2014/12/08

Top-down-top 着画と感想

この土日は編み物は全く進みませんでした。

どうも休日は編み物が捗らないんですよね。
そんなに主婦業や母親業に熱心な方じゃない(おいおい)のですが、なんだかんだと家のことに時間と体を取られてしまい、プロジェクトを袋から出すこともないまま過ぎて行ってしまいます。

時間の使い方が下手なんでしょうね。
年々そうなっているような気がします。

さて、先日編みあがって水通ししたTop-down-top。
娘に着画を撮ってもらいました。


Top-down-top by Anna & Heidi Pickles
Yarn: Skein Merino Silk Sport (col. Loam) 2 skeins
Needles: JPN#5 (3.6 mm) and  JPN#11 (5.4 mm)
Gauge: 20sts x 24 rows in stockinette

たまたまミモレ丈のスカートをはいていたので、その上に合わせてみました。
スカートに合わせるならパターンの写真みたいにもう少し丈の短いものの方がかわいいかも。

年齢制限に引っ掛かってしまうけど。


「あっは~ん」みたいなポーズで小4の娘にはオオウケでしたが、ドルマンスリーブが分かるようにしたつもり。


後ろ姿はこんな感じ。

ちょっと中に着たUネックのヒートテックとスカート後ろの金色チャックが見えていて今一つな写真ですが、モデルもカメラマンも難ありなもので・・・。(汗)

さて、編んでみた感想などをまとめます。
(長くなります。あしからず。)

1)気付いたこと(つまずきポイント):
編み始めた頃にも書きましたが(こちらの記事→)、このパターン、実にシンプルです。
ただ、A4コピー用紙1枚に入ってしまうほどにアッサリしたパターンだけに、細かい指示や注意書きが一切ありません。
そのため、単純なパターンではありますが、分かっているつもりでズンズン編んでいると躓きかねないポイントがいくつかあり、注意が必要です。

以下、私が躓いたポイントを3つあげてみました。

「トップダウントップ」というだけあって、首周りから編み始めるのですが、襟ぐりのゴム編みを半インチ分編んだらあとはひたすら4段セット(1セットで計16目増し)で規則的に増し目をするだけ。
この4段を指定の回数繰り返すので、どんどんどんどん目数が増えて、最大で400目を越えます。

でも、メリヤス好きとしては、このほどよい間隔での作業のおかげで眠くもならず、糸の鋼色~こげ茶の美しい揺らぎとホワホワの肌触りにうっとりしているうちにどんどん進んでしまいました。

そして、トップダウンのお約束。
袖ぐりの目を別糸に取って休ませ、前後身頃の目だけを輪針にひとまとめにします。
通常のセーターではここから胴の部分に入りますが、ドルマンスリーブのこのパターンでは、いきなり裾のゴム編みに突入です。
グルグルぐるぐる一目ゴム編みを編んで必要な段数になったらお好きな方法で留めます。

が、ここで注意その1。

パターンでは2インチという指示でしたが、他の方も指摘されているとおり、それではけっこう短めの丈になります。
ゲージにもよるとは思いますが。
Skein Merino Silk Sportが水通しで延びることを考慮してそのままにするか、編み足すか、さんざん悩みましたが、試着してみると、お腹が出るほど短い上に、個人的にはまっすぐな部分が少し長い方がキレイかも・・と感じたので後から編み足しました。

次に、休めておいた袖の目のうち、中心の40目だけを輪針に移し、残りはあとでメリヤス接ぎをするために別糸などに取っておきます。
輪針に移した40目でぐるぐると一目ゴム編みを編んで袖のきゅっとした部分になります。

これが注意その2。

「40目ってすごーく少ないなぁ」と気になりながらもパターンどおりにして、袖口がけっこうきつめ・・ということに陥ったのはつい先日お話したとおり。(この記事→

もう少しちゃんとパターンを理解して慎重に進めたら、このゴム編み部分の目数をあと10目か20目増やしていたかも・・と反省しています。

もし、これから編まれる方がいらしたら、この辺り、ちょっと心に留めておいていただけるといいかもしれません。

袖に関連してもう一点。
注意その3。

最後にドルマンスリーブの袖下をメリヤス接ぎ(Kitchner Grafting)するのですが、このとき接ぐのに使う糸をどうするか、無計画に進めてしまってハマりました(焦)。


足りない糸を気にしながら接いたためちょっとキツくなってしまったメリヤス接ぎ。

袖を編み始めるときに付ける糸の糸端を、メリヤス接ぎに使用する分だけ長めに出しておかなければならなかったんですよね。
私は糸が足りなくて接いでいる途中で糸を足すことになりました。

以上、参考になれば・・。
(まぁ、こんなスットコドッコイな人はあまりいないと思いますが・・。)

2)初めて試した技法など:
ゴム編み留めが大の苦手な私は、以前"Jeny's Surprisingly Stretchy BO"という新しい方法を発見して大感激したのですが(こちらの記事→*)、今回はさらに"Interlock BO"という新しいゴム編み止めの方法に挑戦しました。
これは、以前紹介した"Surprisingly Stretchy"と同じJeny Staimanさんが考案された方法で、"Surprisingly Stretchy"は糸を切らずに輪針でそのままBOを進められるのに対して、こちらは必要量の糸を切って、毛糸用の縫い針を使って留めます。
なぜそんな方法を採用したかというと、私のCO、BOバイブルである"Cast On Bind Off - 54 Step-by-Step Methods"で写真を見る限り、 "Surprisingly Stretchy"よりも端がキレイそうだったから。

ちなみにこのInterlock BO、メリヤス編みにも使えます。その場合、Backward Loop COとそっくりな端が完成するので、ハンドウォーマーやマフラーのように最初と最後を均一にしたい場合にも良いとのことです。

ただ、"Surprisingly Stretchy"が表2目裏1目のゴム編みなどにも簡単に対応できるのに対して、こちらはそうはいかないかも?
本に記載されている方法では、応用できそうな雰囲気ではありませんでしたが、もう少し検討の余地ありです。

