは水通しでクッタリと柔らかくなり、自重で延びたのですが・・。

珍しくスワッチを編んだおかげでサイズ選びに悩むという矛盾。

とりあえず指定通りの針で一番小さいサイズを編むことにしてみよう。

Cedar Leaf Shawletteは編みあがり、ただいまベランダにてブロッキング中です。
感想や着画などはまた後日・・。


2015/01/20

チビベレー完成!

先日編んだ帽子Graham(この記事→)、昨日スイミングの帰りに被ってみました。

暖かさは満点!
耳まで隠れるし、これなら雪の日でも大丈夫そうです。
ただ、帽子自体が濡れて少し大きくなってしまいました。
巨大化するのが怖くて水通ししていなかったのですがね。
まぁ、予想の範囲内といえばそのとおりなのですが。

次に編む時は針をもう1号下げてもいいかも。

さて、サクッと編めるプロジェクトで一気にテンションが上がったこともあり、ついでにずーっと前から娘にねだられていて先送りになっていたウォルドルフ人形「まるんちゃん」のベレー帽を編んでしまうことにしました。


Free American Girl Doll Beret Pattern by Jacqueline Gibb
Yarn: ?
Needles: JPN#4, JPN#6

なんかサンゴだかヒトデだか、こんな海洋生物いますよね??

どういうわけか毛糸のラベルを失念してしまいました。
パンドラハウス(イオンの手芸店)で娘が選んだ糸です。


まるんちゃんのお友達のNちゃん(娘のお友達のお人形)とお揃いで帽子を編んで欲しいという要望だったのですが、Nちゃんの帽子を昨年の春先に編んでそれっきりになっていました。

実はこのベレー帽、前に同じパターンを編んでいます。
なので、今回で3個目。
最初のひとつはあり得ない間違いをしていたので全くの別物になっていますが。
(この記事→

このパターン、お人形のものとはいえ、形がキレイに出来ているなぁと思います。

うちのウォルドルフ人形さんは、American Girl人形よりもだいぶ頭が大きいので、ベレーというよりビーニーのようになってしまっていますが。
 
たた、個人的には帽子なのに平編みで最後にはぐってどうなんだろ?と。
いや、最初のときに勝手な思い込みをした私が悪いんですよ、そりゃ。でもさ。
 
それで、2枚目3枚目も1枚目同様に輪に編みました。
一目少なくすることと偶数段のKとPを逆にすることを忘れないようにしましたけどね、今回は(爆)。
 
それから、パターンの最初の方で、ゴム編みが終わった後の増し目の段。
記載が間違えている気がします。
素直にパターンを読むと目数が倍になってしまうような気がするんですよね。
記載されている目数(輪の場合-1)になりません。

久しぶりに編んだので、今回も同じ過ちを犯し、一度解きました。
目数が1.5倍(輪の場合は-1)になるはずなので、「K, K, M1 knitwise, P, P, M1 purlwise」の繰り返しが正しいのではないかと思います。
 
単に私のパターンの読み方が違っているのかもしれませんが。

余った糸でまるんちゃんのマフラーを編むことになっているので、それが終わったら大物に着手しようかなぁ。

色々編みかけがあるけど。

2015/01/18

突然のGraham

先週のことですが、小4娘のクラスが学級閉鎖になりました。
インフルエンザの大流行です。
 
不思議なことに校内の他のクラスではまだ欠席児童は0~1人とのこと。
これから広がってしまうのでしょうか。

そんなこともあり(子供のせいにしちゃいけないけど)、木金は編み物は捗りませんでした。

そんな中、突然サクッと編み上がるものが編みたくなり、1年以上RavelryのFavoritesに入れていた帽子を編むことにしました。
 
月曜日に久しぶりに泳ぎに行く予定なので、帰りに濡れた髪を覆うものが欲しくて。

COから12時間。
はい、完成。
 

Graham by Jennifer Adams
Yarn: Malabrigo Rios (col. Playa)
Needles: US6 circular, US8 circular 
Size: Adult M
 

