昨年10月下旬から心待ちにしていたショールAshburnのパターン。
The Plucky Knitterでのキット販売を逃してしまい、Ravelryでの取り扱い開始を今か今かと待ち構えていました。
仕事も忙しい真っ只中、あと1日で公開日の1月15日‥とパターンのページを覗いたところ、KALのお知らせが目に飛び込んできました。
KALというのは、Knit-Alongの略だそうで、要するに「同じものを一緒に編みましょう♪」というものです。
Ravelry内に専用のスレッドが立っていて、そこで使用する糸を相談したり、進捗を報告しあったり、分からないところを質問したりしながら各々が編み進めるものです。
デザイナーさんも含め、何枚目かのAshburnというエキスパート級の方々に混じって編むのはプレッシャーかなぁ‥とも思い、ひっそり一人で編むことも考えたのですが、スレッドの投稿を追っていたところ、皆さんフレンドリーで優しそうな方ばかり。
しかも、KALの終了が3月15日と期間もわりと長いので、手の遅い私でもあまり焦らず編めるかも。
私はショール編みもColorworkも初心者なので、気兼ねなく色々質問できる場があるのはありがたいことだし‥と思って、参加表明しました。
それに、これだけ待っていたパターンなら初KALにはもってこいですしね。
使う糸は、このためにはるばるEat Sleep Knitから取り寄せたMadelinetosh Tosh Merino Light。(→しつこいようですが、
この記事。)
この順番で編む予定。
下からcol. Kelp, Antique Lace, Glaced Pecanです。
ちなみに、前記の記事のときからずっと勘違い(&記載違い)していたんですけれど、真ん中のグレーの糸、DuskではなくAntique Laceですから。
ずっとふたつを逆だと思っていました。
なんか私の中では、グレーっぽい方が夕暮れ時っぽくて、クリーム色にピンクが混ざったような方が古いレースのような感じがしていたもので・・。(おいおい。)
玉巻きしたところ、Kelpはカセで見るよりずっと鮮やかなブルーグリーンでした。
Antique Lace は、カセではグレーの印象だったのですが、巻いてみると、クリームの地色にグレーのホワホワがコートされたようにも見える不思議な色。
また、Glazed Pecanはカセでは黄色の強い印象だったのですが、玉にすると黄色よりもこげ茶とゴールド感が強く、亜鉛率低めの黄銅(マニアックな表現ですみません。ようするに真鍮とか丹銅とか。)を思わせる色でした。
余談ですが、Pecanって日本にあります?
Pecan PieとかButter Pecan Ice Creamとか大ッ好きだったんですけど、Pecanって日本で見ませんよね??輸入食材のお店とか行ったらあるのかなぁ。
無性に食べたくなってきた!!
Candied Pecan作れないならアーモンドかくるみで代用するか?あ、でもそれじゃPecan食べたい衝動は満たされない!
で、COです。
今まで編んだことのある三角ショール↓↓↓The Age of Brass and Steam Kerchief
と、danara
は、ともに頂点から編み始めるデザインだったのですが、今回のAshburnは、左端の角から編み始めて行くようです。
Section 1では、作り目6目から2段ごとに1目ずつ増えていきます。
昨日のお昼過ぎから、あれやこれやで中断されながら半日編んで寝る段階でやっとこんな感じ。
いや、本当は最初のSection 1を74回繰り返すところまで終わっていたのですが、風呂上りに40回目ぐらいの段に間違いがあるのを見つけてしまいましてね。ほどいたんです。
ちなみに、何故かガーター編みのあらぬところに1目だけ裏編みが混じっていたんですよ。
あり得なくないですか??
我ながらビックリしますわ。
私の場合、子供の相手をしながら編んだりするとダメみたいですね。気が散れて。
基本的に「ながら編み」も、音楽をバックで流す程度。TVがついていても音声をなんとなーく聞いているだけで内容もあんまり入ってこないので・・。コーヒー入れても冷たーくなるまで飲まないし。
ガッツリ集中しないと編めない人のようです。
ニットカフェとか憧れるけど、編むかおしゃべりするかどちらかしか出来ないから、結局「人の話を聞かない人」か「手が止まっている人」のどちらかになってしまいそうだな。
なんか、フカヒレの姿煮みたいな形。
あ、しかもこれ裏面だな。
ガーター編みだから編み地は同じだけど。
さて、初のTosh Merino Light。
正直に言うと、前評判と期待が大き過ぎて編んでみた最初の印象は「あれ??」でした。
なんだろ。
意外にMalabrigo Silky Merinoに似てるのかなぁ‥。太さは違うけど、Single plyで縒りがない感じとかが。でもSilky Merinoの方がシルクが入っている分つるつるしている感じ?
フェルトっぽい箇所で引っかかったりして‥。思いのほか編み心地が硬いような気がするんですよね。
ゲージの問題かなぁ。JPN#5だから糸の指定よりは太い針なんだけど。
カセや玉の状態では柔らかほわんほわんで編み地も心地いいのですが、編み心地が?
慣れてきたら大丈夫なのかな?
あ、前日の夜までしっかり縒られた3plyのPashminaを編んでしまっていたから??
ちなみに玉巻きのとき、毎回調子良くクルクルしていたら、玉巻き機のギア部分に糸が噛み込んでしまい、外すのに一苦労しました。Kelpのとき一度だけ、糸を切らなきゃならないほど修復不能に。がっくし。
Tosh Merino Lightはホワホワな糸で、かつ1カセ384mもあるので、玉が大きくなってしまうんですよね。
それで、糸が玉の上から滑って緩んでギアに絡まってしまうようです。
それと、経験上、かせくり機に糸をピンと張ってから巻き始めるとキチンとしっかりした玉が出来るのですが、カセがゆるくかかっていると玉がユルユルになってギアに絡まりやすくなります。
でも、ピエロさんのクーポンを利用して購入した私のかせくり機の径は、最大限に開いてもTosh Merino Lightのカセをピンと張らせることができないんですよね。
カセの輪が大きいものはTosh Merino Lightに限らず、ユルユルな玉になりがちです。
サザエさん方式でマスオさん(夫)の腕を借りるのが一番なのかな。