長くなりましたが、そんなところですかね。

95gのカセをきっちり二カセ使い切りました。冬のウエアが180gちょっとなんて、奇跡的に軽くて笑ってしまいますが、寒がりの私としては、やっぱりタートルと重ね着したいなぁ。
秋口や冬場でも車で移動するだけでほとんど暖かい室内にいる日には、薄手のインナーでもいいかもしれません。
何せ、相当痒がり肌な私でも、この糸、全くチクチクしませんので。

とにかく肌心地もトロトロで素敵なニットの完成に大満足です。

2014/12/06

新プロジェクト~色々CO

重い腰がなかなか上がらない人なので、機敏に動ける(気分の面でも時間的余裕の面でも)うちにやれることはやってしまおう!と、昨日水通しと玉巻きをした勢いでクリスマスに向けたプロジェクトを一気にCOしてしまいました。

だって、作り目って、面倒じゃないですか?
 
何度も数え直したり、目がキレイに揃わなくてやりなおしたり。
リズムに乗ってしまえばサクサク進むプロジェクトでも、編み始めはどうしてもパターンと睨めっこになってしまうし。
そんなこんなでまとめてやってしまえ!と。

なんて思ったのは昨日のこと。
今日は一目も編めてません。

予報どおり日付が変わる辺りから雪が降りだし、今朝は道路は乾いていたものの、時々サラサラ小雪の舞う寒さ。
本来ならヒーターの前に座って編み物三昧と行きたかったのですが、朝から娘の「絵本作り教室」に付き合っていたので、帰宅したらもう18時半でした。

ぐったり。

まぁ、素敵な絵本が出来て、本人も大満足しているので良かったのですが。

さて、COした新プロジェクトの話。

まずはこちら。
2枚目のBrick Road Cowl。
 


昨日のお昼頃撮った写真なのでまだレンガ1段分ですが、その後少し進んで、昨夜の段階ではレンガ5段分になりました。

実は同じパターンを2回編むのはこのプロジェクトが初めてです。

気が多いので、次々と違うものを編みたくなってしまうんですよね。
そのくせ恐ろしいほどに手が遅いので、同じものを2枚3枚と編んでいる余裕がない・・・。
本当は気に入ったパターンを別の色やサイズ感や素材で・・って憧れるんですけどね。

今回もMadelinetosh Tosh Merino Lightですが、色は以前紹介したMourning DoveとSeasaltです。(この記事→

そして、Madelinetosh Pashmina (col. Opaline)でCedar Leaf Shawletteを始めました。

  
 

本当はもっと鮮やかなピンクで編みたいのですが、手持ちにちょうどよい糸がなくて・・。
Skein Merino Silk Sport (col. Geisha)があるのですが、ウエアを編む予定だし、Malabrigo Silky Merino はちょっと若すぎる気がするし・・。
Opalineは、グレーからピンクの揺らぎがとても美しいのですが、このパターンでどう出るか??
 
とりあえず、Short Rows(引き返し編み)の前まで編みました。
パターンではW&Tになっているのですが、できればドイツ式でShort Rowsをやりたいので、少し復習してからじゃないとね、自信なくて(汗)。

さらに一つ。
とっても「男子」なスカーフ、The Dudesterです。
 

 

こちらはフリーのパターンです。
KとPだけで構成されているシンプルなマフラー。
奇抜なものや華やかなものに抵抗を示す人にはこんなのがいいかな・・と。

実はこのプロジェクト、最初はJPN7のKnit Pro付け替え輪針で編み始めたのですが、予想していた以上にスカスカな編み地になってしまったので、結局6号棒針で再挑戦しています。

その辺りの号数の輪針が全部使用中だったので、どうしよう・・と悩み、同じ号数の針先を買ってしまいそうになったのですが、

「真っ直ぐ編むだけのマフラーなら棒針でいいんじゃん?」

と気付いて、2年半ぶりぐらいに棒針を手にしました(笑)。

さて。
こんなノロノロペースでクリスマスまでに全部編めるだろか。

2014/12/05

いーとーまきまき♪

東北や四国では大荒れのお天気だったようですが、この辺りは日中晴天に恵まれました。
(実は夜半から雪マークなのですが。)

そんなわけで、先日BOしたばかりのTop-down-topを水通ししました。
いつになくしっかりブロッキング。

でも陽が低いこともあり夕方までベランダに出していたにもかかわらず半乾きで・・残念。
着画と感想などはまた後日になります。

そして、Top-down-topの完成で俄然やる気が出たこともあり、クリスマスに向けたプロジェクトの準備を始めました。

まずは玉巻き。

Top-down-topに使用したSkein Merino Silk Sport (col. Loam - Skein より直輸入)が一玉残っていて、さらにYarnaholicさんで購入した一カセがあったので、これを玉巻き。


以前糸レポしたとおり、ロットの違いが顕著なので、一緒に使うのはちょっと難しいかなぁとは思っていましたが、巻いてみたらこのとおり。
やはり色が全然違いますね。

写真左がTop-down-topに使用したものの残り、右が今日玉巻きしたもの。
写真では紫が強く出ていますが、実物も赤みが強く出ています。

これは各々一玉で出来る小物に使うことになりそうです。

それで、二カセ必要なプロジェクトを考えていたので、書斎のクローゼットをゴソゴソやって、何のために購入したのか記憶にないNorthbound Knitting (NBK)のMerino/Silk DK (col. Driftwood) を発掘。



ちょっと茶色っぽく写っていますね。
実際にはもう少しグレーやシルバーが強いです。

それから、もし時間があったら編みたいプロジェクト用にこちら。


Malabrigo Finito (col. Mostaza)です。
渋いグリーンベースの色。
一カセ50gなので可愛らしい玉になりました。

葉っぱ模様が素敵なこちらのショールを予定しています。

 

本当は、同じものをピンク系でも編みたいんですよね。
手持ちに合う糸がなくて。
前に玉巻きしておいたMadelinetosh Pashmina (col. Opaline)で試してみようかな。

そんなわけで、早速色々COしてみましたが、その話はまた後日。

2014/12/04

Top-down-top 完成!