そして着画。


イマドキな被り方が出来ていませんが、完成直後に取り急ぎ撮った写真なものでお許しを。

後ろ姿by 娘ちゃん。

彼女の身長に合わせてしゃかんでみたので背中が丸まってしまった。

感想や反省点などをまとめます。

1)糸について:
Ravelryのプロジェクトページを眺めていたところ、Malabrigo Riosで編まれている方がたくさんいて、感動。

実はRiosは私が初めて手にした輸入手染め糸なんです。
2012年の10月のことでした。

Primaveraという色に続き、Playaを5カセパックで購入したのですが、ウエアを1着編んだもののまだ2玉半ほど残っていて、何を編むか決められないままクローゼットの中で眠っていました。

Playaで編まれたGrahamを女性が被っている写真がいくつかあって、「これなら玉巻きもしてあるし、すぐに編めるわ!」と早速COしたわけです。
 
Malbrigo Riosは、激安糸でおなじみのピエロさんで販売されていることもあり(?)輸入手染め糸の中でもコストパフォーマンスが高い気がしています。
 
私は肌がとても弱いのでこのRiosは肌に直接触れると若干チクチクを感じますが、普通にはモフモフで柔らかく目がよく揃う編みやすい糸という位置づけだと思います。
 
このPlayaという色は濃紺、銀ねず、淡いグレー、黄金色、黄土色などが複雑に入り混じっていて男女問わずオールマイティーに使える秀逸な色かと。
ただ、ウエアなどの大物を編む場合には、カセごとの色の出方の差が気になるかもしれません。
 
2)パターンについて:
フリー(無料)なこともあると思いますが、Ravelryに4000以上のプロジェクトがあることからも分かるとおり、実によく出来た編みやすいパターンです。
シンプルなので男性でも違和感なく被ってもらえそうですし、子供やオシャレに敏感な思春期の子でも年配の方でも・・。だからプレゼントにも最適。
 
表1裏1のゴム編み部分に続き、本体はBroken Ribというステッチで編まれています。

Broken Ribは表メリヤスをぐるっと一段、表1裏1のゴム編みをぐるっと一段…と繰り返していく単純な編み方なので、間違えてもすぐに気付くし、修正しやすい!
メリヤス砂漠をユルユル進みたい迷走ニッターの私にはピッタリでした。
でも、各段で減目も入るのでほどよい変化もあり、眠くなるほど暇でもないのです。

そして、実はこの帽子、↑↑↑の写真は裏面なんですよ。
本当の表側は下の写真のような編み地です。
 

つまり、編んでいる最中はこちら側を見ています。
(水通しもしていないので目がイマイチ揃っていませんが、許して。)

そして、最後に裏返して・・

こうなるわけです。
 
どちらの面を表にしても素敵なのですが、今回はパターンどおりに裏面を表にしました。
その方が変化があっていいかな?と。

多分最後の18目を上手くBOして糸処理すればリバーシブルでもオッケーですね。
私はギューっと絞らずにKitchner Graftをしたので、裏面(編んでいたときの表面)では閉じ口がややブサイクです。

パターンには大人のMとLが記載されていますが、目数ではなく、針の太さとゴム編みの長さ、そして減目を始めるまでの本体のBroken Ribの長さのみでサイズを調整しています。
私は今回、針の太さはLの方の指示で、編む段数はMの方の指示に従って・・としました。

理由は・・頭囲が大きいから、かな。あはは。
なんとなく?勘?
すみません、相変わらずないい加減さで。

でもなんとなく、あまり長くはしたくなくて、でもきつくもしたくなかった・・という感じですかね。

3)初めて試したこと(Twisted German CO):
Ravelryのプロジェクトページで拝見した方がTwisted German COなる作り目をされていました。
これは知らない方法だったので、とりあえず検索してみたところ、別名Old Norwegian COとも呼ばれているとのこと。私のバイブルCast On, Bind Off: 54 Step-by-Step Methods(→これ)にも、ちゃんと載っていました。
 

やり方は、指にかける作り目とよく似ているのですが、指にかけた糸を針で拾うときの動きが少し違います。
 
 
このとおり、どちらの面もキレイなエッジが出来上がり、通常の指でかける作り目(Long Tail CO)よりも収縮性があるとのことで、個人的にはとても気に入りました。