いやぁぁぁ。
すっかりご無沙汰してしまって。

普通に生きていたんですけどね。
10月~11月にかけて学校行事が続いたり、来客があったり、ボランティアの仕事で毎日出かけたり、本業の方で突発的な依頼があったり・・でなかなか腰を据えて編み物に向かえなくて。
 
そうこうしているうちに体調を崩してしまい・・といっても、咳だけだったのですが、もともと喘息持ちのせいかいっこうに治らず、今でも少し咳をしています。
夜に安眠できないせいか昼間も常に眠くてついうたた寝してしまったり。

私、もともと気がかりなことがあったり、時間的制約があったり、体調が万全でなかったりすると編み物に向かえないことが多いんですよね。
隙間時間にちょこっとずつでも進められるのが編み物の良さなのに、なんというか、「えい!」っと奮起できず・・(袋から編み途中のプロジェクトを出すだけなのに)。
 
そんな日々を過ごしていました。

あっ。言い訳が長いですね。

超順調に進んで「最短記録で編み上がりそう」なんて言っていたTop-down-topですが、裾のゴム編みを2インチ編んでBOし、袖を片方編み終え、もう一方の袖もあと40段ぐらい?というところで放置されていました。
 
 

やっとやっと完成!

先ほど夜になってから蛍光灯の下で撮ったのでひどい写真ですが。
 
編みたてホヤホヤのブロッキング前だし。

さて、放置されていた理由は、前記のとおり、「微妙な忙しさと体調の悪さでやる気が起きなかった」以外に二つありまして・・・

その1:試着してみたら袖のゴム編みがややキツイことが判明した。
 
やり直すとなると、身頃をほとんど解かなきゃならないしぃぃぃ・・と悩んでしまっていました。
で、結局そのままにしました。
まぁ、40目のK1P1ゴム編みなので、ほっそいのは当たり前なのですが、寒波が押し寄せてきてインナーに綿のリブタートルを着たかった私としては、袖のピチピチ感がね。どうなのよ?と。

でも、デザインを考えて袖丈も七分にしたわけだし、インナーにはヒートテック的な薄手のものを着ることにして、極寒になる前までのウエアってことににすれば問題なし!
リブタートルだって、ちょっと動きにくいけど着られなくはない!

(ザックリしていてごめんなさい。O型なので・・なんていうと、世のO型のみなさんに叱られそう。)


ほそ~い袖の写真。

ゴム編みなのでびよーんと伸びますが、そのままの状態では
平置きで2インチ程度の幅です。細!
 
その2:試着してみたら着丈が短かった。

いやね。これも裾をBOした段階で薄々気づいてはいたんですけどね。
経験上Skein Merino Silk Sportは水通し後に伸びるし、着ているうちにシルク特有のドレープが顕著になってくるのでね。
それに期待して短めでいいのかな?なんて考えてパターンの指示どおりK1P1リブ2インチ分でやめてしまったわけなんですよ。
 
で、結論としては、袖を完成させた後、裾のBOを解いて2玉目がなくなるまでゴム編みを伸ばしました。
結局、裾はK1P1のゴム編みを38段編みました。
ブロッキング前で4インチ半です。
ドルマンスリーブで身頃がゆったりしていますが、体にフィットする部分が少し長い方が着たときに素敵かなぁと思っています。試着した感じもなかなかいい!

 

そんなわけで、天気が回復したら水通して、着画を撮りますね。
感想や気づいた点などのまとめは、そのときにまた改めて。
 
とりあえず、大っ好きなSkein Merino Silk Sportsでふわふわでガーリー(という年ではないのは100も承知)なウエアが出来て大満足です。
 
さて、クリスマスプレゼント用のBrick Road Cowl2枚目をCOするぞ!
目標は来週前半で完成させること。
今年は他にもプレゼント用プロジェクトを考えているのですが、クリスマスに間に合うかなぁ。

手も遅いし、なかなか編み物に集中できない性格なので、ウエアを編むのは時間がかかって大変だと気づきました。(遅!)
来年は一年中クリスマスプレゼント用の小物を中心に編もうかな・・なんて考えています。

とはいえ、まだまだ編みたいウエア(そして糸まで用意している)があるのですが。
 

2014/09/30

Top-down-topがズンズン進む!

メリ、ヤス、メリ、ヤス、メリ、ヤス!

久しぶりのmindless knittingでTop-down-topがズンズン進んでいます!
2段毎に増し目があり、袖と身頃の切り替え部分で裏メリもあるので眠くなるほどのmindlessでもないところが楽しい!


ゆるゆる迷走ニッター、これにあり!

懇切丁寧なパターンではないのですが、いくつか英文パターンを編んだことがあれば問題なく理解できる範囲のシンプルさです。

フリーパターンのSサイズでは、作り目と半インチ分の一目ゴム編みが終わったら、4段1セットの増し目ゾーンに突入。

1段目で12目増し、2段目は増減なしで表メリは表、裏メリは裏に編むだけ。3段目は4目増し、4段目は2段目同様。

これを20回繰り返すだけ!なんです。


写真は途中で切れているけど、これを12回繰り返したところです。
その後、さらにグルグル編み進んで14セット完了。

あと6セット編んだら袖と身頃に分けます。

本当に、ほとんどそれだけ~のパターン。

ホントか??