ただ、やはりあらかじめ必要な糸の長さを予測(計算)して始めなければならないので、それが面倒。
実際、最初の2回ほど、糸が足りなくなって作り目やり直し・・となってしまいました。

えぇ、諦めそうになりましたよ。
 
まぁ、何事も試してみることが重要ってことで。

失敗はあれど、今後も少しずつ新しい技法に挑戦していくぞ・・と決意も新たに(?)。

 
今朝書斎にて撮影。
なぜか半笑い。
 
散らかった机の上や人となりが分かりそうなマニアックな書棚が写らないようにベランダをバックにしたら後光が差しました(笑)。
 

2015/01/13

Cedar Leaf Shawlette進捗

昨年のクリスマスプロジェクトだったはずが結局終わらず、しかもshort rowsの数え方をまるっと間違えていてやり直し~となっていたCedar Leaf Shawlette。

 
やっと葉っぱの縁取り、leaf borderまで来ました!


水通しとブロッキングでもう少し目が揃う予定。

これ、楽しい!
同じ号数の両端針に5目COして、葉っぱを形成しながらショール本体に編み付けていくのですが、この作業が不思議で楽しい~。


写真ではまだ葉っぱ3枚ですが、その後順調に進んで11枚編めました。

なんかそれっぽくなってきた!

Madelinetosh Pashmina (col. Opaline)は、グレーベースながらピンクやパープルがゆらゆら入る溜め息の出るような美しい色です。
こういうシンプルな編み地で映える色ですね。

2年ほど前にどなたかのブログで拝見して、長いことqueueに入っていたパターンです。
当初は葉っぱにちなんでグリーン系で編みたいと思い、Malabrigo Finito (col. Mostaza)を用意していたのですが、COを決意したときにはパッと目を引くピンクに心惹かれていました。

でもこのグレー~淡ピンクのスモーキーな色味もなかなかよかったかも。

フラットな薄グレーのニットに合わせても微妙な差し色になりそうだし、濃い色のコートにも映えそうだし。

今日中に完成する予定だったのですが、昨晩辺りから右目周囲の赤み痒みと腫れがひどく朝から皮膚科に行っていて、帰宅したら子供の帰宅時間。

とほほ。

とても丁寧に診て下さるし、勉強熱心な先生なのですが、いつも激混みで予約なしで行くと何時間も待たされるんですよね。

結局、先週目の痒みのために眼科で貰った眼軟膏に対するアレルギーでした。
薄々「そうかも」と思ってはいたのですが(それを塗ってから悪化してきたので)、前にも使ったことのある薬だったのでビックリ。

症状がひどいので、飲み薬と眼科で貰ったのとは違う塗り薬が処方されました。

ちょいちょい薬や食べ物のアレルギーがあるので、基本的には肌に付けたり口に入れたりするものには慎重なのですが、また一つダメなものが判明。

はぁ。
 
今日は玉巻きもしたかったのですが、明日以降に延期です。

さて、編むぞ!

2015/01/10

残念とラッキーで結果オーライ

先日の投稿でちらっと書いた年末のお買いものの件。
受注販売でSkein Merino Silk Sport (col. Damask)をお願いしていたYarnaholicさんから、とっても残念なお知らせメールが入りました。

「メーカーのSkeinが今年から卸売を行わないことになった」そうです。
受注販売もキャンセルになってしまいました。

Skein Merino Silk Sportを溺愛している私としては残念無念ではありますが、こればかりはメーカーさんの都合なので仕方ありませんよね。

手染め糸のメーカーさんって、多くの場合、個人経営だったり家族経営だったり。
いずれにしても、作家さんおひとりまたは少人数で糸を紡いだり、染め上げたりされているケースが多いようです。
そのため大量の注文には応えられないというのも理解できます。

Skeinの糸、今後も個人的に注文することは可能ということですので、私も編むペースに合わせて(なんて言っていると一生買えないという結論になるんだけど)注文させていただくことにします。

で、その連絡をいただいた直後にこれまたYarnaholicさんから「Madelinetosh Pashmina再販」のお知らせが。

ちょうど、年初めの投稿に書いた4枚目だか5枚目だかのBrick Road Cowl用に赤系のTosh Merino LightかPashminaを準備しなくちゃ・・とEat Sleep KnitやWebsを徘徊したり、ヤフオクをチェックしたりしていた矢先でした。

タイミングの良さに小躍り。
タラっタラっタラっタ うっさぎのダンス♪

しかも、欲しかった色が全部入荷している様子!

これはもう、スマホのタイマーをセットして
5分前からPCの前に待機していなくては!!!

 

ジャーン!
はい。めでたく希望の品すべて買えました。

全部Pashminaです。
Brick Road Cowlの指定糸はTosh Merino LightなのでPashminaでは少し太いのですが、母も(私ほどではないものの)けっこうな敏感肌なので、より柔らかなこちらで編んでみることにしています。


ピンク・ピンク・ピンク・ピンク?

左からCoquette、Rose、Isadora、Sun Roseです。l


このIsadoraはずーっと前から気になっていて、海外ショップのカートに入れては出しを繰り返していた色です。
そして、実物は想像以上に良かった!
私の貧弱な語彙では上手く説明できないのですが、実際の色は上の写真よりかなりグレーよりです。こんなに「ピンク」ではないのです。
むしろパープルかな。

Madelinetoshの糸は、色々な色が複雑に入り混じっているケースもありますが、こちらはカセの状態で見る限り、全く同じ「グレーがかったパープルよりのワイン色」(?)の濃淡のみから構成されているようです。
シルクが入っているからなのか、ボワーンと滲み出るような光沢も感じられます。

「予想していたとおりの色味でありながら、期待以上に素敵」って、手染め糸ネット注文の世界(そんな世界があるかどうか定かではないけれど)では「大当たり」じゃないのかなぁ。

とにかく、私の中ではそんな感じでした。
 

そして、意外に良くてもう1カセ買えばよかったぁと後悔しているのがこちらのRose。
淡ーい「ピンク」なのですが、上の写真のどの「ピンク」とも合わせられそうで、かつグレーやベージュや茶やネイビーと合わせても浮かなさそうな絶妙な輝度と彩度。
こちらも他の色が見え隠れするなんていうことは一切ないのですが、微妙な濃淡がとにかく美しい!
なかなかこんなピンクないぞぉ・・。
追加注文しようにも、当然のように売り切れていました。無念。


今回選んだ糸の中で、母の希望の色に一番近そうなのはこのSun Rose。
写真はかなり明るく派手に映っていますが、実際にはもっと暗めで落ち着きのある色です。
朱色かがった赤の部分、紺かダークグレーに近い部分、青みの強いパープルなどが複雑に入り混じりながらも落ち着きを感じるのはさすがのMadelinetoshですよね。
今回購入した4色の中では一番「赤」の印象の強い色です。

「ベースは真っ赤っかじゃない落ち着いた赤のような紫のようなピンクのような・・」という母の希望に限りなく近いのでは・・と思っています。
 
当初はRoseと合わせてBrickを編むのが一番簡単かなぁと考えていたですが、ちょっと甘くなりすぎますね。
Isadoraとの方が落ち着いた色味になりそう。
でもBrickのパターンが目立たなくなってしまうかなぁ。
あるいは、今Cedar Leaf Shawletteを編んでいるOpalineをこちらにまわすか・・・。
少し考えてみます。


こちらのCoquetteは、Sun Roseとどちらにするか、スマホやPCの画面では判断がつかなかったので買ってみた色です。
Sun Roseとよく似ているのですが、よりハッキリしていてSun Roseより「ピンク!」の印象が強いです。彩やかといえばいいのでしょうか。
場合によっては失敗な色かも・・と心配していたのですが、肌映りは良さそうなので、思いの外使えそうです。

そんなわけで、今回はなんとなく結果オーライなお買い物でした。

早く玉巻きしないとまた忙しくなって手が止まるぞ。

ちなみにCedar Leaf Shawletteは、冬休み中に編んだ分を全解きしてまたShort Rowsをやり直しています。
 
教訓:「イソガバマワレ」

はい。いつものことです。年明け早々進歩のない過ち。
でも挫けたり見ないフリしたりせずに、ちゃーんとやり直しているところが今までの私とは一味違う!