現時点で1玉目の残量が17gです。

いやぁ、進む進む!
速い!!
今までで最速かも。今のところ。

Skein Merino Silk Sportの美しい色とストレスフリーな肌触りに癒されて、手がどんどん動きます。


Skeinらしい色の濃淡。
こちらは裏側。
裏メリヤスでもカワイイですよね。

万年ビギナーな下手っぴぃでもそこそこ目が揃うのも嬉しい♥
水通ししたらもっと揃いますよ。経験上。

Col. Loamは「グレー」と一言で片づけられない素敵な揺らぎと光沢を放つ色です。
こげ茶、カーキ、銀ネズ、薄灰、それに極稀ではありますが、赤褐色が不規則に出てきて、出来あがる編み地を時々眺めてはウットリしています。

男性の小物にも良さそうなシックな色です。

襟ぐりの作り目は例によってCable Cast On。
最近こればっかり。

他のものにチャレンジしてみようかなぁという気がないわけではないのですが・・。
ほら、編み物でストレス貯めないことにしたから(苦笑)。

目数も200を超えたから進みが遅くなってはきましたが、早々に編み終えて次のプロジェクトに進めるように、頑張ります!

2014/09/27

Top-down-top COで気づいたこと。

昨日玉巻きを済ませた後、子供の帰宅を待たずにTop-down-topを COしました。

嬉しい〜♥


KとPとM1L M1Rばっかり。
 
しかも首周りの一目ゴム編みが済んだらあとはほとんど同じ4段を20回繰り返すだけ。

400目以上になるのもなんのその。
昨日と今朝で4段セットを7リピート。
 
恐ろしく手の遅い私にしては上出来!
目数は184に増えました。

楽しい〜♥


それで気づいてしまいましたよ。

私が趣味に求めているのは、単純に「気分転換」だった(爆)。

ガーデニングも読書もスクラップブッキングも、難しいことを考えずに「無心」に「夢中」になれるから楽しいんだ!

それだけだったんだ!

グワァァァ!っと集中して仕事して脳みそが痺れているときや、人間関係に気持ちが沈んだとき、何も考えずに土や花をいじったり、小説の世界に入り込んだり、写真をレイアウトしたり。

そうやって今までもストレス解消してきたんだ!

チャレンジ精神も向上心もないのは、恥ずかしいことかもしれないけど、いいじゃん!
 
色々な方の素敵な作品に刺激を受けて、技能を高めようとか、新しいことに挑戦しようとか考えてしまっていたけど、本当は私、そんなもの求めていないんだ。

今更気づいてしまいましたよ。
 
だからこそ「万年ビギナー」なんだ!
 
自慢することじゃないけど。

例えばガーデニングだってそう。

バラやルピナスやクレマチスが四季折々に咲き乱れるイングリッシュガーデンや、その日収穫した野菜や果物で食卓を彩るジャルダンポタジェには憧れるけど、庭の広さや日照、時間的な制約を考慮して、身の丈に合った庭作りをしてきた。

バラは半日陰でも育ち病気や気象条件に強い品種を厳選して、状況に応じて移動できるようにポットで育てているし、野菜も病害虫に強くて少しくらいほったらかしでも育つハーブ類をほんの少し。小さなプランター2つ分だけ。

それなのに、なんで編み物に関しては、突然背伸びをしてしまったんだろ?

触れているだけで心のカサカサやイライラや落ち込みがすーっと癒されるような優しい糸をただ黙々と何も考えずに編むことが好きだったのに。

それでよかったのに。

趣味でストレス溜めちゃって、何やってんだ、あたし。

早く仕上げなきゃとか、上手く作らなきゃとか、もっと凝ったものを試さなきゃとか、焦って、苛立って、まるで義務のようになってしまって。
 
ツマラナクナッテタ。

この夏は、なんだか自分を見失っていてほとんど編み物を楽しめませんでした。
 
40過ぎても日々反省。

というわけで、Mix No.13は、しばらくお休みします。
というか、ケロケロ(rip-it rip-it)=全解き(frog)すると思う。

リリヤン構造の細ーいリネン2本取りを解く勇気もないけれど、よーく見ると間違えもあって、「ああ、もうイヤ!」となってしまったので。

そのままボチボチ進めて着られないセーターを完成させるより、ゴミだらけになることを覚悟して一気に解く方がいい。うん。多分そうだ。

しばらくTop-down-topを編みながら、決心がついたらほどきます。

ケロ。
 
でも、模様編みは頭に入ったし、完成していくネット状の編み地もキライじゃなかったから、いつかまた必ず編みます。
気持ちにゆとりをもって、一目ずつのんびりのんびり。
 
 
See you later, Mix No.13!I'll be back!

2014/09/26

玉巻きのつづき

Skein Merino Silk Sport 2色、計6かせ分の玉巻きを終了したところで、お昼にしました。

木綿豆腐の冷奴にキムチをのせてごま油を垂らして。
満足。

それでまったりしていたら、あと2かせ玉巻きしなきゃならないことを忘れていました。

子供の帰宅前に大急ぎで完了。

Madelinetosh Tosh Merino Lightです。
 
世界中を敵に回すかもしれない~と言いながらもしつこく繰り返していますが、正直苦手な糸なんです。太さが不均一なsingle plyが苦手だからなのか、脆弱な痒がり肌にはガッカリ・・だった肌触りのためか ・・。

でも、色はとにかく豊富でキレイ。


Col. Mourning Dove。グレーや濃紺の混じった美しいブルーです。
Morning (朝)じゃなくてMourning (喪)。
なんだか悲しげな色・・と思っていたら、ナゲキバトという鳥がいるんですね。
 
Wikipediaで見た画像とはちょっと色の印象が違うけど。
The Mourning Doveという小説もあるんだ。読んでみようかな。
すでに同時進行で3冊(洋書2冊、和書1冊)読んでいるからなぁ。
 
ま、いっか。
面白そうだから注文してみよ。


こちらはSeasalt。海塩。
ミルクのような明るい白の中にほんのりと水色が現れます。

「今日は上手に玉巻き出来てる~」と調子にのった矢先に玉巻き機のギアに絡まったりかせくり機に絡まったり。

失敗。

相変わらず玉巻きのコツがわからない。

かせくりの輪と玉巻き機の高さを同じにした方がいいと聞いたことがあるのですが、狭い家なのでダイニングテーブルが唯一両者をセットできる場所なんですよね。
だから、どうしても高さを合わせることが出来ない!

どちらもテーブルに固定するので、どうしてもかせの位置が玉巻き機より高くなってしまいます。

ま、いっか。
それでも上手くいくことが多いし。

この2色はクリスマスプレゼントとして2枚目のBrick Road Cowlを編む予定です。
先日1枚目が完成したばかりだけど。

うーん。
Tosh Merino Lightが1/3〜1/2玉ずつ5色分残っているんだよな。
これでまた2色追加。
半玉ずつ7色を使って、何か編もうかなぁ。
候補はあるんだけどなぁ。

まずはTop-down-topから。

玉巻きデー

仕事が思ったより早く片付いたので今日は「玉巻きの日」となりました〜。

いやぁ。徹夜もせず納期ギリギリにもならずに完成って気持ちいい!
 
計画的にコツコツって大事よね〜。

(四十超えて今更いうことじゃないけど。)

Mix No. 13も地味〜に進めてはいるのですが、もうFrogするギリギリのところ(精神的に)なので、何か癒されるプロジェクトに着手することにしました。

大好きなSkein Merino Silk Sportでフリー(Sサイズのみ)パターンのこちらを思うかな・・と。

 

Col. Loamは焦げ茶とグレーが混ざったような色。渋いながらもシルクの光沢が感じられてとっても上品。


シンプルな編み地ながら印象的なデザインのTop-down-topに映えるんじゃなかなぁ。

それで、Col. Geushaはピンクやオレンジやベージュを感じる大人可愛い赤。
これはJamesみたいに極々シンプルなプルオーバーに合いそう・・と思って。


たくさんの方が編んでいらっしゃるOutlinedを編むことにしています。

 
Col. Loamが余ったら配色に使おうかなぁ。
それとも単色で編んで"Not-Outlined"にしようかなぁ。

どっちから先に編もうかなぁ。
先にa hint of summerを編みたかったんだけど、Host Garn CoastよりもSkein Merino Silk Sportが触りたい気分なんだよねぇ。

Shibui Knits Linen 2本どりで荒んだ心を癒してくれるのはやっぱりMerino Silk Sportだと思うのよねぇ~。

 
よし。元気が出てきた!
COしちゃうぞ!

(今日現在の編みかけプロジェクト数: 5)

2014/09/19

だいぶ前に完成したもの: Brick Road Cowl

Mix No. 13に苦戦しすぎて、もう編み物そのものをやや放置気味。

現実逃避ついでにスクラップブッキング熱を再燃させてみたりして。
ほら、娘(9才)がホームステイで撮ってきた写真もたくさんあるから。
ミニアルバム作ってホストファミリーや向こうで仲良くなったお友だちにも送ってあげたいし。

ふー。
(深いため息)


そんなわけで、またまた1ヶ月近く開いてしまったのかな?

その間にサクッと編みあがったものがあります。




Brick Road Cowl by Antonia Shankland
Yarn: Madelinetosh Tosh Merino Light (col. Manor, Mica)
Needle: JPN#5
  
そもそも、クリスマスプレゼントのつもりで始めたプロジェクトですが、これいいわ♥
 
サクサク進むのに眠くならない!



あらためて気づいたこと等をまとめるほどのこともないのですが・・。

1.感想など
私はショートバージョンで編みましたが、ご覧のようにリバーシブルなので厚みがあって十分に暖かいです。
ロングバージョンをぐるぐる巻いている写真も素敵ですが、逆に分厚くなって巻きにくいかも?

メリヤス編みとすべり目だけで構成されているパターンですが、色替えもあるし、表編みの段と裏編みの段があるし、飽きずに進められます。
(余談ですが、同様にメリヤスとすべり目で構成されているHoney Cowlは、もっと簡単なのに、編んでいるとウトウトしてしまってちっとも進みません・・。)
 
このプロジェクト、私は主にモバイル用にしていたのと、夏場でウールをあまり触れたくなかったのとで、ずいぶん時間がかかってしまいましたが、手の早い方なら1~2日で完成させられるかもしれません。
 
2.反省、気づいたことなど
別糸で鎖編みを作って拾い目をする方法から始めます。
前半はメインカラー(mc)でガータ(表メリヤスの段と裏メリヤスの段を交互に)編み、もう一方のカラー(cc)ですべり目をして、後半はmcとccを入れ替えます。
同じ段数だけ編んだら、作り目の鎖を解いて、最終段と引き抜き接ぎをするだけ。
それだけでリバーシブルになるという、ごくごく当たり前なパターンです。

とにかく楽しいし、簡単に素敵な作品が出来て大満足なのですが、あえて反省点をあげるとすれば、色を入れ替えるところがあまりキレイに出来なかった点ですかね。

半分のところで、mcとccを引き揃えてメリヤス編みをするのですが、その際、2本の糸をネジネジさせたのが良くなかったのかもしれません。
ネジネジは、わざとそうしたような、そのようにしか出来なかったような・・。もう少し気を使って編めばどちらか一方の色しか見えないようにできたかもしれないけど、どうだろ・・。
実際には対比する2色の糸を揃えて編む以上、ある程度は捻じれてしまいますよね。

完成してみるとその捻じれて色が混じっている感じがあんまり美しくなかったんですよね。

「そういうものだ」と思ってしまえば 気にならないのかもしれないけど。
 
Tosh Merino Lightは個人的には苦手な糸(世界中のファンにボコボコにされそうですが)なのですが、色が豊富なので様々な組み合わせで編んでみたくなります。
とりあえず、最低でももう1つ同じサイズ感で編む予定なので、近日中にCOしよ。
 