迷走ニッター、牛歩的に進歩中。

2015/01/05

ドサクサ

今日は年明け早々の懺悔。

実は年末のドサクサに紛れて(?)毛糸を買ってしまいました。

Eat Sleep KnitのBlack Friday Saleのお知らせに乗ってしまいました・・・。

教訓: くじ引き的なものに引っかかってはイケナイ。

「レジに進んで決済するとランダムに10%~100%オフで計算されるわよ!」というので、心の中では半額以下狙いでポチってしまいました。

結局は15%オフ。

うーん、微妙。微妙すぎる。

送料や関税も合わせるといらない買い物だったな、完全に。

猛反省。

はい。買ったもの。


Blue Moon Fiber Arts / Yaksi (col. Saffron Jungle)
 
ウール60%、ヤク20%、シルク20%というちょっと想像出来ない配合に興味が湧いて2カセ注文。
手触りはモフモフしていて柔らかいのですが、編み地になったらどうでしょうねぇ。
超敏感肌なので。


Hand Maiden Fine Yarn / Sea Silk (col. Moondust)

シルク70%、Sea Cell 30%。
Sea Cellって何さ??という疑問に勝てずポチ。
(ちなみにESKの説明によれば海藻を含む繊維とのことです。)
ひたすら柔らかく滲み出るような光沢の美しい糸です。
とりあえず夏にも使えるショールが編めたらいいな。


Shibui Knits / Kavo (col. Poppy)

綿85%、シルク15%という痒がり肌には嬉しい心配のなさそうな配合。
ただし、何を思って4かせ購入したかは既に謎。

たったひと月で丸っと忘れられる自分が怖い。

その他、YarnaholicさんでSkeinの受注販売にも乗っかってしまいましたし。

年末のドサクサってなに?というモヤっとした疑問はさておき、今年はそこらに現れる素敵糸の誘惑に負けないよう、もう少し気を引き締めていきたいものです。

(だって、全然編めないんだもん。)

2015/01/04

2015年の抱負

あけましておめでとうございます。

今年もユルユルとのんびりペースで編み物を楽しみたいと考えています。

とりあえず今年の目標は、春がやってくる前に自分用のカーディガンalpenglühenに着手することと、自分用の帽子を2~3個編むこと。
そして昨年末に完成させられなかったプレゼント用のCedar Leaf ShawletteとマフラーThe Dudesterを完成させること。
さらに、娘と母にリクエストされてしまったBrick Road Cowlをあと2枚編まなきゃなりません。
 
うーん。
これって春までに可能なのかなぁ。
春っていつくるの??

春夏は昨年始めたものの投げ出してしまったBanana Leaf Shawlをボチボチ編みつつクリスマスプレゼントを次々編み貯める!

そうこうしているうちに2015年が過ぎ行くことでしょう(苦笑)。

とはいえ、これって去年よりはだいぶ抑えた予定だと思うので、なんとか達成したいものです。

それで、余裕があれば、なんとかどこかでOutlinedとかa hint of summerとか編みたいなぁ。
あ、そんなこと言ってウエアを増やすとまた自分の首を絞めることになるんだけどなぁ。

さて、そんなダルんとした抱負を語ったところで、昨年末クリスマスぎりぎりで編み上げた2枚目のBrick Road Cowlの写真でも。


名付けてWhite Brick Road。

Brick Road Cowl by Antonia Shankland
Yarn: Madelinetosh Tosh Merino Light
(cols. Mourning Dove, Seasalt)
Needle: JPN#5

プレゼント相手が薄いブルー系をよく身につけているイメージだったのでこの色合わせを選びました。なかなか爽やかでダークなアウターにも映えそう。
今年よく見かける白いコートにも合うかな。

このパターンのお話は1枚目のBlue Brick Roadのときに色々書いたので(この記事→)、今回は省略。

年末年始の帰省にはCedar Leaf Shawletteを持って出たのですが、結局帰りの車の中の日没までしか編めませんてました・・・。

そんなわけで今年も気絶しそうなノロさで編みゆきます。

お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。