さーてと。
 
 
こういうメリヤス砂漠をさばさば進んでも効果的な模様が出来て、かつ、楽しいパターンを探そう。
 
私にはそういうのがいいんだな。うん。
 
そのくせ、Habu  XS-45 20-3 BambooでBanana Leaf Shawlなんて始めてしまったのですが。
 
また遅々として進まぬプロジェクトが増えてしまった。
来年の夏を目指してユルユルと編みます。
 

2014/08/24

なんだかんだでMix No.13

Shibui Knits Linen で編んでいるMix No.13。

 
裾から輪に編んで前後身頃に分けてから平編み・・までは比較的順調に進んだのですが。

まぁ、夏休みのロング帰省が入って、恒例行事の乳腺外科と婦人科の経過観察事項を片づけ、美容院、子供の幼馴染たちとの遠出(東芝未来科学館、公園、レゴランド、ほか)、ママ友との飲み会、子供の矯正歯科、親戚との集まりetc. etc. と毎日出歩いていてほとんど編めなかったことはさておき。

躓いて、つまづいて、ツマヅイテ・・・ます。
 
今こんな感じ。


いや、これ、完成したときに改めてまとめますけどね。

ぶっちゃけてしまえば、パターンがね。

親切とは言い難いんですよね・・。
 
言ってしまった・・。

デザイナーさんを批判するつもりは毛頭ないんですよ。
ただね。これ、誰にでもお薦めできるパターンではありません!
 
それだけは声を大にして言わせて!

技術面でも理解力の面でも、けっこうな上級者でないと厳しいんじゃないかと思います。

少なくとも私ごときの力量で挑むのは無謀だった(汗)。

とにかく、左右の肩に分けてからがもうね。

目数が合わない!!

最初に37目左肩の模様を1段編んで、そのまま首の部分として39目伏せて、また37目を右方に
するわけですが、この目数、毎段微妙に増減するわけじゃないですか?
編みながら・・なんて無理なわけです。

ほら、先日も、文章のみの英文パターンでは模様の仕組みが理解できなかったことを書きましたが(→この記事)、何せ「かけ目」と「中上3目一度」の繰り返しからなる模様なんで。

具体的には、

掛け目、中上3目一度、掛け目、表編み、掛け目、中上3目一度、掛け目・・

なんですよ。

それに加えて、前右肩の場合、7段編むのですが、襟ぐりのカーブを作るために表面のときにだけ最初の2目を2目一度にして3回減目するんです。
そうすると、単純に考えると3目減って最後に34目残るからパターンの指定どおりなんですけどね。

たが しかし。

↑↑の模様編みの途中から始まるので、

「最初に2目一度をやったぞ。はて?ここで中上3目一度をしなきゃならないんだけど、半端な目数が余ってて中上3目一度が出来ないぞ。その場合、2目一度にしていいのだろか?それともそのまま表メリヤス編みにしてしまっていいのだろか?あれ?かけ目もいるよね?」
と、次に作るべき模様が分からない!

とりあえず、作品の写真を見ると、襟ぐりにもちゃんと下の段とつじつまの合うように模様が出来ているから、上下の模様が繋がることだけ意識して調子よく編んでみたら、なぜか7段後には目数が31目に。

はぁ??なんでぇ?

編んで、数えて、解き、編んで、数えて、解き・・。
を延々と繰り返してもどうしても34目にならず。

リリヤン状に編まれたカサカサリネンの二本どり。グズグズですわ。

仕方がないので、紙に書き出しました。


これで合っているのかさえも定かではないけど。

とりあえず、前右肩の場合、最後の目の処理を指定の模様どおりになるようにしたいので、そこから逆算して、37目手前では何をすればいいのか・・。

書いては見たものの、それでも2回目の表面辺りで早々に34目になってしまって困惑。

もういいや。
ようするに最後に針に34目残っていればいいんでしょ。
(多分そうではないけど)

うーん。
みんな素敵な作品を編んでいらっしゃるけど、このパターンの書き方だけで理解できているのかなぁ。
どう考えても襟ぐりの説明、足りなくないですか??
どこかに私の読み落としている個所が隠れているのか??
チャートが別ファイルであったとか??

経験不足なのはもちろんなのだけど、こんなところまで編んでしまってから後悔。

また後ろ身頃でも同じことをしなきゃならないなんて・・。


休めておいた後ろ身頃の目を針に戻したところ。

苦しい。辛い。早く終わらせたい。
次はもう少し気楽なものを編みたい(涙)。

やっぱりまたメリヤス砂漠をさばさばと進もう・・。
私にはそれくらいがちょうどいいんだ・・・。

2014/08/19

Felicity Merino Silkが来た!

大騒ぎの末Three Irish Girlsに直接注文してしまったArt Decoという色味の糸(→ こちらの記事★)。

帰省中に届いていました。

らん、らんらら らんらんらん♪
(意味はないけどナウシカ風)
 

夜中に撮影したのでボケボケですがご愛敬。
 
こんなカジュアルな紙袋に入った糸とメーカーさんの絵葉書(Kellyさんからの手書きのメッセージ付き!)がビニール袋 ポン っと入って、はるばるWisconsin USAからやってきました~。


あら??

開封してみてちょっとビックリ。
私の思っていたArt Decoの色とは全くちがっていました~。

以下、前回の投稿から抜粋。
 
ブロンズベースなのかな?
写真を見る限りでは、茶色の中に淡いピンク色や金色やグレーのニュアンスを感じる素敵な色
。」

あははは~。

ブロンズ感は皆無でしたぁ。(手染め糸ネット注文あるあるぅ!)

 
どどーんと5カセ!
 
どちらかというと、淡いブルーベースな印象ですね。
なんていうか、想像していたよりずっとずっと甘い色でした。
 
淡いピーチやピンクやパープルやシルバーが入り混じって、砂糖菓子のような、羽衣のような、フワフワ優しい~印象の色。
 
これはこれで、とーっても素敵な色です。
 
でも着こなせるかが少々心配。
 
Felicity Merino SilkはFine Merino 50% / Silk 50%のWorsted weight。
超贅沢な配合。
Skein Merino Silk Sportが気に入ったので、同様の配合を選びましたが、こちらの方が微かにチックリを感じるかな。
 
あ、はい。超絶に敏感肌です。
 
でも、ボリュームたっぷりのモフモフ糸。
早く編んでみたいなぁ。
 
FavoritesもQueueもStashもどんどん増えていく一方だわ。
 
今年は冬糸ももう買わないでいいわね。(早!)
 

2014/08/18

大丈夫です。元気です!

いやいやいや。
我ながらビックリの1ヶ月ぶりですよ。

しかもその間ほとんど編めていなかったという衝撃の事実。

夏休みって、帰省って・・・。

近日中に少~しだけ進んだNo. 13の写真でも載せます。

とりあえず、子供が海外にホームステイに行っているので、その間に仕事を片づけてしまわないとならないのです。

子供は夏休みなのに家や帰省先で仕事をしなければならないという理不尽。

来年はやっぱり夏休みは私も休もう。

とりあえず、近況報告でした。

2014/07/10

Playful Citrus 着画と感想

汗だくで帰宅した9歳児に完成したばかりのカーディガンを試着してもらいました。


 
Playful Citrus by Elena Nodel
Size: 8-9
Yarn: Three Irish Girls Extrafine Merino Lace (col. Sea Glass)
Needles: US4 (3.5 mm)

指示したポーズをとってもらうのにはやや苦労。
習い事の時間までに宿題もしなきゃならないし、おやつも食べたいし、何より暑い!ってところかな。


横はこんな感じ。

ユラユラ~ふわふわ~。
とっても軽やかなカーディガンです。

綿で編んだら真夏の冷房よけにピッタリ・・だったかも。
 

実は、まだ水通しが出来ていません。

何せ台風が近づいていますので。

昨日までは雲が広がる日が続いていたものの、時々晴れ間もあったのですが、今朝からはいよいよ風雨も強まり、今は大雨洪水警報も発令されています。
学校からも下校時刻を早めるとの連絡がありました。

全国的に被害が出ているようですね。
まだ当分風雨が続くようですが、これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

さて、感想など。

1.パターンのこと: 
驚くべきは、そのサイズの豊富さでしょうか。
6か月のベビーサイズから12~14歳の小柄な大人でもOKなサイズまで、一つのパターンで編めてしまいます。
とはいえ、簡単にサイズ調整できそうなパターンですし、糸を替えて編むだけでももっと大きなサイズにもなりそうなので、ママとベビーでおそろい♥なんていうことも可能ですね。

我が家の9歳は、学年でも2~3番目に小柄なので、海外のパターンを編むときにはサイズ選びにいつも悩みます。
今回は、糸の量が限られていたこともあり、当初は6~7にしようかとも思ったのですが、結局8~9にしました。

COについては、「指で作る作り目など、お好みの方法で」とあったので、私は最近こればかり・・のcable cast onにしました。
しつこいようですが、あらかじめ必要な糸量を計算したり予想したりしなくて済むので、糸量に余裕がないときには助かります。
作り目がそのままネックラインになるトップダウンのパターンでは、エッジがキレイなこともポイント高し・・です。


襟ぐりの端はこんな感じ。
裏面を返して撮影したところです。
(分かりにくくてごめんなさい。)

実にシンプルで分かりやすいパターンでした。
Lace weightという極細糸のメリヤス砂漠である点さえ気にしなければ(私にとってはそこが一番のハードルでしたが)、トップダウンの入門編としていいのではないでしょうか。

2.変更点
ほとんどパターンどおりに編みましたが、2~3変更した点があります。

一つ目は、カーディガンの端のガーターバンド部分の幅です。

パターンでは、3目になっていますが、私はもう少し太くしたかったので、5目にしました。
この部分だけは、裏メリヤス編み(purl)の面でも表メリヤス編み(knit)をします。
途中、なんどか編む数を間違えてしまい解いたので、パターンには指示されていませんでしたが、両端それぞれから5目のところにマーカーを入れるようにしました。

二つ目もガーターバンドがらみなのですが、端の最後の目をすべり目にしました。

つまり、表編みのときは、最後の目を糸端を手前に持ってきてすべらせ、裏面を編むとき、このひと目めから表編み・・・。
裏面の最後も同様に最後の目は編まずに、糸端を手前に持ってきてすべらせ、編み地を返す・・を繰り返しました。
それにより、編み地の端がとてもキレイに仕上がりました。


すべり目して編み地の端をキレイにしてみたところ。
そんなにキレイじゃないかな??(爆)
(水通ししたらもう少しキレイに目が揃う・・予定。)

これは、昨年帰省した際に府中の「ひつじだま」でCassieさんに教えていただいた小技なのですが、世の編みらーの皆様にとっては当たり前なんでしょうか。

三つ目は、袖です。

先日、完成報告の記事にも記載したとおり、糸が足りなくなってしまい、半袖になりました。
本当は七分ぐらいを目指していたので、ちょっとショックです。
何せ、身頃をBOした時点で、糸の残量が14gでしたから・・・。

とほほ。

すそ広がりの形ゆえに、脇下から裾までの測り方が少し違っていたようで、どうもパターン指定より長く身頃を編んでいたようです。
少し解いて袖用の糸を確保してもよかったのですが、片袖が編めた段階で娘に着せてみたところ、本人は「袖も丈もこの長さでいい」というので、そのままにしました。

それと、片袖が編めた段階で糸の残量が8gだったので安心していたのですが、もう一方の袖を同様に編んでみたところ、BOの途中で糸が足りなくなるという大問題が発生しました。

袖の編み始めの糸端などを切ってかき集めても足りそうになかったので、最初に編んだ袖のガーター編みを1段(最後の表編み)解いて、BOしなおし、反対の袖も同様に表編みを指定より一段少なくしてBOしました。

3.糸のこと
Three Irish Girls Extrafine Merino Laceは、わりとフワフワ柔らかい糸です。

実は、ヨワヨワ痒がり肌の私にはちょっとチクチク感じるのですが、例えばShibui Knits Linenのようなカサカサ糸を扱った後に触れるとホッとする柔らかさがあります。

きっと、ほとんどの方には優しい糸と感じられることでしょう。

Sea Glassという色は、ごくごく淡~いブルーグリーンです。
といっても、ご覧のとおり、単色ではなく、濃淡があり、光の加減によっては薄っすらベージュやグレーも感じられる、Three Irish Girlsらしい素敵な色です。

残念ながら私にはあまり肌映りのいい色ではなかったのですが、子供に着せてみたところ、爽やかでよく似合っています。

当初はFeatherweight Cardiganを編むつもりで購入した糸だったのですが、上手く1玉を使い切ることができてホッとしています。

さて、次はMix No 13を進めなくては。
ちょっと苦戦していますが、やっとパターンも頭に入って進みが早くなってきたので、前後身頃に分けて平編みに変わる個所までは、グルグルちゃっちゃと編んでしまいたいものです。
 

2014/07/08

Playful Citrus 完成!

これまでの編み物人生で一番細い糸、Three Irish Girls Extra Fine Merino Lace (col. Sea Glass) で編んでいた女児用カーディガン、Playful Citrus。

のんびりペースながら袖に入ってからはペースアップして、一昨日の晩BO。

水通ししてブロッキングしたいところなのですが、先週木曜日あたりからずーっと雨。今週の予報もずーっと傘マークがついています。

今日は少し晴れ間もあったのですが、台風接近に伴い湿度がすごくてブロッキング日和とはほどとおい気象です。

そんなわけで、とりあえず先ほどスチームアイロンだけしてみました。

極薄いブルーグリーンの濃淡。
昔のラムネのビンの色をもっと薄くした感じかな?
 
私には微妙な肌映りの色もピチピチの9才さんには明るくて爽やかでいい色です。

袖丈は五分ぐらいになってしまいました。
着丈を腰ぐらいまで延ばしたところ袖にかかった時点で糸の残量が14g。

見頃を少し解いてもう少し袖を長くしようかなぁなんて思っていたのですが、片袖の状態で試着させたところ、娘は「これぐらいがいい」というので、五分袖となりました。

それでも二本目の袖の最後の最後、BOで糸が足りなくなり、ガーター編みの最終段の表編みを省くことになりました。
もちろん、先に編んでいた方の袖も一段分解いて。


前にも少し書きましたが、前を閉じられるようにしてほしいという娘の希望を叶える部分がまだなんです。

アイディアはあるのですが。

まずはこの編み地に合うような小さなボタンを探さないと。

この辺りでボタンを探すとなると、ユザワヤかな。

帰省したときにla droguerieに行って探した方が気に入ったのが手に入るかなぁ。神戸のRolloも当分行けないだろうし。

悩む。

・・なんて思っていたら、娘は「やっぱり閉じられなくていい。」と。
気まぐれで困ります。
 

2014/06/28

Shibui Mix No.13編んでますぅ

昨年の夏Yarnaholicさんで購入したShibui Knits Linen (col. Suit)。

RobinをCOしてみたり(→こちらの記事☆)、はたまたa hint of summerを編もうと企んでみたり(→こちらの記事★)、色々悩みましたが、結局当初の予定どおりMix No.13を編むことにしました。

 
こちらのパターン、Linenを2本取りで編むことになっています。
カサカサしたリネン100%の糸で穴だらけのネット状の編み地とはいえ、XSで7玉使用って夏物にしてはけっこうずっしりとした地厚のセーターですよね。
着られる季節が限られてしまう恐れも。

まぁ、春と秋限定でも仕方ないかな。


この糸、極細リネン糸がチェーン状に編まれた構造になっているので、編むのに気を使います。糸を割ってしまうと、変なところがツレたりぴょこっと糸が出たりしがちです。

とはいえ、COから二目ゴム編みまではとくに問題なく進められました。
ちなみにCOはCable Cast Onにしました。Friday Againを編むときに初めて試して以来(→この記事★)、指定されない限りこればっかり。
 
だって、必要な糸量を計算して作り目した挙句に、糸が足りないだのやけに余っただのの心配がないんだもん。

なんだっけ。

あ、そうそう。
ところがぁ~ですよ。
 
模様編みに突入した途端、そこここで間違えてしまって何度も解いては編み直し・・を繰り返しました。
前記のとおり、チェーン構造なので、糸そのものも絡まりやすいし、「3目一度」と「かけ目」で構成されている模様なので解くのも大変!
折れそうになる心をなんとか奮い立たせ、編んでは解き、編んでは解き・・・。

ぜえはあ。


四段から成る模様を2~3回繰り返したところでやっと模様の構成だか構造だかが理解できて、リズムに乗れました。

ほっ。

前にお話したようにメリヤス砂漠をさばさば進むばかりの私が(→こちらの記事★参照)、初めてに近いぐらいの模様編みウエアに挑戦しているわけで、まあ、躓くのも無理はないのですが。

それで、初めて気付いたのですが、模様編みの場合、日本式の編み図があった方が視覚的に模様の構造が分かっていいんですね。

英文パターンの世界に足を踏み入れてから、日本の編み物本にある編み図を見ながら編むことが苦痛で、「いや~もう無理でしょ~」なんて思っていたのですが。

図に現すとこんな感じの模様だということが判明してスッキリ。
 

やっぱりどちらにも利点があるんですね。
それが分かっただけでもNo.13にチャレンジした甲斐がありました。

それだけかい。

そうそう。
それから、以前書いたとおり、綴じハギが必要なパターンではありますが、よくよく読んでみたら裾から始めて脇まではグルグル輪に編むようになっていました。
袖もグルグル編み。

綴じ接ぎは肩線だけのようです。それが判明して挑戦する気になったのですが。

一段で高さを稼げる模様なので、頑張って編みます。

で、早くHolst Garn Coastでa hint of summer をCOしたいのだ!